Web3.0を学ぶ~DeFi(分散型金融)の時代へ向けて「Dの意志」①

こんにちは。申告のシーズンや年度末の案件も無事に終わり、少々の落ち着きを取り戻しつつある今日この頃。片付けや筋トレをしつつ、新たな学びもスタートしました。分野的には「Web3.0」となるのでしょう。みなさんは「Web3.0」という考え方を知っていますか?

Web3.0については諸説ありますが、一言で言い表すと「新しいインターネット」となります。どの辺が「新しい」かというと、人工知能・ブロックチェーンなどの分散型技術を活用している点が「新しい」ようです。

とはいえ、分かりづらい。昨今のデジタル系の専門用語は本当に分かりづらい。半ばいやがらせレベルで分かりづらい。アメリカ合衆国においても近年、分断が叫ばれて久しい。何もそれはアメリカ合衆国だけでの話ではなく、世界中で起きている気がします。張本人はデジタルテクノロジーの爆発的な進歩。DXから始まり、生成AI、暗号通貨、NFT、ブロックチェーン、DAO,DeFiなどなどもはや暗号にしか聞こえない。こうした専門用語も圧倒的に増えたが、私の実感として、ついていける人などあまりいない。かくゆう私もついていけていない。焦りは感じないのだが、いやはやデジタル世界における知識格差の広がりと、社会的な緩~い分断は2020年前後からスタートし加速していることを実感すると多少焦りもするのだが。。

さて、肝心の「Web3.0」の件。重い腰と頭を上げて学ぼうと思った次第です。ただ、すべての分野を完璧に学ぼうとするのは無理だし、やる気もないので、興味のある分野を学ぼうと思っています。金融・株式投資・マーケットなどは好きなのタイプなので、分散型金融「DeFi」と学ぼうと決めました。金融が変わるとしたらインパクトは凄まじいし。

まずはネットの記事を中心にDeFiについて学んでみました。一番印象に残ったのは「企業や銀行など中央管理者が不在の金融システム・サービス」であるという点。サラッと書きましたが、どういうことやねん?って思うほどインパクトがありますね。要するに、金融の出所と金融の受け取り手が直接つながるイメージとなります。私がAさんにお金を送金するとき、X銀行の私の口座からAさんのY銀行へ振り込む手続きをするわけであります。当然、振込手数料と振り込まれるまでの時間もかかります。これが、DeFiの場合は、イメージですが私のデジタル上の財布からAさんのデジタル上の財布に直接一瞬で振り込まれるイメージとなるのです。

さらに驚きなのが、そのネットワーク上で様々なサービスをくっつけることがしやすいようです。例えば、おカネを貸したり、企業に投資したり、保険をかけたりと入出金だけでなく、様々なビジネスを行えるようになるそうです。

なるほど、これは凄まじい変化になることが容易に想像できます。少なくとも今の銀行の役割が大きく変わるでしょうし、中央銀行の役割も変わります。当然、私たちの役割も金融上で変わることになる。私が将来、銀行的な存在になることも可能と言えば可能なのでしょうね。この辺次回の記事あればまた触れていきます。人気漫画ワンピースに出てくるDの意志、DeFiもD。これはどんな世界を実現するための意志なのでしょうね?

【ご報告】令和5年度ICTセミナー(横手市様主催)の講師を務めました

みなさま、こんにちは。先日、3月6日(水)横手市のY2プラザにて、横手市様主催の令和5年度ICTセミナーにて講師を務めました。テーマは”中小企業向けのウェブマーケティング・ネット販売”。毎年貴重な機会を賜り誠にありがとうございます。

当時は平日にも関わらず10名以上の方にご参加いただきました。講義時間も2時間超ととても長いにも関わらず全参加者様、集中してお話を聞いてくださっていたのが大変印象的でした。本当にありがとうございました。

本業と並行して、セミナー講師の案件も地域貢献の一環として務めさせていただいております。2023年度は依頼件数過去最高でしたが無事に終えることができました。引き続きよろしくお願いいたします。

【体験談】マーケティング理論を学ぶことの意味とその効果について~過去と現在

こんにちは。2月はまったく雪が降らなかった秋田だが、今日は雪が降っている。雪が降らないと不安になる。雪がたくさん降っても不安になる。最近は、ちょうどいい塩梅がない世の中になったか。

さて、表題の件について。今日は話していこう。教科書的なマーケティングな話ではなく、あなたにとってマーケティングという分野を学ぶことで何がどうなるのか?という話。本当に意味はあるのか?その効果は何なのか?私はマーケティングに本当に感謝しています。救ってくれたと言っても過言ではない。思い入れが強いジャンル。

マーケティングという分野は不思議だ。マーケティングという言葉が独り歩きして、中身が何なのか?は知名度とは反対に理解している人・実践している人は少ない。私は2016年に個人事業主としての一歩を踏み出した。「一歩を踏み出した」というとその後の発展も感じられるようなイメージだが、私の場合はまさしく「一歩を踏み出した」だけの状態であったのです。秋田出身、だが、東京帰りの20代のあんちゃんに、仕事は当然あるはずもなく、自宅にある自分が学生時代を過ごした子供部屋を仮事務所として悶々としていた。

そんな中で、私がたどり着いたのはいたってシンプルな仮説だった。事業に関する大半の悩みが「売上が少ない」ことについての悩みであるとするならば(当時の私もそうだった)、その「売上」に関する理論をしっかり学ぼうではないかと。そうすれば自身の状況の好転するのではないかと。仕事がないし、取引先もないし、他にやることもない。だから、マーケティングなるものを腰を据えて勉強しようと思ったのだ。

この人のマーケティング理論は本物だ!と勝手に師匠と設定した御方の本を読みながら、ノートに書きうつして、一個一個どうやったら売上が増えるか?ということを覚えていきました。(日本の実践的なマーケティング論に関する第一人者であろう佐藤義典さん:[マーケティングのコンサルティング・研修はストラテジー&タクティクスへ] (sandt.co.jp) )

この時、学んだ主な内容は次の通り

・戦略BASiCS

・3C

・4P(マーケティングミックス)

・STP

・マインドフロー 

数にすると少ないが、マーケティング理論としては本当にこれで十分なのだ、そう今も思っています。勉強は多分、1年間で1000時間は超えていたはず。だって他にやることもなかったし笑。それをコツコツ積み重ねていって約3年くらい。徐々に仕事が増えてまいりました。マーケティング理論からマーケティングの現場実践(秋田)へ移っていったのもこのころ。そこからさまざまな現場経験を経て今に至ります。さて、では、この数年でマーケティング理論が私のビジネス人生にもたらした変化は何だったか?振り返ってみよう。

<得たもの>

・売り上げ&利益倍増

・公的機関の肩書増加

・専門学校の非常勤講師就任

・講演依頼の増加

・経営者層との高い信頼関係

・仕事が自然に発生する仕組み

そんなところだ。なかなか人生にダイナミックな変化をもたらしました。スタートが実家の子供部屋だとすると今はそのころからするとだいぶ人並みの生活になったことでしょう(笑) スタートがあまりにもちっぽけだからそう感じるだけかもしれないが。そう、つまりマーケティング理論の学習と実践は人1人の人生に変化をもたらすには十分だと思っている。特にビジネスには効く。理論を勉強し、その理論を実践し、経験を積むことによって素晴らしい効果をもたらす。ただ、即効性はない。コツコツじっくり効いてくる。デイトレード型ではない、コツコツ積み立て投資に近い。もっと売り上げが欲しいけどどうしたらいいのか?本当に困っている!という方は、騙されたと思って5年くらい腰を据えてマーケティング分野を真剣に学ぶのはいかがでしょうか?きっと人生においてすばらしい変化をもたらすきっかけになるはずです。

勉強大事。大人になっても続けましょう。マーケティングについて興味を持ってもらえたらうれしいです。お読み下さりありがとうございました。