干支と占星術が語る2023年、信じるか信じないかはあなた次第!

こんにちは。本日はクリスマス。ケーキ食べましたか? 美味しいケーキは世の中がなんであれ、心に深い満足感をもたらします。大抵の悩みも美味しいケーキを食べてる瞬間は解決する笑(あくまで瞬間的なのが難点)。たまには日頃の疲れや悩みを忘れてじっくり休息しましょう!心のゆとりは周りへのやさしさにつながっていきます。皆さんも良いクリスマスを♪

さて、私もクリスマスはゆっくり過ごしています。クリスマスが来たということはもうすぐ新年。どんな年になるか?という話がありますが、結局は一人一人次第というのが妥当。つまり、どんな年になるか?ではなくどんな年にするか?という話だと私は思っています。とはいえ、一人一人がどう思っていても、時代の雰囲気は確実に存在している気がしてならない。こうした時代の雰囲気は「時代精神」と表現するそうです。

時代精神(じだいせいしん、: Zeitgeist、ツァイトガイスト)とは、ある時代の哲学や文学、芸術における支配的な精神傾向のことを指す。歴史学においては、(多くの場合、後世の価値観では非合理的・虚構的な)ある時代の特徴や普遍的と思われていた価値観、もしくはそれらを作り出したていた暗黙の力を指す用途でも使われる(時の亡霊)。

出典:Wikipedia

こうした時代精神を読み解くには、現在から過去にさかのぼることが分かりやすいのですが、未来の時代精神を読み解く場合はそうはいきません。未だ発生していない未来をイメージすることは楽しくもあり、難しくもある。その時、参考となるのが干支や占星術など「時」を扱うジャンル。早速見てみましょう。

まずは干支から。来年は兎年。正確には「癸(みずのと)卯(う)」というそうです。どんな年になるのかな?

株式相場には、【辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。】という格言があります。兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。

引用元:https://i-corporation.jp/blog/nenga2/

はい。専門サイトから引用してみました。どうやら景気は上向きに跳ねる傾向があるようですね。ホンマかいな!景気が上向く予感は微塵もしないぞ笑。まぁ、でも一寸先は闇の今の世の中。何が起こるかわかりませんよね。癸の兎。ちなみに、癸の意味はこれだけではないようです。他には、「物事の終わりと始まり」という意味も。私個人的にはこちらの方がしっくりきます。現在、日本はもちろん世界でも様々な分野で価値転換が進んでいます。安定とは程遠い感じがする大きな変化の連続。こうした現象はある意味「物事の終わりと始まり」とも言える。スタートの時期とも言えるのかな?何かにチャレンジしてみたりするのはいいかもしれない。

ちなみに私は、来年仕事とは関係なく、日本酒の勉強を始めたいと思っています。飲兵衛ではない私ですが、日本酒の文化や酒蔵さんの歴史を踏まえた上で味わうのが大好きなのです。今年は、ようやく自分が追い求める日本酒の味がはっきり見えてきました。日本酒って本当に奥が深い。みなさんは始めたいことはありますか?もし気になることがあれば癸の年にチャレンジしてみるのもいいかもしれません😊

さて、次のお題は西洋占星術。西洋占星術上はどんな年になるのでしょうか?西洋占星術は、石井ゆかりさん、鏡リュウジさん、水晶玉子さんなど大家がたくさにらっしゃいます。まずは鏡リュウジさん。

「驚くようなことが立て続けに起こっているここ数年。『何があってもおかしくない』といわれつづける中でもさらに驚愕するようなことが起きているのですから、本当にすごい時代です。星の動きでは、慌ただしい世界の動きはまだまだ続きそうな気配。とくに冥王星が3月に水瓶座へとちょっと足を踏み入れるのは、また大きな時代の変動が起こる兆しのよう。本格的にはあと2年後のことではありますが、例えばAIの問題や気候変動の問題がこれまで以上に注目されることになるでしょう。冥王星は死と再生の惑星であり、水瓶座は『高度な技術』と『大気』の星座であるとともに『水の運び手』でもあるからです。でも、その中にも希望はあります。機械やテクノロジーには肩代わりできない、温かな人間らしさはどこにあるのか、と逆説的に人々が考え始めるからです。その意味では、『優しさ』をもう一度人々が大切にし始める時代だといってもいいかもしれません。

引用元:https://hillslife.jp/lifestyle/2022/12/07/astrology-guide-to-2023/

どうやら3月がポイントみたい。そして、時代はまだまだ動きまくる感じになりそうですね。私が注目したのは人々が温かな人間らしさを考え始めるという点。コスパ、タイパ、5G、FIREなどなどなんだか人間的な感じとはいえないようなキーワードがバズる時代ですが、その逆で、超アナログな温かさが見直されている時代ともなっています。昭和の喫茶や平成のファッションが流行っているのもその現れか?優しい時代になればいいですね😀

次は水晶さん。

2023年は、旧来の競争社会や、富や権力が人を支配するような価値観が終わり、本格的な多様性の時代を迎える年になります。その序章として、2022年はさまざまな汚職が明るみに出て、権力者が失墜していきました。これは、旧来の社会にあった「多少の卑怯なことをしても、誰よりも富を握り、人よりも優位に立とう」という考えが、通用しなくなったことも意味しています。2023年は、個人がもっと自分で考えて動くことで、自由に才能を発揮しやすい時代になるでしょう。

https://serai.jp/kajin/1105398

なんとなくですが、2023年はやはり今までの価値観の終わりとこれからの価値観の始まりという印象が強そうな気がします。個人がもっと自分で考えて動いたりするのが勢いを持つ時代というのは裏を返せば、大きな組織や力に自分の判断や価値観を委ねるだけでは立ち行かなくなるということを表しているでしょう。生まれも出自も年齢も性別も国籍も所属社会も関係なく、本当に大事なものを個人で探し、つながっていく、そんな時代になっていくのかな?

さて、いかがでしたでしょうか?様々な側面から2023年の雰囲気を語ってきました。大切なのはこうした雰囲気を踏まえつつ、自分の一年をデザインしていくことです。皆さんはどんな一年にしたいですか?充実した1年にしていきましょう♪お読みいただきありがとうございました!

【値上げラッシュ✖️光熱費高騰】五里霧中の2022年経済。それでもその先を見る知恵とは?

こんにちは。あっという間に12月!早いですね。今年やり残したことはないか?日々自分に問う日々を慌ただしく過ごしています。みなさんはどうですか?私はまだまだ今年にやりたことがあります。全部終わるかは私次第😎 がんばろう。

さて、表題の件。今の日本経済が置かれている状況というのはとても厳しい。インフレ止まりませんし、賃金は上がらない。そして、電気料金高騰。一部の富裕層(純金融資産1億円以上)を除けばこの状況でマイナス影響を受けている人の方が多い。そして、来年以降日銀がついに金利を上げるか?とも言われている。利上げの影響は当然住宅ローンにも波及。

今後10年以内に住宅ローン金利は上がる? 10年固定金利への対応から、銀行ごとの金利予想を分析(ダイヤモンド不動産研究所)

https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1111740

これ以上、景気が悪くならないでぇ〜!と叫びたくなりますが、おそらく来年もインフレ傾向は続きますし、賃金上昇もあまり期待できないでしょう。それは悲観的なシナリオではなく現実的な予想なのでしょうがない😊

大事なのはここから。では、どうしよう?まずポイントは、どんなに経済状況が悪くなったとしても、日本経済、いや日本社会そのものがスイッチオフみたいに一瞬でリセットされる事態はあまり想定できません。たとえ、日経平均や日本国債が暴落しようが、社会騒動がたくさん起ころうが、全てがゼロになるということはない。この辺のリアリティは、真山仁さんのオペレーションZが近い気がします。

連続ドラマW オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~ DVD-BOX

https://www.tc-ent.co.jp/products/detail/TCED-5401

つまり、世界はいきなりなくなりませんし、生活は続きます。ということは、”時代の流れ”を意識し、どのマーケットに活路があるのか?どういう方向性に世界が変わっているのか?を意識しながら上手に適応していくことが求められます。

では、その際はまず何から始めたら良いか?まずは国の各省庁が取りまとめている中長期的な経済政策を眺めてみることから始めましょう。未来を完全に予測することは難しいですが、ある程度輪郭を掴むことはできます。その際、参考になるのは意外に”お堅い”レポートだったりします。たとえば、岸田政権が掲げた”新しい資本主義”の中身、みなさんご存知ですか?こうした資料も眺めてみることで、今後国がどういう分野に力を入れていくか?が理解することができるのです。政権を支持する、支持しないという気持ちは一旦クリアにして、日本の中枢が何を考えているかを冷静に見極めるのです。

政府広報オンラインサイト(新しい資本主義の実現に向けて)

https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/newcapitalism/

ちなみに、新しい資本主義で中心になる4分野は次の通りです。

■人

■科学技術・イノベーション

■スタートアップ

■グリーン・デジタル

このサイトがわかりやすい。

NHK政治マガジン 「新しい資本主義」で「資産所得倍増プラン」分配戦略後退指摘も

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/83913.html

抽象的な表現が多い気がしますが、政府関連の資料を読み込んでいくと、具体的な分野がしっかりと浮かび上がってきます。例えば、4つの分野の中にある”グリーン”というワード。これはグリーントランスフォーメーション(GX)に力を入れていくことを指しています。このグリーントランスフォーメーションというワードの中には、半導体、風力発電、EV、データセンターなどの具体的な分野が含まれています。

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html

そういえば、次世代半導体を扱う会社を大企業が協力して立ち上げましたね。こうした取り組みのもとになっているのは国が定めている大きな戦略です。

新会社「ラピダス」始動、次世代半導体の国産化へ一歩 10年近い遅れを得意のものづくりで挽回

https://www.netdenjd.com/articles/-/276111

なぜ、こうした情報がこれから重要になるかというと、「国」が予算を出すというマーケットには、成長のチャンスがまだまだあるからです。良いか悪いかはさておき、国が予算を出すいわゆる”官製マーケット”は底堅い。仮に政府がなくなったとしても、大きな方向性は変わらず、次の政府も同じような方向性を向いていくでしょう。(例えば、デジタル化やDXというキーワードは政権がどこになろうと世界的な潮流なのできっと実施する方向で変わらないはず)

景況感の改善があまり期待できず、内需や外需を中心にしたマーケットも盛り上がりにかけることが予想される来年以降の日本経済(景況感とは関係なく金融マーケットの盛り上がりなどは期待できます)。それでも事業者は事業を続けていきますし、われわれ庶民の暮らしも続きます。たとえ、どんな状況になったとしても。。。

こうした状況下で頼りになるのは何か?金融資産もインフレ下ではあまりにあてになりません(目減りしていくので)。ましてや組織や団体に人生を委ねることはこの不安定な時代においてかなり危険。ではどうするか?1つ考えられるのは、デバイスや人的ネットワークを駆使して、世界と日本の大きな「流れ」を捉え、その流れにそって生き方や仕事を合わせていく柔軟なセンスを磨くこと、です。

住んでいる場所も現時点での年収も、今までの過去の実績もこの変化の激しすぎる時代においてはあまり意味をなしません。どこにいても、何歳であろうと、主体的に世界と対峙し、自分の人生の舵を切っていくのです。情報と自分の人生がコネクトするスピードがこの3年で加速度的に増しました。世界の状況と無関係でいられる「安全地帯」はもはや国内外どこにもないでしょう、少なくとも一般庶民レベルでは(王族は別)

自分のキャリアを考える際は、自分のやりたいことも大事なのですが、それに加えて、今後は必ず、大きな世界や日本が向かっている方向性をおさえるようにしてください。景況感の改善は多分しばらく期待できません。

つまり、予算がつく分野や成長の余地がある分野はすでに決まっている。いずれはAIの劇的発展によって将来は働かなくても大丈な状態になると思いますがそれはもうちょっと先でしょう(そうした未来に関してイメージを深めるためにはこの本がおすすめ:https://www.amazon.co.jp/財政破産からAI産業革命へ-日本経済、これから10年のビッグ・シフト-吉田-繁治/dp/4569832636/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=TJDB0JDHPX19&keywords=ai+経済+吉田&qid=1670662642&s=books&sprefix=a+i+経済+吉田%2Cstripbooks%2C177&sr=1-1

大きな流れをおさえて、自分のビジネスや生き方をトランスフォーメーションしていきましょう。DX・CX・GXなどが向かう先は結局のところ、「LIFE TRANSFORMATION(LX)」なのです。生き方を大きく変えていく。LIFE SHIFTという本がベストセラーになったのもこうした背景があるはず。当然、私も例外ではない。変えていく必要がある笑 がんばるぞ!

まとめます、瑣末な情報に決してとらわれず、時代の流れを積極的にキャッチアップしましょう。最初は公開情報を取りに行くことが肝心です。世界の流れ、日本が向かっている大きな方向性を読むのです。そして、そこを意識して、向こう30年程度自分自身のキャリアや人生をどうそこに合わせていくのが戦略を立てていく。時間軸は数ヶ月で終わらず長ければ数十年の長い時間軸になると思います。

それでも先はきっとあるはず。2022年悔いのないように過ごしましょう😊 久しぶりに堅い記事笑 色々書きましたが、幸せを掴むためには日頃の努力が大事だよという話ですね。以上です。