みなさん、こんにちは。最近調子どうですか?このブログも約1ヵ月ぶり。私はこの3週間は旅をしていました。一番印象に残っているのは新潟市。大好きな東京03のライブを最前列で見れた、というからね。あとは、東日本・日本海側の都会・新潟市の雰囲気が好き。新潟市は商店街も街並みもレトロな建物が結構残っている。新潟市以外でも割と古い建物は残っている街が多い気が。
私は東北・甲信越の街でどこの街が好きかと聞かれたらおそらく、盛岡、新潟、長岡、会津とかを挙げる。ふるさと秋田ももちろん好き。しかしながら、それと同じくらい前述した街は好き。写真は新潟市・古町の老舗パン屋・冨士屋。こういう建物が好き。

さて、盛岡・長岡と聞きますと何が思い浮かぶか?歴史好きっこの私はピンとくるのが「徳川幕府軍&戊辰戦争」。教科書でも習いますね、戊辰戦争。「明治新政府軍VS徳川幕府軍の戦い」です。日本で起きた最大規模の内戦。盛岡・長岡・会津などは当然、徳川幕府軍。(江戸時代新潟県の中心は新潟市ではなく長岡や上越の地域が力を持っていました)
写真は撮ってないが新潟市では戊辰戦争ではなく「戊辰の役」と表記する歴史看板があった。戊辰戦争というのはあくまで新政府軍から見た表記なのだなと納得。街に歴史あり。秋田は戊辰戦争の表記が多い気がする。中心街地がそれほど空洞化せずに、商店街が割と活性化しているのは徳川幕府軍についた街のほうが多い気がする。自分たちの街は自分たちで守るという自治意識が高いのか?はたまた反骨精神のあらわれか?
そういう街に行くと不思議と私は元気になる。歴史が息づく街が好きなのだ。もし、前世があるとすれば、私はきっと徳川幕府軍に肩入れしていた誰かかもしれない。とかなんとか思ったり。来月はまた岩手に旅に出かけます、半分仕事で半分遊び。
さて、そんな旅が多かったためブログが滞っていた。いかんいかんとそろそろ通常モード。というわけで今月の言葉を更新しました。新潟に行ったからという理由で今月はラストサムライ・河合継之助のこの言葉。
世の中は大変に面白くなって来た。寅(外山寅太)や、何でもこれからの事は商人が早道だ。思い切って商人になりやい。
ラストサムライ・河合継之助は歴史愛好家にファンが多いスターサムライでもあります。誰それ?と思ったそこのあなた!!ぜひ学びましょう、日本人なら必修。
最後のサムライ河井継之助の叶わぬ夢|旅の特集|【公式】長岡観光ナビ – 新潟県長岡市の観光・旅行サイト (nagaoka-navi.or.jp)
この言葉は、新政府軍との戦闘真っただ中、ついに力尽き臨終間際の河合継之助がお供であった外山 脩造(とやま しゅうぞう)に言った言葉。彼には時代が見えていた。臨終間際とも思えない卓越した世界観。ちなみに、意訳をしたらこんな感じ。
「これからは実力のある者が勝つ世の中となる。戦争が終ったら商人になれ」
その言葉通り、外山 脩造は商人に!阪神電鉄やアサヒビールなど今の日本を代表する大企業の産みの親となりましたとさ。臨終間際に時代を見通し、戦争の勝ち負けをも飛び越えたアドバイスをする河合継之助もカッコイイが、それを実行して大成した外山 脩造も素晴らしい。これぞジャパニーズサムライ’s 絆。徳川幕府側にいた人たちのその後はあまり教科書でも教えません。だからこそ学ぶのだ。歴史大事。
今は激動の時代、困難もたくさん付きまといますが、なんのことはない。面白くなってきたのです。さぁ、今月ものこり僅か。激動の時代を生き抜いた先人の言葉を胸にしまってがんばりましょう~