みなさん、こんにちは。6月11日、今日は傘の日。傘っていつ頃使われているかご存知ですか?なんと、今から4000年前の昔から使われていた記録が残っています。ロングヒットどころの話じゃない😀そう考えると感慨深いですね。傘大事に使いましょう。私は最近居酒屋に置き忘れてなくたけど😭
ちなみに日本で有名な傘の産地は岐阜県。CASAというお店が有名(https://wagasa.shop)。オシャレ^ ^
さて、閑話休題。みなさんは「Web3.0」という言葉を聞いたことがありますか?先日の前澤友作さんのtwtitterでも話題になっています。気になってWeb3.0の意味を調べてみました。以下、wikipediaより。
Web3(ウェブスリー)、またはweb3とは、パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念である。この言葉は2014年に暗号通貨のイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって作られたもので、このアイデアは2020年と2021年に暗号通貨に熱狂する者や大型IT企業、ベンチャーキャピタルから関心を集めた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Web3
分かったようで分からない説明😊 でも、ポイントは明確ですね「パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念」がWeb3を指します。そして、一番大事なのは”パブリック型”という考え方にある。ここを深掘りしていきましょう。
なぜ、パブリック型に注目するのか?それは今のWebサービスと比較すれば簡単に理解できます。例えば、今流行りに流行っているyoutubeやInstagramなどのWEBサービス。最終的な利益はどこに集まるのでしょうか?最終的にはGAFAなどサービスを運営しているテック系企業に集まります。もちろん、一部インフルエンサーやyoutuberに還元はありますが、企業収益と比べると微々たるものでしょう。
つまり、今までのWebサービスは特定の企業&創業者に利益をもたらしていました。特定の個々人にのみに利益が還元されるという意味合いできわめてプライベートなあり方と言えますね。
対して、Web3の世界では、サービスもサービスから発生する利益についても、個々人に属するようになるのです。そうした意味での”パブリック”なのです。
ちなみにWeb3のサービスに属するサービスはこんな感じです。
- ブロックチェーン
- 仮想通貨
- NFT(非代替性トークン)
- メタバース(3次元の仮想空間やそのサービス)
- DeFi(分散型金融)
- DAO(分散型自律組織)
横文字ばっかり!このブログはテック系の解説ブログではないので、全てのサービスを細かく説明することはしません。というかできない。もし、気になる方は”Web3”で検索してテック系のブログなどを見てみてください。
さて、そんなWeb3のサービスですが、1つ気になるワードがありました。DAO(分散型自律組織)。この概念はWeb3という世界観にとどまらず、今後の日本や世界の未来を考える上でとても大切なキーワードだと感じています。ポイントは分散と自律。DAO(分散型自律組織)の特徴は以下のように述べられています。
- 中央集権的な管理者がいない
- 民主的な組織運営ができる
- 国籍や性別に関係なく誰でも参加することができる
どういうことなのでしょうか?例えば、今までは株式会社AやA県という大きな組織が社会の中心でした。ある意味国家という概念も大きな組織の1つですね。大きな組織にはトップがいます、そして、組織の中ではいわゆる”偉い人”が権力を握っていました。従業員と役員は平等ではありません。良し悪しの話ではなく、実際そうですね。大きな組織や枠組みとそこで権力を持つ人たちを中心に世界はまわっていました。
ただし、そこで働く人たちは不幸せだったかというとそうとは言い切れない。組織の命令を守っていて、一定のルールを守っていれば枠組みの外にはみ出すことはなく生活の保証は給与や保険という形でされていたからです。しかし、時代は大きく変わろうとしています。まさに今、他律的な生き方が中心の時代が終わろうとしているのです。中央銀行が無限にお金を刷れば国家運営は破綻せず維持可能という現代金融の考え方もある意味他律的。
次なる時代は自主自律の時代です。そうした新しい時代の生き方を促す受け皿がDAO(分散型自律組織)という考え方なのではないか?と私は感じています。大きな組織の時代が終わりを告げようとしている今、結果何が起きるか?全てが静かに解体され、そして再生される時代が始まります。国、通貨、国民、国会、自治体、会社などなど、今まで大きな役割を果たしてきた大きな枠組み自体が静かに解体されはじめます。そして、それをWeb3というテクノロジーを活用して、デジタル空間を中心に再び産み出していく時代がはじまります(いや、そんな気がするだけ)
Web3のDAOを活用すればデジタル国民、デジタル村民として国政・市政に参加することも可能です。実際、新潟県の旧山古志村ではそうした取り組みが始まっています。
新潟県・旧山古志村「集落存亡」をかけた挑戦——NFTで財源確保、デジタル村民総選挙
https://www.businessinsider.jp/post-251703
国家も国民も通貨もWeb3があればつくりだすことができる時代。すごいですね!自律した個人が集まればなんでもできる時代がいよいよはじまりそうです。あなたはWeb3でどんなコミュニティをつくりたいですか?どんなデジタル国家をつくりたいですか?個人個人に今まさにそれが問われている時代だとヒシヒシと感じます。
個人の経験やスキルをデジタル空間で自由に持ち込んで世界中の人たちと未来を作っていく。「こいつと組んだら楽しいだろうなぁ」とか思ってもらって今まであった事もない人たちと未来を作っていく。そんな未来が広がっていくんでしょうね。ここ5年くらいで。私も新時代に取り残されないため毎日元気に過ごしていこうと思います。みなさんはどうですか?一緒にがんばりましょうね。