秋田コアビジネス専門学校の文化祭@ALVEへ行ったよ

こんにちは。先日、秋田コアビジネス専門学校の文化祭へ行ってきました。学校の文化祭なんて何年ぶりでしょう。お世辞にも学園生活を謳歌するタイプではなかった私。でもね、さすがに年齢を重ねれば人間変わるもんです。行く前から結構楽しみでした。緊張したけどね(笑)

さてさて、会場に着きますと学生の若いエネルギーが満ち満ちていた!社会の中で働き、その対価を得ることも大切ですし、プロミュージシャンなどのイベントも素敵ですが、おカネをあまりかけずに手作り感満載の学生さんたちの出し物や企画もいいね~

行く前までは、若干のアウェー感を感じていましたが、会場に着くと普段授業をしている生徒たちや同僚の先生たちが喜んでくれたので一安心(笑) よかった、よかった。生徒たちもみんな楽しそうでした。ちなみに私がやったのは人生ゲーム。生徒たちが作成した生々しい人生ゲーム(笑) 介護やら年金やらの要素が散りばめられていてなかなか遊び甲斐がありました。何より生徒たちの元気な顔が見れて先生、一安心。行ってよかったな♪

季節はいよいよ秋。充実した秋を過ごしましょう。

ChatGPTを仕事に生かすのはコツがいる

こんにちは。吉野です。

ChatGPT、私たちの日常に革命をもたらす可能性を秘めたAIツールです。しかし、使い方次第で、これが使えない場合もあるのです。今回は、ChatGPTの潜在能力を最大限に引き出す条件と、それが私たちの日常生活でどのように役立つかについて記事をまとめてみます。

ChatGPTは使えない?

ChatGPTは、誤解を招くことがあるかもしれませんが、使えないということはありません。しかし、適切な条件と使用方法を選ばない限り、その真価を発揮することは難しいかもしれません。

ChatGPTは条件次第で使える

ChatGPTは、適切な条件次第で非常に有効になります。条件が整った状況では、驚くほどの能力を発揮するでしょう。では、どのような条件が必要なのでしょうか?

ChatGPTを有効に使える条件(ブレスト、KJ法)

ChatGPTを最大限に有効活用するためには、ブレインストーミング(ブレスト)やKJ法のような創造的なプロセスが必要です。これらのプロセスによって、ChatGPTはアイデアの生成、情報の整理、問題の解決に役立つことがあります。例えば、新しいプロジェクトのアイデアを出したり、市場調査データを整理したりするのにChatGPTを活用することができます。

ChatGPTは電卓みたいなもの

ChatGPTは、情報を取得し、整理し、提供する点で、電卓のような存在と言えます。計算やデータの操作に関して非常に有能です。ただし、それはあくまで情報を提供するものであり、その情報を活用するのは私たちの役割です。この点を理解し、ChatGPTを情報処理のツールとして利用することが重要です。

有能だが融通は聞かない秘書だと思って付き合う

ChatGPTは、有能な秘書のような存在です。情報提供に関しては非常に頼りになりますが、融通が利かないため、その情報を適切に活用する能力が求められます。私たちはChatGPTを使いこなすマスターとして、情報を受け取り、判断し、適切に活用するスキルを磨いていくべきです。

まとめると、ChatGPTは使い方次第で非常に有効なツールです。適切な条件や創造的なプロセスを活用し、情報を収集・整理する際に役立てることができます。ただし、それを使いこなすのは私たち自身であり、ChatGPTは私たちの助け手であると考えましょう。情報時代において、ChatGPTは私たちの知識と創造性をサポートし、新たな可能性を切り拓く手助けとなることでしょう。

良い秋をお過ごしください(^^)

漫画『正直不動産』の永瀬君。

漫画をよく見ます。以前と比べればペースは落ちましたが、週刊少年ジャンプから青年漫画誌・アプリ漫画まで暇があれば見ています。漫画というのは社会を映す鏡だと思う。比較的、政治経済が落ち着いているときは不穏な漫画は割と少なく、冒険活劇など王道少年漫画系や恋愛系漫画が多くなる。一方、今みたいなVUCAな時代はどうか?これは私の感覚だがおどろおどろしい漫画が多くなる。呪術廻戦とか時代が違えば、そこまで流行らなかった気がするし、憎しみからの復讐のようなテーマが多くなるのだよね。あとは今まで知らなかった業界や世界の闇をOPENにしちゃう系。弁護士業界でも不動産業界でもなんでもあるね。

それで、タイトルの漫画。ドラマにもなりました、『正直不動産』。以下、あらすじをご紹介。

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!
営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は
嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、
嘘が上手くつけなくなってしまった…!!
千三つと言われる海千山千の不動産業界で
かつての成績が一気に低下する中、
永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。

正直不動産 1 | 書籍 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

お客様に真実を語ることなく口八丁で不動産を売りまくるTHE・信用ならぬ営業マンだった主人公の永瀬君がある日突然、正直者になってしまい、本音しか言えなくなってしまうというのが大雑把なストーリー。不動産など単価がめちゃくちゃ高い業界は、傾向として、すべての情報をお客様に伝えることは難しくなってしまいがち。これは都合悪いから伏せておこう、とか、お客様に意図的に伝えない情報も多い。だから、当然トラブルも多くなる。この漫画ではその辺のトラブルを1つ1つ紐解き、不動産にまつわる不都合な真実をお客様に伝えていきながら進行していく。

嘘をついたりするのが当たり前の営業スタイルであった人がある日突然、本当のことしか言えなくなるのは大きな変化だ。この漫画、主人公の永瀬君の精神的な成長を見守り、そして、不動産業界の表裏をストーリー仕立てで学べるので面白い。

漫画を見て気づいたのだが、この本音しか言えない主人公、全部ではないが、どこか自分に似ている。私も正直なことしか言えないタイプの人間。特に仕事に関してはそうだ。例えば、売上拡大をしたい、という事業者さんと出会ったとしよう。要するにこれはビジネスチャンスだ。だから、当然、受注するべく嘘はつかないまでも相手の期待感をくすぐるトークをしながら利益確保へ向かうのがいい。嘘はつかないまでもあえて自分の仕事を広げるために不都合なことは言わないでしょう。

私の場合、私が本当に関わってこの事業者さんの売上が果たして上がるのか?本気で考える。そして、そのうち、売上拡大は結果的に事業者さん次第です。私のコンサルティングで売上アップに寄与できるパーセントはせいぜい1%~20%程度。事業者さんがやる気になればコンサルティングなんて究極不要ですよ。とか言っちゃう。そして、〇〇から取り組むのがいいと思います。とか言っちゃう。継続的に関わることでキャッシュになるきっかけが生まれるとしても、すぐにアドバイスしがち。商売でコンサルティングをやっているのではないので営業は実はそんなにうまくないのだ。ただ、お客さんからは感謝をされたり、何やら誠実な人だと思っていただけることが多いので、お付き合いさせていただくお客様はある程度は残るのだ。

この前も言われたのが、なぜ私と話したいのか?と聞くと「優しいし元気が出るから」とのこと。コンサルティングというより別の職業をやっているようだ。売上拡大のコンサルティングと名乗りつつも、売上拡大の難しさを説いたり、〇〇は売上拡大につながらないのでやめたほうがいい。コンサルタントは信用ならん人種だ。コンサルティング費用払うよりだったらこうしたほうがいい。とか言っちゃう私にも正直不動産で永瀬君に乗り移った神様がついているのだろうか?それは、悪くない。正直なことを話してお客様に受け入れてもらって、それでお客様の役に立てるなら万事OKだ。お客様の役に立つことをすればお金は発生します。これは本当。正直に誠実にお客さんの儲けになることを伝えていこう。俺のコンサル以外でもいいコンサルや、よいやり方があればどんどん伝えよう。

正直不動産、漫画読んでみてね。

”ハンチバック”作者・市川沙央さんのインタビューを読んで

こんにちは。気が付けば9月になりました。2023年もあと3か月ちょっと。今年の秋田は猛暑であったので、早く夏が過ぎてほしいと念じていた。その結果、時が進むスピードが速まり、途中から年月を経過するスピードが速くなったのではないか?と疑いたくなるなるほどだ。もし、私以外にも最近時間が経つのが早いな、と感じている人がいたら謝ります(笑) すみません、それは私のせいです。

冗談はさておき、9月になると無性に本が読みたくなる。夏の暑さを抜けて、涼しくなったタイミングだからか?そして、本を読むなら、電子書籍や週刊誌ではなく、できればハードカバーがいい。そして、淹れたてのコーヒーを飲んで、書斎で読みたい。物欲はあまりないタイプだが、こうした時間づくりに対する欲はとても強い私。今、読みたい本はたくさんある。昔と比べて、ビジネス書を買う回数はめっきり減った。ビジネスは読むよりもやるに限ります。補助的な意味合いで読むのは賛成。最近読みたいのは純文学やSF小説,料理や園芸に関する本。年を重ねるとそうなるのか?そうではなくて一時的な嗜好の変化か?

読みたい本の1つは、第169回芥川賞を受賞された市川沙央さんの「ハンチバック」。内容に興味を持ったというのもあるが、市川沙央さんが持つ強いパワーというかその辺に惹かれたのが読みたい理由としては大きい。文学作品の論評はできないので、書いている人の魅力を体感したいから読むというのが私の読書スタイル。そんな市川沙央さんに興味を持つきっかけになったのがこのサイトのインタビュー記事でした。初めて見ましたがいいサイトですね。好書好日|Good Life With Books (asahi.com)その中で市川沙央さんが小説家になりたい人へのアドバイスを語る記事がありました。そのアドバイスがこちら。

「『相転移』という言葉が好きなんです。水を温めるとやがて沸騰して水蒸気になるように、すぐに成果に現れなくてもエネルギーを注げばいつかは劇的な変化が訪れる。そう励ましてくれる『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』というアニメの第7話は、挫けそうになった時におすすめです。20年もしつこく書き続けていれば、相転移できるみたいです。できなかった場合は特級呪物が生成されるのでおすすめは絶対にしません!」

書好日|Good Life With Books (asahi.com)

市川さんは20年以上執筆をし続け、何度も文学賞に応募したらしい。入選を狙った執筆という理由ももちろんあったろうが、20年以上となるともはやそうした領域を超えた凄みを感じます。私はこのインタビューではじめて相転移という言葉を知った。いい言葉。結果、できなかった場合は特級呪物ができあがるというオチもナイス。]

1つの物事を続けるというのは単純だが簡単ではない。しかし、それを続けたらどこかで意図せずエネルギー量がドカンと増えるタイミングを味わうことになるのかもしれない。読書もこれに似ている。何百ページも読み続けていくと途中でその物語の中に入り込みすごいカロリーが消費され感情が大きく動くタイミングがある。それが読書の醍醐味とも言えますね。

小さな努力を積み重ねが、やがて大きなエネルギーをもたらす、仕事でも人生でもこれは通じるものがある。仕事に疲れた時や地味な努力が報われないときこそ続けよう、勇気をもらった市川さんのインタビューでした。さて、秋もがんばりましょう。みなさんもたまに読書してみては?よい秋をお過ごしください。