こんにちは。今年も残り僅かですね。結局12月いっぱいまでお仕事で駆け抜けていくことになりそうです。さて、今日のテーマは「地方での経営コンサル稼業の現実」について。
みなさま、コンサルティングと聞いてどんなイメージをもちますか?なんとなく怪しい?何をやってるか分からない?頭がよさそう?いろんなイメージがありますよね。
でも、実際コンサル業の人たちがどうやって稼いでいるのか気になりませんか?特に、情報商材を販売したり,youtuber的なポジションのコンサルの人たちではない人たちって意外にその実像が分からなかったりします。
では実際、地方でのコンサル稼業はどんな感じなんでしょう?私は実際個人事業主として独立してから様々な経験をさせていただきました。その実体験を踏まえて簡単に述べさせていただきます。
なぜ、この記事を書くかというと、コンサルタントへの過度な期待を寄せてトラブルや経営や事業への効果へのマイナスや損失が大きくなることなることを減らしたいからです。経営コンサルタントはいわゆるスーパーマンではありません。当然ですが、魔法使いでもないため、売上が少ない店舗をV字回復させるという芸当は実はできないことが多いのです。
では、地方のコンサルは何をしているのか?それはコンサルを幾つかの種類で分けると見えてきます。
大まかに分けるとコンサルの種類はこんな感じですね。
①士業系コンサル
<概要>税理士、行政書士、司法書士、社労士などの資格をお持ちの方がコンサルを名乗るパターン。
<主な得意分野>創業、経営計画作成、登記、税務、人事労務など
②公的機関系コンサル
<概要>市、県、商工団体などの起業、経営改善関連の業務に携わっている方々がコンサルを名乗るパターン。
<主な得意分野>各種ネットワーキング、経営計画作成、資金繰り、融資支援、補助金申請など
③ブログ&SNS系個人コンサル
<概要>主として自身のブログやSNSを通して営業活動をしている個人がコンサルを名乗るパターン
<得意分野>情報発信支援、イメージ戦略など
④金融機関系コンサル
<概要>金融機関で勤務していらっしゃった方々が退職後にコンサルを名乗るパターン。
<得意分野>資金繰り支援、経営計画作成、融資支援、登記、財務、など
⑤情報発信系コンサル
<概要>WEB業界やシステム業界にいた方がコンサルを名乗るパターン。
<得意分野>情報発信、業務のIT化
⑥その他独立系コンサル
<概要>①〜⑤どれも当てはまらない方がコンサルを名乗るパターン。
<得意分野>人それぞれ。
どうでしょう?一口にコンサルといっても単純に括ることができないことがわかりますよね?
これからコンサルに相談してみようと思っているかたは、各コンサルの特徴をしっかり把握して、自分自身の業務課題の解決に繋がりそうな人に相談するようにしましょう。
ちなみに、売上アップや新規事業、営業支援、顧客獲得、事業戦略などを専門分野にしているコンサルは実は地方ではとても少ないのです〜 ただ、実際、経営者さまがこのご時世で、コンサルに望むことはそういった事業の強化といった攻めのテーマが多いんですよね。もし、そういった攻めの分野に精通したコンサルを探す場合は、信頼できる経営者仲間や金融機関さんに相談してみることをお勧めします。一人くらいは教えてくれると思うので。以上です。