こんにちは。5月も来週で終わり。
今日は秋田駅前で東北絆祭りが開催されているようだ。東北のお祭りが大集合するイベント。
東北県人、特に秋田県は本当にお祭り好きだなぁ。コロナで停滞した人心が少しでも晴れるといいですね。
さて、先日も岩手県へ仕事で行ってまいりました。店舗の開店に向けたコンサルティングなので毎週通っています。
そんな中、支援先の社長さんとゆっくり雑談する時間ができました。
その会話の中で、素晴らしい!と思った点があったのでご紹介。
コロナ以降は、どの小規模事業者様もとても厳しい環境に置かれています。
売り上げ減少・資金繰りどれをとっても悩みがつきません。
当然、そうした厳しい環境の中でも社長さんたちは自分の会社を守っていかなければならない。
正解があるわけではなく、誰か答えを持っているわけでもない。
今回、支援に行った社長さんもそんな思いを抱えていたそうです。
では、その社長さんがどうしたか?コロナ禍の業績悪化の結果、
東京の大手経営コンサルティング会社と契約したのです。私も知っているくらい有名な会社さん。
毎月、多い時は毎週、テレビ会議システムを使って打ち合わせをしているそうな。
社長はこうおっしゃってました。
「しかし、東京のコンサルティング会社ってのはすごいな。朝から夜中まで仕事をしている。資料も細かく作っている。私が知らない分析の仕方や数値目標の作り方がどんどん出てくる。大したもんだな。」
私はこの言葉を聞いて、僭越ながらとてもすばらしいと思いました。
こちらの社長だって、海千山千越えてきた猛者です。経営ガイドブックやセミナーには書いてない経験を生身で
されてきたことが容易にわかる。それでも、それでも、勉強を続けています。多分70歳は過ぎてるんだよな。
きっと、この社長さんはどんどん「世界」が広がっていくのでしょう。
その人それぞれの「世界」は、その人が知っていること、その人が体験していることでできあがっています。
知らなかったことがわかるようになるということは「世界」が広がるのです。
同時に「世界」を知ることは、いい意味で謙虚な気持ちになるのです。
そのためには、大人になっても自分の専門分野、仕事分野に関する勉強は続けたほうがいい。
勉強をすればするほど、自分の専門分野の奥深さを知ることになるのですから。
まさか、普段お金をいただいているのに自分の仕事分野を勉強していないなんてことにはなってないですか?
それでお客様からお金をいただいているのだとしたら。。。こわいですね。
もし、あなたが仕事や事業で行き詰まりを感じている、または収入や売り上げが伸びないと悩んでいる場合は
自分の専門分野の勉強を必死にやった方がいいでしょう。勉強する参考書やガイドブックはなんでもいい。
図書館で借りてもいいし、アマゾンで安い中古本も購入できる時代。
昔よりもずっと学習環境は整っていますからね。
「世界」を変えるには、「仕事」を楽しくするには、勉強しましょう。
楽しく、真剣に勉強しましょう。それは銀行口座には残りませんが、無形の資産として将来何十倍にもなって
自分に還ってきます。騙されたと思って、やってみたらその成果にびっくりするでしょう。まずは3年。
神頼みもいいですが、たまには勉強もいいですよ笑
私もずっと勉強の御身分。一緒にみなさんがんばりましょう。