[経営者必見]行き詰まったら攻めずに、責めずに整える〜コロナ禍で光る「一倉定の環境整備」

みなさんこんにちは。吉野です。予想通り時間が経つのが早かった6月。世間も少しずつ、少しずつですが、コロナ禍からの脱却へ向けて世間も会社も動き始めているような印象をおぼえます。秋田の夏祭りも今年は再開するところが多いようです。人を受け入れることによって観光客も増え、感染がまた爆発しないか?と不安になる方もたくさんいるとは思いますが、まるで霧がかかったようなここ数年のコロナ禍の日々をお祭りの力で少しでも晴らしてくれますようにと、私は思うのです。久しぶりに思い出がたくさんできる「夏」が蘇りますように。。。(余談:私の地元、秋田市新屋の花火大会も再開するようです。楽しみだのう。)

さて、本題へ。少しずつコロナ禍の終わりに進んでいる気はしますが、この不景気からの回復は依然として不透明。コロナ禍対策としての”ゼロゼロ融資”の返済も始まる会社さんも増えてきています。私のところにも資金繰りに関する相談がとても多くなってきました。不安を煽るわけではないのですが、コロナ禍と所得向上が伴わない物価上昇が重なっている2022年は非常にきびしい景況感だと感じます。値上がりのピークは夏以降も続き秋に一段高になる見通しですし、この先倒産件数や経営破綻は全国で増加していくことは間違いないでしょう。

では、こうした厳しい景況感の中で小規模事業主や中小企業者が生き残るためにはどうすればよいのでしょうか?コスト削減、売り上げアップはどちらも大事ですが、実は私はこれだけでは生き残りは難しいと考えています。もちろん、やらないよりはマシですが、限界があります。ではどうするのがよいのでしょうか?一言で言うと「整える」ことだと私は感じています。会社は当然ですが、経営者の心も整える必要があります。経営者が不安や悲観を抱えた状態では事業もうまくいきません。散らかった事務所、部屋、どこから借入をしているかわからない状態も避けた方がいい。散らかった状態は散らかった状態を生むだけです。これはスピリチュアルな話ではありません。いわゆる物理学のエントロピーの法則に基づいています。「物事は放っておくと乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはない」という話です。つまり、赤字や経営難を放っておいても戻らんということ。

ちなみに、この「整える」ことと経営を見事に繋げた先駆者がいらっしゃいました。その名は一倉定先生。”日本のドラッカー””社長の教祖”とも呼ばれた伝説の経営コンサルタント。その一倉さんが大事にしていたのが「環境整備」という考え方でした。

環境整備とは、規律・清潔・整頓・安全・衛生の5つを行うことである。多くの人々は、環境整備について、知っているようで、その実よく知らない。大切なことだから、やらなければいけないと思いながら、なかなか積極的に実施しようとはしない。環境整備をテーマにした論文やセミナーなど皆無に近い。環境整備に対する認識も関心もうすいのである。私にいわせたら、これほど奇妙な現象はない。

一倉定の社長学第9巻『新・社長の姿勢』より

(環境整備は)私の考え方まで変えてしまった。これを徹底すると、人間まで変えてしまう。そこにあるのは、“人間革命”ともいえるものである。「塵(ちり)を払わん、垢(あか)を除かん」──この言葉は、ひとつとしてものを覚えられない“シュリハンドク”」に、お釈迦様がお与えになった言葉である。彼は、この言葉をくり返しながら、黙々として掃除をすることによって、誰にも負けない「悟り」を得ることができた。掃除をしているうちに、心の塵、心の垢を取り去ることができたのである。

一倉定の社長学第10巻『経営の思いがけないコツ』より

規律・清潔・整頓・安全・衛生の5つを行うことが環境整備。さらにわかりやすくいうと”ちゃんとする”ことですね。ちなみに、一倉先生の持論として、「環境整備をやれば売り上げが上がる」というのがあります。本当にそんなうまくいくのか?と思ったそこのあなた笑 本当なんです。実際、一倉さんは生涯で5000社以上の赤字企業を再建したそうな。。。

もし、あなたが赤字または資金繰りで悩んでいる場合は環境を整えることから始めませんか?一緒に整理整頓しましょう。心も経営状態も。経営者の思考が整理されれば会社は変わります。全ての原因は社長ですから。一倉先生の名言を載せて結びとします。お読みいただきありがとうございました。

外部環境のせいにするな、すべては経営者の責任だ。

一倉定

事業経営の成否は、99%社長で決まる。

一倉定

捨て去る事こそ革新の第一歩。

一倉定

バタバタせずに毎日を「乗りこなす」にはどうすればいいか?ポイントはバックキャスト志向!

こんにちは。6月18日(土)の静かな時間帯、ゆっくりブログを書いています。時間が経つのはあっという間。2022年の上半期ももうすぐ終わり、いよいよ下半期に!体感的には毎月12月のクライマックスのような慌ただしい勢いで過ぎていっています。来週、6月21日(火)は夏至。1年で1番日が昼が長い日でしたっけ?夏が始まりますね。ちなみに、夏至は西洋占星術ではこのように定義されています。

春分図、夏至図、秋分図、冬至図といった「四季図」は、特定の個人の資質ではなく、「日本という国の情勢、国を取り巻くムード」をあらわします。(ホロスコープの場所を東京で計算した場合)

https://sup.andyou.jp/hoshi/summer_solstice_2022/

私は占いを完全に信じているわけではないのですが、日常生活ではある程度目安にしています。要するに、夏至の時点での雰囲気が今後の日本の情勢を表している可能性があるそう。夏至のとき、自分が感じたことが今後半年のムードを左右することもあるかもしれませんね😊

さて、あっという間に時が過ぎていく(そう感じているだけかもしれませんが)令和時代。慌ただしく、バタバタするよりは日々目的を持って、目標に進んでいくように過ごしたいものです。では、どうすればよいのでしょうか?いろんな考え方がありますが、フォーキャストではなくバックキャスト志向で過ごすことが肝心。見慣れない単語が2つ。フォーキャスト、バックキャストそれぞれの意味を調べてみましょう。

バックキャスト、またはバックキャスティングとは、ある事柄において、目標となる未来を定めた上で、そこを起点に現在を振り返り、今何をすべきか考える未来起点の発想法である。対になる言葉をフォーキャストというが、例えば「ウェザーフォーキャスト=天気予報:過去のデータや実績などから天気を予測する」などを考えると、過去+現在起点なのか、それとも未来起点なのかという視点がわかりやすいかもしれない。

https://adv.asahi.com/keyword/11962344

過去のデータや実績からゴールを予測し進んでいくのがフォーキャスト、ゴールをイメージし未来から現在に進んでいくのがバックキャスト。わかりやすく例をあげましょう。例えば、就職活動の際、こうやって決めいくのがフォーキャスト。株式会社Aは20代は年収400万円、30代は年収500万円、40代は600万円。。。。20代で結婚して、30代でマイホームを買って、40代では子供と楽しく過ごして・・・よし!株式会社Aに決めよう。

他方、バックキャストはこんな感じ。株式会社Aは40代で600万円。でも、40代では年収700万円欲しいからなぁ。そうなると仕事で成果をあげる必要があるからなぁ。入社してから仕事で成果をあげるためにはどうしたらよいかな?営業活動で成果をあげよう。そうすれば大丈夫・・・・よし!がんばろう!

なんとなく伝わったでしょうか?過去と現在と未来はそんな変わらず、今現在と誤差はあれどおおよそ予想通りに進んていくという姿勢がフォーキャスト的な志向と言ってもいいですね。それに対して、未来は過去の積み上げとは必ずしも限らない。未来から今現在を眺めて未来に向かっていこうという姿勢がバックキャスト。

要するに視点が異なるわけです。では、なぜ、令和時代の今はバックキャスト志向の方が大事だと私は考えているのでしょうか?理由は以下の通りです。

  • 予測が困難な時代に突入しており、過去の積み上げ思考があまり役に立たない
  • 身の回りの情報量が爆発的に増え、現在の状況から未来をイメージすること日常的に難しくなった。
  • 収束の兆しがないパンデミック、物価高、など現在の状況からポジティブな未来を想像しづらくなった。

つまり、現在の積み上げ方式では幸せな将来が見えづらくなっているのです。しかも、日常生活はどんどん慌ただしくなる一方、デジタル技術だけが過剰に発達しているのでメッセージをやり取りする量だけはどんどん増えているので感情的なトラブルなどにも巻き込まれやすくなっていますね。それはバタバタするはずです。

最近、バタバタして全然将来のことを考える余裕がないという人は、落ち着いて、制約を取っ払って、手帳やカレンダーを見ながら、自分はどんな未来を作りたいか?集中して考える時間を取るようにしましょう😊これが意外と難しい笑 でも、結局は慣れです。少しずつでも良いのでコピー用紙の裏や手帳に自分の未来を描きましょう。そして、そこに向かっていくには今何をやれば良いか整理をしてみるのです。整理したらあとはやるだけ!集中してやるだけ😄 最初はうまくいかなくても落ち込むことはありません。バックキャストを最初からできる人はほとんどいません。トレーニングあるのみ。

みなさんに明るい未来が来ることを願っています。私もがんばります😄 それでは良い週末を♪

「麹のある生活〜醤(ひしお)を作り、歴史を感じる。feat.備前長船名湯味噌本舗@岡山県」

こんにちは。今日は皆さんいかがお過ごしですか?私は休みの日は料理(クッキング)をすることが多いです。和食はあまり得意ではないので、イタリアンや中華などを気の向くままに作っています。一種のストレス解消も兼ねています。

さて、そんな私のクッキングですがトレンドが入れ替わります。トレンドといってもそんな大袈裟なものではありません。”しょっぱい調味料を使おう、山椒を使おう、塩豚肉を使おう”などざっくりしたものです。そんな中、最近のトレンドはズバリ発酵食品。味噌は某秋田県南部にある老舗味噌屋さんの力を借りて、自家製のなんちゃって味噌を去年から作っています。これが結構美味しくて。なので、2022年はもっと麹の世界に浸かろうと思っていまして。。。

現在進行中の発酵食品づくりはズバリ醤(ひしお)!ご存知ですか?紀元前からあったとされる調味料で、お醤油のルーツとされています。日本史に本格的に登場し始めるのは奈良・平安時代から。以下、キッコーマンさんのサイトからの引用です。

奈良時代に制定された『養老令』(757(天平宝字元)年)によると、宮廷の料理を司る大膳職(だいぜんしき)で醤がつくられ、主醤(ひしおのつかさ)という役人が置かれていました。平安時代に入ると、「供御醤(くごびしお)」など、数種の醤とともに「滓醤(かすびしお)」「醤滓(ひしおかす)」の記述が登場します。これは醤が液状の調味料であったことを示しています。

https://www.kikkoman.co.jp/soyworld/subete/history.html

宮廷料理にも登場していた醤(ひしお)。お上品な調味料であったのでしょうかね?どんな味がするのでしょうか?早速興味をもった私は検索活動へ!なかなか売ってない代物なので自分で作るしかない😊 結果、岡山県の備前長船名刀味噌本舗というところでひしお作りのもとをGETできることがわかりました。ちなみに、サイトと商品はこんな感じ。

▼名刀味噌本舗

発酵の奥深さに魅せられた 真面目なこうじ屋 名刀味噌本舗は岡山県瀬戸内市備前長船にある味噌屋です。初代が醤油技師だった経験を生かして、昭和29年に『こうじ高原』を創業。日々、発酵と向き合いながら、乾燥こうじをはじめ、無添加のあま酒や味噌などを製造しています。URL:http://www.meitoumiso.com

▼ひしおのはな

ひしおは味噌や醤油のルーツといわれる伝統食品。いつでも気軽に手作りのひしおが楽しめます。そのままでも、調味料としても大活躍。発酵生活を始めるのに一番簡単なひしお、夏場だと約2週間で出来上がり、生きた酵素、乳酸菌、酵母を食生活に取り入れることができます。名刀味噌本舗の1番人気商品名刀味噌本舗ホームページで、お買い上げのお客様には「つくり方パンフレット」をプレゼントいたします。URL:https://meitoumiso.ocnk.net/product/15

早速注文して現在進行形で醤作りに勤しんでいます。特に難しいわけではありません。基本はほったらかしで毎日かき混ぜるといった感じですね。ちなみに現在の我が家の醤はこんな感じ。

醤絶賛発酵中!!

あと1週間くらいでできるのかな?興味ある方はお裾分けしますのでお気軽にお声掛けください笑 さて、本当に今は忙しく慌ただしい世の中です。世の中の流れはどんどんデジタルへ。そして、5Gへ。結構疲れますよね。そんな時はぜひ発酵食品をこそっと作ってみましょう。昔の日本人はこうやって作っていたんだなぁ。とか、昔の人と同じ味のものを今食べているんだなぁとかプチタイムトラベルができます。歴史とのつながりを感じることができれば生活がきっと豊になりますね😊 発酵食品を食べて元気に6月も乗り越えましょう♪

未来自由ノオト〜Web3がつくる近未来の風景=デジタル創生紀の時代のSTART〜

みなさん、こんにちは。6月11日、今日は傘の日。傘っていつ頃使われているかご存知ですか?なんと、今から4000年前の昔から使われていた記録が残っています。ロングヒットどころの話じゃない😀そう考えると感慨深いですね。傘大事に使いましょう。私は最近居酒屋に置き忘れてなくたけど😭

ちなみに日本で有名な傘の産地は岐阜県。CASAというお店が有名(https://wagasa.shop)。オシャレ^ ^

さて、閑話休題。みなさんは「Web3.0」という言葉を聞いたことがありますか?先日の前澤友作さんのtwtitterでも話題になっています。気になってWeb3.0の意味を調べてみました。以下、wikipediaより。

Web3(ウェブスリー)、またはweb3とは、パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念である。この言葉は2014年に暗号通貨イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって作られたもので、このアイデアは2020年と2021年に暗号通貨に熱狂する者や大型IT企業、ベンチャーキャピタルから関心を集めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Web3

分かったようで分からない説明😊 でも、ポイントは明確ですね「パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念」がWeb3を指します。そして、一番大事なのは”パブリック型”という考え方にある。ここを深掘りしていきましょう。

なぜ、パブリック型に注目するのか?それは今のWebサービスと比較すれば簡単に理解できます。例えば、今流行りに流行っているyoutubeやInstagramなどのWEBサービス。最終的な利益はどこに集まるのでしょうか?最終的にはGAFAなどサービスを運営しているテック系企業に集まります。もちろん、一部インフルエンサーやyoutuberに還元はありますが、企業収益と比べると微々たるものでしょう。

つまり、今までのWebサービスは特定の企業&創業者に利益をもたらしていました。特定の個々人にのみに利益が還元されるという意味合いできわめてプライベートなあり方と言えますね。

対して、Web3の世界では、サービスもサービスから発生する利益についても、個々人に属するようになるのです。そうした意味での”パブリック”なのです。

ちなみにWeb3のサービスに属するサービスはこんな感じです。

  • ブロックチェーン
  • 仮想通貨
  • NFT(非代替性トークン)
  • メタバース(3次元の仮想空間やそのサービス)
  • DeFi(分散型金融)
  • DAO(分散型自律組織)

横文字ばっかり!このブログはテック系の解説ブログではないので、全てのサービスを細かく説明することはしません。というかできない。もし、気になる方は”Web3”で検索してテック系のブログなどを見てみてください。

さて、そんなWeb3のサービスですが、1つ気になるワードがありました。DAO(分散型自律組織)。この概念はWeb3という世界観にとどまらず、今後の日本や世界の未来を考える上でとても大切なキーワードだと感じています。ポイントは分散と自律。DAO(分散型自律組織)の特徴は以下のように述べられています。

  • 中央集権的な管理者がいない
  • 民主的な組織運営ができる
  • 国籍や性別に関係なく誰でも参加することができる

どういうことなのでしょうか?例えば、今までは株式会社AやA県という大きな組織が社会の中心でした。ある意味国家という概念も大きな組織の1つですね。大きな組織にはトップがいます、そして、組織の中ではいわゆる”偉い人”が権力を握っていました。従業員と役員は平等ではありません。良し悪しの話ではなく、実際そうですね。大きな組織や枠組みとそこで権力を持つ人たちを中心に世界はまわっていました。

ただし、そこで働く人たちは不幸せだったかというとそうとは言い切れない。組織の命令を守っていて、一定のルールを守っていれば枠組みの外にはみ出すことはなく生活の保証は給与や保険という形でされていたからです。しかし、時代は大きく変わろうとしています。まさに今、他律的な生き方が中心の時代が終わろうとしているのです。中央銀行が無限にお金を刷れば国家運営は破綻せず維持可能という現代金融の考え方もある意味他律的。

次なる時代は自主自律の時代です。そうした新しい時代の生き方を促す受け皿がDAO(分散型自律組織)という考え方なのではないか?と私は感じています。大きな組織の時代が終わりを告げようとしている今、結果何が起きるか?全てが静かに解体され、そして再生される時代が始まります。国、通貨、国民、国会、自治体、会社などなど、今まで大きな役割を果たしてきた大きな枠組み自体が静かに解体されはじめます。そして、それをWeb3というテクノロジーを活用して、デジタル空間を中心に再び産み出していく時代がはじまります(いや、そんな気がするだけ)

Web3のDAOを活用すればデジタル国民、デジタル村民として国政・市政に参加することも可能です。実際、新潟県の旧山古志村ではそうした取り組みが始まっています。

新潟県・旧山古志村「集落存亡」をかけた挑戦——NFTで財源確保、デジタル村民総選挙

https://www.businessinsider.jp/post-251703

国家も国民も通貨もWeb3があればつくりだすことができる時代。すごいですね!自律した個人が集まればなんでもできる時代がいよいよはじまりそうです。あなたはWeb3でどんなコミュニティをつくりたいですか?どんなデジタル国家をつくりたいですか?個人個人に今まさにそれが問われている時代だとヒシヒシと感じます。

個人の経験やスキルをデジタル空間で自由に持ち込んで世界中の人たちと未来を作っていく。「こいつと組んだら楽しいだろうなぁ」とか思ってもらって今まであった事もない人たちと未来を作っていく。そんな未来が広がっていくんでしょうね。ここ5年くらいで。私も新時代に取り残されないため毎日元気に過ごしていこうと思います。みなさんはどうですか?一緒にがんばりましょうね。

小鳥博士の生き方が魅力的〜ポスト金融資本主義時代の生き方

こんにちは。週末はたいてい家で過ごします。やることを決めて、それを淡々とこなす。月曜日から金曜日でできなかったことをやったり、掃除をしたり、勉強したり、iphoneのリマインダーをフル活用しています。

それでも時間が余ったらネットサーフィン(最近は死語?)。ビジネス系の記事をまとめ読みしたり、飲んでみたい日本酒やワインを探したり。。。今日はビジネス系サイトを散歩していました。その中で、とてもおもしろ記事があったのでご紹介します。

PRESIDENT.Onlineに掲載されている記事、タイトルはこんな感じ。

東大の助教を辞め、5年任期の教員に…シジュウカラにすべてを捧げる「小鳥博士」の壮大すぎる野望

https://president.jp/articles/-/57657?page=8

この人はどんな人かというと京都大学白眉センターにお勤めの鈴木俊貴さん。あの可愛らしい小鳥、シジュウカラの研究者。研究内容はというと「シジュウカラの鳴き声の研究」。研究の結果、シジュウカラがなんと「言葉を話すこと」を突き止めたのです。鳥の言葉を発見した研究者、かっこいい!しかも、これは世界初の偉業。今年8月にスウェーデンで開催される動物行動学の学会では、基調講演を担当。研究結果をもとに「動物言語学」の創設を提言するという話も記事に書かれていました。

詳しい内容はぜひPRESIDENT.Onlineをぜひみて見てください。とても面白いですよ。では、なぜこの記事を取り上げたかというと、「これからの仕事のスタイル」が鈴木さんの言葉からなんとなくイメージできたからです。

収入の多い少ない、安定、世間体、仕事を選ぶ基準は人それぞれですが、ここ10年くらいはどうも金融資本主義的な考えが主流になっている気がします。「収入多い=偉い、すごい」という発想。いい悪いは別として仕事の価値を収入だけで判断するのは無理がありますよね。徐々に起業する人たちは増えてきましたが、それとこれとは別。向こう50年くらいは金融主義的な生き方を見直す時間となりそうです。だって、なんか疲れるでしょう😀

さて、では気になる鈴木さんのインタビュー!早速見てみましょう。鈴木さんは東京大学教養学部の助教授であった時期もありますが、今は5年の任期付きの京都大学生態学センターの機関研究員として働いています。そうした働き方に関するインタビュー箇所。以下、引用します。

周囲からは「東大の先生になって辞めるやつはいないぞ」と何度も言われたという。しかし、5年の任期ながら自由に研究ができる今の立場になんの不満も感じていない。「僕は本に書いてあることから仮説をひねり出すんじゃなくて、観察から見つけていくから、ネタが尽きないんです。ひとつの言葉がわかるだけで発見があって、論文にするとまた発見がある。そうやって、どんどん新しい疑問が湧いてくるんですよ。だから、職業的な安定よりも研究を進めるためにベストの道を選ぼうと思ったんですよね」

出典:https://president.jp/articles/-/57657?page=7

職業的な安定よりも研究を進めるためにベストな道を選ぶ鈴木さん!かっこいい!こういう人から学ぶ生物の授業や小鳥の授業は楽しそうですね。私も苦手な生物が好きなっていたかもしれない😎

また、休日に何をするかというと質問に対してはこんな言葉を残しています。

著名な芸能人と一緒にテレビに出るようになった今も、軽井沢では格安のゲストハウスが定宿。朝はシジュウカラのさえずりで目覚め、夢にはシジュウカラの鳴き声の波形が出てくる。寝ても覚めてもシジュウカラに囲まれた生活だ。息抜きする時は、なにをしているんですか? と尋ねたら、間髪入れず、こう答えた。「公園に行ってシジュウカラを見る!」

出典:https://president.jp/articles/-/57657?page=8

やばい!シジュウカラ愛に満ち溢れる発言!大谷くん的な、いやいや言わば熟練の寿司職人のような佇まい。大好きなシジュウカラに囲まれていることが楽しくて幸せなのでしょう。

いかがでしょうか?好きなことにまっすぐな人って魅力的ですね。では、鈴木さんを魅力的と判断する材料として、収入の多さをベースにして判断したかというと実は判断していないんですよね。実際、鈴木さんの年収は知らない。というかそんなことは気にもしない。

幸せそうに、楽しそうに、そして、プロとしての誇りを持っている人だなぁととても魅力を感じます。鈴木さんからシジュウカラの話を聴けるんであれば私はチケット喜んで買いますよ。

損得勘定で意思決定をせずに自分のやりたいこと、挑戦したいことにまっすぐな人は輝いています。輝いている人には人もお金も結果的に集まる。結果的な話なので当の本人はあまり気にしないでしょうが。大谷くんとか自分の年俸を気にするようには見えない。年俸はあくまで結果ですからね。

収入の多さや安定性を求めて必死にがむしゃらに生きることは否定しませんが、今、世の中がどん詰まりな今、求められているのは鈴木さんのような生き方なのではないでしょうか?お金を得るためだけに職業選択するのではないのです。お金はあくまで結果。自分のやりたいことをやるってめっちゃ幸せ〜って結果お金が発生する、そっちの順番だと思いますよ。個人的に。

ましてや、このインフレ&金融緩和終了期ではお金の価値はどんどん目減りしていくことが簡単に予測できます。どんどん目減りしていくお金。。。。これに人生を賭けるとなると疲れますね。だって、どんなに稼いでも減ってくんだもん😀

それよりも好きなこと、幸せなことを思いっきりやった方がいいですなぁ😊 そういう人がこれからの時代のスタンダードになっていくのではないでしょうか?自分が輝けばきっと金融資本主義が終焉しても幸せに生きられますよ。私も毎日笑顔でがんばります。お読みいただきありがとうござました。

インフレ、食糧危機、こんな時代でも健やかに生きるコツ

こんにちは。昨日から6月です。6月は梅雨の時期なので嫌いな人も多い。

しかし、わたしは梅雨が好き。湿気で肌が潤って心地よい!気がする。

無料でミストサウナに入浴できる!ような湿気感はわるくない😊

植物にとっても潤い補給の時期にもなる梅雨、夏の暑さの前にはやはり必要な道のりなのでしょう。

みなさんも梅雨を楽しみながら”2022年上半期の結び月”を乗り越えましょう。

さて、そんな中、世間を眺めているといつの間にかコロナの話題は消え、ウクライナ危機の報道も減少ぎみに。

では代わりになんのニュースが増えたか?いろんな意見がありますが、そのうちの1つは”値上げラッシュ”。

食料も電気代もガス代も建材も現在、世界ではもちろん日本でも値上げラッシュが続いています。

食品値上げ、年1万品目突破も 6月以降、規模が拡大

この夏の食品値上げが春を超える規模で進む見通しだ。食品メーカーは6月1日以降も続々と値上げを実施。今後2カ月間に3000品目超の値上げが予定され、今年は累計1万品目を突破する公算が大きい。購買意欲の減退を招きかねず、消費者と直接向き合う小売業界は、対策に頭を悩ませる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022053000890&g=eco

出典:JIJI.COM 2022年5月31日付 

値段が上がっているのは玉ねぎだけではなかったかぁ!記事には6月以降の値上げにも触れられています。

なので、値上げのピークはまだまだ続きそう。

そして、並行して叫ばれているのは「世界の食糧危機」。その原因としてはロシアのウクライナ侵攻が1つ。

なぜかというと、農作物を作る際に使用するロシア産の窒素肥料や農薬が欧米の経済制裁で出回らなくなったからと

言われています。当然、日本はもちろん世界中で影響が出ています。

他にも不安を煽る記事は日々どんどん増殖しています。もううんざりだよ😩という声が聞こえてきそう。

でも、世界は続きますし、生活も続きますし、私やあなたの人生も続いていきます。

どうしたらよいか? ネガティブ倍々増殖な雰囲気の”現代”でも健やかに生きるにはどうしたらよいか?

いくつか私が心がけていることをお話しします。効果は未知数!(東京ダイナマイトリスペクト)

まぁ、でも、わたし元気だから。少しは役に立つ!かも〜?

コツ1:早く寝る

1つ目のコツはこれ!早く寝る。電気代も上がるし、夜起きててもあまりいいことはありません。

ましてやyoutubeをダラダラ見たり、インスタを見たり、ゲームをやったり。。。それがダメとは言いませんが、

頭も体も疲れ気味な夜はなるべく早く寝たほうがいいですよ。目標は21時30分頃就寝!

スマホの電源も切って寝ちゃおう。意外と疲れには効きますよ。

ちなみに私は夜20時以降はSNSもLINEもしません。元気です。

コツ2:フロー型情報から距離を置く

2つ目のコツ。フロー型情報から距離を置く。フロー型情報とは何か?SNSのツイッター,

インスタグラム,youtube,Amazon Prime,みたいなメディアを指します。要するにですね,

放っておいたらどんどん画面に情報が増えてきて「クリックしてね」とアピールするメディアを指します。

広い意味ではスマートフォンも指します。

なぜ、距離を置いた方が良いかというとヒト本来のリズムを取り戻すためです。

テクノロジーは進歩して情報も爆発的に増えましたが、ヒトが情報を処理する速度は実はあまり変わっていません。

処理速度が早くないコンピューターに大量の情報を処理させようとするとどうなるか?フリーズします笑 

ヒトも同じ。フリーズするとやる気が起きなくなる。なので、フロー型情報からは距離を置きましょう。

それよりも頭に浮かぶこと、目に入ったものなどアナログな情報を処理していくようにしましょう。

リズムが戻ると自己肯定感が高まり、元気が出始めます。

コツ3:集中する時間を意図的に作る

3つ目はわかりやすい。集中力を鍛えようって話。なんでもいいです。物書きをするでも、料理をするでも、運動を

するでも・・・ 余計なことを考えてしまう状態はどういう状態を指すかというと集中し切れてない状態を指します

。自分の人生に集中できていないとどうなるか?周りが気になります。ニュースが気になります。過去が未来が気に

なります。でも、それってどうにかなるか?気にすると幸せになるか?多分、幸せには繋がらない。だから、自分の

人生に趣味に集中する時間を大切にしましょう。集中している人は周りが良い意味で気になりません。インフレが

このまま進んでも人生に集中する人は集中できてます。大谷選手とか。多分そうでしょう。インフレでも野球一生

懸命やりますよ、練習いっぱいしますよ。

いかがでしたか?興味を持った方はぜひ試してみてください。

これからはますます景況感が厳しくなり、金融危機なども起こりうる激動の時代に入っていきます。すでに入って

いるのですがね。とはいえ、そんな中でも元気に健やかに生きることはできるはず。

みなさん一緒にがんばりましょう。