昭和の巨匠・松本清張の仕事術〜令和一億総リスキリング社会を生き抜く知恵

こんばんわ。吉野です。始まりましたね、11月。この11月は楽しみが目白押し。11月、12月、1月は近現代史に残る怒涛の3ヶ月となるのでは?と方方からの情報で予想しています。まぁ、それはそれ。今年もあと少し、悔いのないように走り抜きましょう。

さて、みなさんは最近TV見てます?私は元々テレビは見ないタイプです。が、一部番組は録画して視聴しています。深夜バラエティとTBS系のドラマ、そしてNHKのドキュメンタリー。そして、どんどん番組が溜まっていく😊 在庫過剰はいかんぞ、吉野君(笑) 

最近は、自由時間が少なくボーっとテレビを見る時間もなかった。だがしかし!今日は、時間が夕方ありました!ラッキ〜♪ そこで見たのが私の好きな番組の1つ、「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」。ご存知ですか?NHKの番組で、偉人や先人たちの生き方から知恵を学ぶというなんとも素晴らしい番組だ。過去から学べることは世の中たくさんありますからね〜っと。ほいで、今回、私が見た回は昭和の大作家・松本清張でした。

松本清張と言えば、「黒革の手帖」「点と線」など今も映像化され続けている数多くの名作を生み出したまさに巨匠。昭和の香りを色濃く残した作家さんです。では、どういうテーマだったか?以下の通り。

「松本清張 人気作品を生み出し続ける仕事術」

初回放送日: 2022年8月2日

数々のベストセラーを生み出した作家・松本清張。生涯に残した作品の数は、1000以上。しかも、清張を一躍有名にした“社会派ミステリー”だけにとどまらず、昭和史のノンフィクションや、邪馬台国をテーマにした作品など、内容は多岐にわたる。清張は82歳でこの世を去るまで書き続けたが、なぜ清張は、さまざまな分野の、しかも膨大な量の作品を生み出すことができたのか。そこには、清張ならではの独特な仕事術があった。

https://www.nhk.jp/p/chieizu/ts/R6Z2J4WP1Z/episode/te/576KWPVRPM/

なぜ清張が膨大な作品を生涯生み出し続けてたかというと、ポイントは2つあったそうです。

・1つ、誰からも学び続ける姿勢を大切にしていたこと

・2つ、「交換作業」を通して知的好奇心を生涯持ち続けていたこと

私が注目したのは「交換作業」でした。この「交換作業」とは何か?清張は実は飽きっぽい性格らしく、1つの作品もある程度言いたいことを書き上げると興味・関心が次の作品へ移っていったようです。ただ、この特性を清張は上手に使って作品作りに生かしていました。どうやっていたかというと、歴史小説を描きながら現代小説を書くなど、異なる分野の執筆を変わるがわる進めていたのです。それを清張は「交換作業」と呼んでいました。膨大な作品を産み続けるためには好奇心が原動力となっていったでしょうが、それを維持するための工夫はこんなところにあったわけです。いい仕事してます!

さて、私は清張の「交換作業」と聞いて、昨今流行りのリスキリングにも通ずるところがあると思いました。以下、リスキリングの説明。

「リスキリング(Reskilling)」とは、職業能力の再開発、再教育のことを意味します。近年では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略において、新たに必要となる業務・職種に順応できるように、従業員がスキルや知識を再習得するという意味で使われることが増えています。2020年11月に日本経済団体連合会(経団連)が発表した。「新成長戦略」や、2021年から2022年にかけて経済産業省が開催している「デジタル時代の人材政策に関する検討会」においても、失われる雇用から新たに生まれる雇用へと円滑に労働力を移動できるよう、企業が従業員のリスキリングを推進することを奨励しています。

日本の人事部 https://jinjibu.jp/keyword/detl/1219/

つまり、就職して終わりではなくて、自身の能力を新たに学んだり訓練する機会を積極的に作ってくださいね。というハナシ。私もDXやpythonについて今年の夏から通常業務と並行して行っていますが、これがかなり大変😊 まじで😎 でもね、これからの時代はリスキリングは必須な訳です。人工知能の発展で知能革命が起きる時代ですからね〜 今ままで必要だったスキルが不要となり全く新しいスキルが求められるようになるのですから。

それで、大変なリスキリングを少しでも楽しくするために、この「交換作業」的な考え方はとても役に立つと思います。仕事一辺倒のリスキリングは辛いので、楽しいリスキリングもやっちゃいましょう。ワイン好きならワインの勉強、コーヒー好きならコーヒーの勉強、農業好きなら農作業。集中して1つリスキリングをするのではなく異なる分野のリスキリングを並行して進めるのが結果的に続きそうですね。

一億総リスキリング社会に突入してしまった令和日本、昭和の文豪の知恵を借りながら、楽しく乗り切りましょうね♪それでは今週も頑張りましょう。バイバイ!

秋田市で中小事業者さまに対して、事業領域のコンサルティングを行なっています。売上拡大や利益アップを切実に望むお客様とお付き合いさせていただいています。よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です