仕事日記(3月某日・支援先:秋田市内飲食店様)~コンサルティングは事業者さまの協力があって初めて成り立つという話

こんにちは、吉野です。新年度が始まり、春の気配が感じられる季節になりましたね。今回は、最近の仕事の報告をしたいと思います。

先日、金融機関のご紹介で秋田駅前の飲食店に同行訪問しました。この訪問は、売上アップのための作戦伝授の相談でした。支援先の飲食店のオーナーさんと金融機関の方とも初めてお会いしましたが、お互いに良い相性で打ち合わせを進めることができました。

コンサルティングは、成功するかどうかは相性にかかっていることが多いです。相手の価値観やライフスタイル、好みなども大切な要素です。さらに、コンサルタントの技量や相談者の真剣さも重要な要素。初対面の訪問は緊張しますが、今回は無事に打ち合わせを終えることができました。

打ち合わせでは、デジタル活用や補助金活用など、さまざまなテーマが出ました。しかしながら、いろんな状況を考慮して、入店前後の販促ツールの整備が今後メインで取り組むことに。ご相談者の方からは、「実はこういうコンサルタントの先生に話を聞いてもらうの、抵抗があったんですよ」という話も聞きました。

なぜこうなってしまうかというと、コンサルタントが上から目線で対応することや、提案内容がイマイチだったりすることが原因です。私は、先生っぽくない人柄とたまに言われます(笑)➡どういう意味でぽくないのだろう(笑) コンサルティングの基本は、お客様に価値を提供し、心から喜んでもらうことだと思っています。今回の打ち合わせで、依頼者の方に価値を提供できたことが何より嬉しいです。よかった。そして、支援には金融機関さんはじめ様々な経営支援機関さまとの協力がかかせません。大事だよね、チーム支援。

今年は、より小規模事業者の方々を支援することに力を入れていくつもりです。引き続きよろしくお願いします(^^)

【2023 spring】春のポカポカ陽気で昼寝する前に、大事な話をしよう!補助金制度の話だ。

こんにちは、秋田も春ですね。

春と言えば、みなさん何を思い浮かべますか?

私は「昼寝」!春の昼寝ってめちゃくちゃ気持ちいいですよね。個人的には、昼前にうとうとするのが好きです。昼寝最高~!

それはさておき、小規模事業者のみなさんや起業して間もない方々にとって、春はとても大切な時期。なぜか?それは様々な補助制度が一斉にリリースされるからです。二次募集などもありますが、大体、事業者向けの補助事業は春頃に出そろう。特に秋田県や秋田市、市町村単位の補助金は、大体春(4〜6月くらい)には半分以上が終了するんだよな。なので、春時点で知ってないと仕掛けられないケースが多い。

はい。そこで!何が言いたいかというと、秋田県の事業者さんはは補助金制度を上手に活用した方がいいということです。そして、情報にもっとがっついたほうがいい。特に、起業して間もない方々や小規模事業者さまで、年間ある程度広告宣伝費をかけている事業者さんとかは、ぜひ利用してみてください。県でも市でも国でも活用できるものがあればね。

補助金制度というと、堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、要するに「キャッシュバック」のようなイメージでとらえてください。事業に使った経費のいくらかが手元に戻ってくるということです。割合は補助金制度によって大きくことなります。まぁね、paypay現金キャッシュバックキャンペーンみたいな感じだと考えてください。細かい部分はさておき大体はあってるから。

ビジネスや起業においては、夢のある話も大事。しかしながら、霞を食って座して待っていれば、自営業者や小規模事業者さんは閉店ガラガラ!キャッシュイズキング!の前提は忘れてはいけない。創業時はおカネ借りやすいですが、2期目、3期目で借入起こすのは結構難儀。なので、キャッシュフローを改善するための努力や情報は、なるべくがっついた方がいいと思います。その1つが補助金制度ね。起業家や経営者の一般教養として抑えておいた方がいい。特に秋田県在住なら秋田県とお住いの市町村の補助制度は必須!これはマジ。

もちろん、知識で補助金制度を把握するのはあくまでスタートに過ぎません。本当に大事なのは、その補助金制度をどううまく活用するか?という視点。でも、まずは知識で把握しておきましょうね。他人事ではなく自分事として、補助金制度をがっついてください。特に、秋田県のみなさまにはぜひ、活用していただきたいです。

参考:「2023年度版 創業・中小企業等のための補助金制度等の手引き」

「2023年度版 創業・中小企業等のための補助金制度等の手引き」について | 美の国あきたネット (akita.lg.jp)

春はスタートの季節。この機会に、最低限秋田県の補助金制度を見てみてはいかが?たまにさ、真面目なことも情報収集しましょう!バチは当たらないさ(笑) この記事が、あなたのビジネスの成長につながることを願っています。

今週もお疲れさまでした。来週もがんばろう。

※写真は先日行った旅館のお花。春を感じます。

コメダ珈琲で語る、女性起業家の挑戦!地域貢献活動の一環でお助けサポートをやってみたよ!

先日、地元のコメダ珈琲にて、秋田在住の個人事業主の方と打ち合わせしました。彼女は、以前から事業を営んでおりましたが、コロナ禍を経て考えるところがあり、自分の夢を形にするために新たな事業に挑戦することを決めたという。

非常にやる気のある女性ですが、金融機関からの融資や本格的な事業計画作成を進めるのは初!金融機関向けに提出す資料や成長性が見込めるビジネスプランの作成に苦労していました。そこで、以前から知り合いだったのもご縁と思い、サポートを提供。短時間ですが、彼女が困っていた箇所やつまづいていたところを中心に支援を行いました。

珈琲を60分程度飲みながら支援した結果、彼女はより具体的なビジネスプランを作成することができました。これで自信を持って融資に挑戦することができるようになったとさ。よかった、よかった。ぜひがんばってください!

この活動自体は、地域貢献事業の一環として、マネジメントオフィス檜が無償で行っています。動機はそれ以外にありません。なぜなら、起業の時点でコンサルティングフィーを捻出できる方はごく少数。しかしながら、多くの創業希望の方が支援が必要な状態にあります(資金面・事業面どちらも)

私は秋田市で開業経験がありますが、そこには多くの困難や壁があることも十分知っています。そうした方の力になりたいと心から思っています。また、自分の描く理想を形にすることができる経験者が増えることで地域全体に良い刺激をもたらすことができるとも信じています。遠回りですがこれが生まれ育った秋田の発展にもゆくゆくはつながるかもね(笑)

秋田市には、創業支援を展開している場・事業者はたくさんありますが、私も自身の経験を踏まえて多くの起業志望者が夢を実現するためのサポートを行っています、地域貢献事業の一環として。引き続きよろしくお願いいたします(^^)/ 

【Bing AIと遊ぶ】ブログタイトルと記事を考えてもらったの巻:気になるその出来栄えは!?

。みなさん、こんにちは。吉野です。最近はAIを使ったサービスで遊ぶのがマイブーム。指くわえて待ってるんじゃなくてね、自動車の運転みたいにさ、こういうのは実際動かしてみるのが大事です。有名なのはChat GPTですが、他にもいろいろあるよ。楽しいのは画像生成AIの Midjourney。ためしに、事務所の看板猫をAIにイメージしてもらったよ。どうかな?結構かわいいよね?あなたはどれが好き?

猫、ヒノキ、可愛いでAIが作った画像(使用サービス:Midjourney)

それで、本題。Bingに搭載されているチャットAIさんを使って、コンサルタントが書くブログのタイトルと中身を考えてもらったよ。所要時間は多分10分程度。楽しかったですね。なんというか、優秀なウェブライターが当事務所に新たに採用されましたみたいな感じ。さて、ではAIさんが作った記事内容はどんなものか?見てみてましょう。

記事タイトル:コンサルタントが実践する!ストレスフリーな働き方

やるじゃないか!よくありそうな見出しだがこれを一瞬で出すところは好感を持てるぞ。ついでだったので本文もお願いしてみました。それほど長い文章ではないので、全部ペーストします。

=====================これはBing AIが書いた記事です============================

  • はじめに
    • コンサルタントは高いプレッシャーや責任感を抱えながら、多様なクライアントやプロジェクトに対応しています。
    • コンサルタントがストレスフリーな働き方を実践することで、仕事のパフォーマンスや満足度を高めることができます。
    • この記事では、コンサルタントが実践しているストレスフリーな働き方の具体的な方法を紹介します。
  • 本文
    • ストレスフリーな働き方の方法1:自分の時間を大切にする
      • コンサルタントは仕事に没頭しがちですが、自分の時間を確保することでメンタルやフィジカルのバランスを保つことができます。
      • 自分の時間とは、趣味や運動や読書など、自分が楽しめることや癒されることです。
      • 自分の時間を作るためには、仕事の優先順位をつけたり、効率的にタスクを処理したり、無理な残業や休日出勤を避けたりすることが大切です。
    • ストレスフリーな働き方の方法2:チームワークを活かす
      • コンサルタントは一人では仕事を完結させることができません。チームメイトやマネージャーやクライアントと協力してプロジェクトを進める必要があります。
      • チームワークを活かすことで、仕事の負担や孤独感を軽減することができます。
      • チームワークを活かすためには、コミュニケーションやフィードバックや相談や支援など、積極的に関わり合うことが大切です。
    • ストレスフリーな働き方の方法3:ポジティブシンキングを心掛ける
      • コンサルタントは困難や失敗に直面することも多くあります。そのような時にネガティブに考えてしまうと、ストレスや不安が増幅してしまいます。
      • ポジティブシンキングを心掛けることで、問題への対処力や学び力や自信力を高めることができます。
      • ポジティブシンキングを心掛けるためには、成功体験や長所や目標など自分への肯定的な言葉を思い出したり,困難や失敗から学ぶ点や改善点・成長点・挑戦点等ポジティブ面だけ見つけてみたり,周囲からもらった褒め言葉・感謝・励まし等ポジティブ情報収集したりすることが大切です。
    • おわりに(続き)
      • コンサルタントはストレスフリーな働き方を実践することで、仕事の効率や品質や満足度を向上させることができます。
      • ストレスフリーな働き方の方法として、自分の時間を大切にする、チームワークを活かす、ポジティブシンキングを心掛けるという3つのポイントを紹介しました。
      • これらの方法はコンサルタントだけでなく、どんな仕事にも応用できるものです。ぜひ試してみてください。
  • ====================ここまで============================

どうでしょうか? 出来栄えは悪くないですな。というか結構高い。いわゆるウェブにあるまとめ記事みたいなクオリティーは出せてる気がします。ただ、なんというか、機械的です。AIなんだから当然ですが。知識量でいったら現時点で人間よりもAIのほうが上なのでは?と思う。

しかし、読んでいて感じたのは、抑揚がないというか、面白みがない。ビジネス分野では特に問題ないと思いますが。。。情緒的な栄養が低いので、教育・看護・福祉・チームビルディングなどの分野で必要とされる言葉や文章で人の感情や感動を引き起こすトリガーを引く力は今の時点では弱い気がする。

情報をそつなくまとめることは絶対AIに軍配はあがるでしょう。しかし、人をやる気にしたり、励ましたり、いたわったり、その辺の生身の、中身が濃いコミュニケーションに関してはヒトにしかできない気はします。だからきっと、本質的な心の悩みや事業課題を解決に導くコンサルティングや能力を引き出しながらゴールを達成するように支援するコーチング?といった高度なコミュニケーションはAIがいくら発展しても淘汰はあまりされない気がします。あくまで現時点ではですがね。

ただ、逆にビジネス領域ではこうした高度な生身のコミュニケーションではなくて決算書しかり融資しかり投資計画、事業計画、改善計画など含めて数字と文字情報である程度良しあしを判断することができるので、だいぶAIの浸透によって変わっていくでしょうね。余計な仕事しなくていいってことになる。まぁ、それで薔薇色の未来か?というとそんなこともない可能性もあるのだが、それは別の機会に。ただね、それも含めて楽しみましょう。だって今世界が変わりまくっていく序章だから。みなさんもいろいろ遊んでみてね。私は、今度は曲を勝手に作ってくれるBoomyで遊んでみよっと(^_-)-☆ 音楽ダメダメな私がどんな曲を書かせることができるのか?こうご期待(笑)みなさんもよい週末を♪ 

【非ビジネスの独り言:冥王星水瓶座時代を生きるヒント】安定が揺らぐ激動の時代だからこそ静かに楽しもう!

こんにちは。2023年も3月を迎えました。3月は西洋占星術的に怒涛の節目とされている月です。特に3月下旬に大きな節目(15年ぶりの冥王星移動=3/23)がやってきます。詳しい内容は西洋占星術の諸先生方に譲りますが、端的に申し上げると時代が今大きく変わろうとしています。いわゆる冥王星水瓶座時代の本格的な到来。(といっても冥王星お茶目なので行ったり来たりして完全完了は2024年11月)

「どうせ占いでしょう?私には関係ない」と思ったそこのあなた!どうぞ読むのをやめてください、というのは冗談です(笑) まぁ、興味半分でお付き合いください。古来より天体の動きは世相やテクノロジー、人心に大いに影響を与えるとされてきました。日本でも律令時代では天文や暦を学ぶことを時の権力者が禁止していた歴史があります(国家機密みたいなもんだったらしい)。それだけ星の動きとは重要なのです。実際、今でも日本の政治家のみなさまも占い師の方に相談しているとかいないとか。つまり、この宇宙に生きている間は星の影響からは逃れられない(一部例外もあるでしょうが)。なので、星が動くときは時代が動くことが多いのです。本当にそうでしょうか?軽く歴史を振り返ってみましょう。以下、冥王星水瓶座時代に過去起きた出来事です。

1777年に冥王星は水瓶座入りしましたが、その直前1776年に、アメリカ合衆国が「独立宣言」をしています。同じころ、イギリスでは「産業革命」が起こっていました。産業革命では、生産活動の中心が「農業」から「工業」へ移り、社会に大きな変化をもたらしました。1789年にフランスでは「フランス革命」が起こります。前回の冥王星水瓶座時代は、1777年から1798年なので、フランス革命は、冥王星水瓶座時代のど真ん中に起こった出来事ということになります。

その頃のフランスでは、絶対王政の重い税に農民が苦しめられ、商工業者も自由な活動を妨げられ、不満が高まっていました。またこの頃、「啓蒙思想」という考え方が全盛を迎えていました。「啓蒙思想」とは、これまでの前提や先入観、伝統的な権威など、信じて疑わなかったものを、合理的、批判的に見直そうというものです。

引用元:【冥王星 水瓶座時代】本格的な風の時代へ!2023年3月からプレ期|星読みテラス (andyou.jp)

革命やら独立やらの文言が並んでいます。どちらも共通しているのは、今までの延長線上では考えられないような大きな変化が起きたということ。一概には言えませんが、今回の冥王星水瓶座時代も同規模のインパクトを持った出来事が起きる可能性が高いのではないでしょうか? そんな中、気になるニュースが飛び込んできました。コレ。

シリコンバレーバンクが経営破綻 米銀行破綻で2番目の規模 | NHK

ここ十数年、富と繁栄の象徴とも言えるシリコンバレーのテック系スタートアップを支える役割も担っていたそうです、昨今のNASDAQ銘柄の業績不振が影響か?私も含めてですが、こんな事態になると予測していた人はいなかったのでは。だって、WEBとかTech系の企業業績に関してネガティブな見立てを持った人なんてこの十年くらいいなかったでしょうに。それぐらい勢いがあった。ところが、いきなり潮目は変わる、容赦なく。

確か、岸田政権が打ち出した施策でもシリコンバレーと連携して起業家を輩出する企画があった気がするが。。。。まぁ、いいや。冥王星はちなみに破壊と再生を司る。3/23の序曲として、まずはシリコンバレーの金融ハブを破壊した感じに見える。とはいえ、アメリカ経済のことです、長期的にはシリコンバレーの勢いはまた回復してくるはず。

さてさて、そんな感じで星が動くタイミングではいろいろと世の中が騒がしくなってきます。私の好きな池袋の占星術師・水森太陽先生も「今は幕末だよ」ってYoutubeで話してました。(※水森さんのYoutubeは面白いのでお時間あるときにぜひ。経済の見立ては特に共感できます)

【2023年 大予想】世界や日本がどうなるか占います。日本の夜明け?世界はグレートリセットか!?インド占星術・四柱推命・西洋占星術 – YouTube

では、時は幕末。混乱しているが夜明けは近いような状態。当たり前のことがどんどん崩れていく、正解のない時代に突入したような現代。それでも私も含め、みんな生きていくでしょう。どのようなことを意識していけばいいか?私なりの考えをお話しします。

まず結論から申し上げますと、セレンディピティを楽しめ!って話にはります。セレンディピティって言葉最近あまり聴かなくなりましたが、こんな意味です。

セレンディピティとは、「偶然の産物」を意味する言葉で、主に科学の世界で使われてきました。代表的な事例は、ニュートンが「リンゴが木から落ちる」状況を見た結果、「万有引力の法則」にたどり着いたことでしょう。

セレンディピティとは? シンクロニシティとの違い、具体例 – カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)

予想外の幸せ的な意味だと私は捉えています。一見、失敗だと思い込んでいたことが実は幸せにつながったり、この人とは付き合えん!と思った人が大切なビジネスパートナーになったり。。。そう、私を含め人が善悪で判断できる領域は実はたかがしれています。究極的、今起きていることがどうなるか?は分からないし、意図した幸せよりも意図しない幸せの方が実はめちゃくちゃすごかったなんてこともありますし。そうそう、外見がイマイチの定食屋しかなくて、入ってみたらめっちゃうまい!なんていう体験もセレンディピティですね(^^)

これから先、経済も政治もおそらくどんどん混乱し行きつく先はかなり荒涼とした世界なのかもしれません。でも、セレンディピティ的な世界観に慣れていれば怖くないはず。だって、最終的にはニュートンが万有引力の法則を見出したように、荒涼とした世界の果てにはさらに幸せが詰まっているかもしれないし(^^)

私はこれから起こる大きな変化に向けて、明確な対策を準備しているわけではありませんが、この幕末の世を静かに楽しもうと思っています。夜明け前が一番暗いとも言いますし。さて、来週もがんばりましょう。今週もお疲れさまでした!

【春エッセイ】「同級生との再会」で感じたこと

みなさん、こんにちは。すっかり春です。最近は、道路で見る雪も随分少なくなりました。

あれだけ「早く春よ来い」と思っていたのですが、いざ雪がすっかりなくなった光景を目にするとふとさびしい気持ちになったりします。みなさんはどうでしょう?これは一種の”ロス”なのでしょうね。名付けて”雪ロス”。こうして季節は巡っていく。。。

さて、春と言えば出会いと別れの季節とよく言われたりします。メモリアルな行事が多い。入学式、卒業式、人事異動などなど。私は個人事業主。独立して以降、同僚や先輩といった方々が事実上存在しなくなった。そのため、そうしたメモリアルな行事に直接当事者としてかかわる機会はありません。子供もいませんので、入学式・卒業式なども発生せず。だからといって、さびしい気持ちにはならないのですが、たまにはそうしたイベントに遭遇してみたいものだ。

そう思っていたら、突然、大学時代の同級生と再会するイベントが発生しました(笑) といっても、同窓会や意図した飲み会などではありません。金融機関さんと打ち合わせをしに行った際に、窓口に同級生がいたのです。私は自慢じゃありませんが、学生時代あまり人と積極的に関わったりしませんでした。友達も少なかったし、サークルや部活動にも所属していなかったのでまぁ目立たない。ですので、大学・高校自体の同級生に私のことを聞いてもほとんど知らないでしょう(断言)

話を戻します。その同級生は窓口にいました。それで、〇〇さんと打ち合わせの時間をいただいています、的な話をして、待っていると、「吉野くんですよね?」と声をかけられました。ええ、びっくりです。その同級生の方は大学時代に同じ学科にいた方です。「私のこと多分覚えていないと思うけど、〇〇です」と続けてくれました。幸い、私は記憶力はいい方なので、特に親しくなかったとは言え同級生の苗字はだいぶ把握しています。(特に大学時代には同級生の数が多くなかったので、高校はその限りではない)なので、彼女のことも覚えていました。

その後、彼女はこう続けます。「たまにパンフレットとかで吉野君を見かけてました。すごい立派になられて。すごいですね」と。なんのパンフレットかは分かりませんでしたが、たまに顔写真付きで出回っているのでそれのどれかでしょう。あとはとりとめのない話を中心に雑談を数分しました。

彼女とは学生時代数回話した程度でしょう。決して親しくはありません。大学卒業後、彼女がどんな時間をその職場で過ごしていたのかは分かりません。ただ、社会人になっていろいろ大変なこともあったことは想像できます、大なり小なり悩みや挫折、苦労はあると思うので。そんな中で、日々の仕事の中で、私のパンフレットを見て、「同級生ががんばっているんだ」と感じてくれたのかもしれない(違うかもしれないが(笑))

私は自分のことを立派とは決して思わないし、至って普通の自営業者なので特にうぬぼれようもない。ただ、彼女の中では、私のパンフレットを見て、同級生の姿を見て、小さな「やる気」につながったのだろう。それで一瞬でも、少しでも、前向きなきっかけになったとすれば、それはとてもありがたいことだ。

がんばっていればそれが誰かの元気ややる気に結果的につながることもあるのだなあと感じる。見えないところで誰かのやる気や前向きなきっかけになる、そんな人生を歩んでいきたいものだ。春もがんばりましょう♪