こんにちは。9月も終わりかけ。3連休最終日いかがお過ごしですか?私は書類作成をメインに仕事中心に過ごしています。最近は、活動の幅も広がり慌ただしく過ごしています。
忙しい時ほど自分の内面を見つめる静かな時間が大切。逆に暇な時は種まきだと思ってアクティブに動くが大切。あべこべな感じもするけど、世の中って大抵いい加減だからしょうがない。
さて、まずは宣伝!来月に迫ってきました秋田商工会議所さんのイベント。まだ空席がありますのでご興味ある方はぜひエントリーください。
では、本題へ。私は”経営”という1つの単語には異なる2つの領域が重なっている気がします。では2つの領域とは何か?私個人としては以下のように捉えています。
◆経営
①管理領域(税金、会計、融資、資金繰り、社保、雇用、経理、助成金、許認可等)
②事業領域(売上計画、マーケティング戦略、売り物、売り場、売値、売り方等)
だいたいこんな感じです。では、今、管理領域と事業領域どちらのテコ入れが必要な局面と言えるでしょうか?私、個人としては②の事業領域のテコ入れが必要な局面だと考えています。理由は非常に単純。この状況下(景況感イマイチ、先行き見えない、購買意欲低下)でも事業者は売上を立ててご商売を成り立たせていけないからです。
①の管理領域については、コロナのゼロゼロ融資含めて一服感があります。危機対策用の融資実行は結構行われ、お金そのものは世にたくさん放出されました。当面の運転資金が確保できた事業者様もきっと多いはず。では、これでOKか?そうではないですね。
当然のことながら管理領域だけに力を入れるだけでは経営は成り立ちません。事業領域、つまり人にモノやサービスを提供して、売上と利益を確保する必要があるのです。しかも、どんなに厳しいビジネス環境であれ。。。そうしないと廃業倒産への道に。
ただ、この事業領域へのテコ入れは一筋縄ではいきません。経営コンサルや現役の社長さんたちは百も承知の通り、売上拡大は難しいジャンルだからです。それでも取り組まないと未来はひらけない、そんな局面が2022年の空気感でしょう。(余談ですが、NYダウ平均30,000円切っていますが、底打ちの気配はありませんね。コロナが明けたら底打ちするか?微妙でしょう)
では、この事業領域にテコ入れして、自社を存続させるためにはどうしたらよいか?こういう時こそ基本に返りましょう。自社を存続させるためには確実に売上が必要です(家賃収入なども売上)。となると、売上を作ればオッケーなワケ。
ところで、みなさん、売上ってどっから来るんでしょう?ちょっと考えてみください。売上の成り立ちを知ることって意外にしているようでしていない方が多い。
答え出ました?正解というわけではないのですが、売上の源泉は「顧客」にあります。私は、秋田市に好きなお菓子屋さんで買い物を先日しました(秋田市泉のココ。枝豆オイルケーキがおすすめ)そしてお菓子を買いました。そうするとここのお菓子屋さんに売上が入るわけですね。当たり前ですが笑
だがこれって意外とピンとこない人が多い。例えば、自社の売り物がさも売上の源泉と錯覚している場合があります。これは違いますね。あくまで、お客さんがお店に足を運んでくれて(ネット通販でも同様)購入するその一連の流れ(トランザクション)が実は源泉なわけです。
つまり、売上に困っている場合はまずは「顧客」に戻りましょう。自社の顧客は誰なのか?その顧客はなぜ最近お店に来ないのか?どうすればお店に足を運んでくれるか?考えるのです。原因は1つではないかもしれません。顧客のニーズを察知する力は磨いても全く損はありません。
顧客が定まっていないという事業さんがたまにいますがこれはマズい。顧客を絞れていないので、顧客起点で考えることが難しく、どうしても自社の売り物に目がいってしまうからです。顧客が絞れていない=売上の源泉がどこか認識する力が弱い=売上アップの打ち手が見つかりにくい=事業継続力も弱いということ、覚えておきましょう。テストに出ますよ笑
売上というのは顧客志向の「結果」です。表向きは売上の源泉はいわゆる4P=売場、売り物、売り方、売値に見えますがあくまでそれは仮の姿。奥には顧客という存在がいらっしゃるのです。顧客のニーズを察知して初めて4Pの改善に手をつけれます。
さて、あなたの顧客は誰ですか?どんな悩みを持っている人で、どんな便益を求めてお店に店を運んでくださっているのですか?目先の売上に気を囚われず、時間をとってじっくりと考えてみましょう。お読みいただきありがとうございました。
追伸)
何もこうした考えは私の妄想ではありません。いい記事です。ご覧ください。明太子大好き。