【新コンテンツ追加】2023年経営環境のリアル

みなさん。こんにちは。2023年もあっと言う間に中旬を迎えました。正月気分に浸りたいのもやまやまですが、さすがにそろそろ浸れない(^^) 当事務所もアクセル踏んで業務開始しています。本年もよろしくお願いします。

そうそう、本題に入る前に1つ。このブログは去年から本格的に運用を開始しました。できた当初のページビューは一桁でした。(1ヵ月で1桁ってヤバいよね(笑))ところが、今は一ヵ月2桁、多い時は3桁いくようになりました。ほぼユニークユーザーさんたちです。なので、月数十人は訪れるサイトになりました。ページビューの増加を狙っているわけではないですがうれしいです。ありがとうございます!

さて、本題。新コンテンツを追加しました。その名も2023年経営環境のリアル。意外に、会社や事業をやっているみなさんって自社が置かれている状況について調べたりすることって少なかったりします。マクロ経済的な動きは把握する方もいらっしゃいますが(インフレとか円高とか金利上がっただのその辺)、実際今、小規模事業者にとっての景気ってどんなもんだろう?っていうのは把握しきれていない。そういう勉強会もないですし。。。

でも、それって結構まずいと思いません?変化の激しいこの時代、比較対象やベンチマークを間違えたり、時代の空気感を知らずに事業をやっていくっていずれ大変なことになると思うですよ。だから、なるべく、今自社が置かれている状況を客観的に把握しておくことはやったほうがいいです。意外とコロナでも売上が下がらず、上がった会社も結構あったりしますし。

ではどうすればよいか?どこを見ればよいか?ってなります。で、私がおすすめなのが中小企業庁が毎年作っている「中小企業白書・小規模事業白書」を見ることです。あ~このレベルの情報が知りたかったのねん。ってなること請け合い。ただね、これが結構ボリューミー。だから、私の主観でここだけは押さえておこうっていうプチ解説を交えたまとめページをつくろうと思いました。それが新コンテンツね。よかったら見てみてください。記事は随時更新する予定。

2023年経営環境のリアル – マネジメントオフィス檜|小規模事業者向け経営戦略立案|マーケティング支援|秋田市 (nkd-marketing.fun)

さぁ、今年もがんばりましょう♪

失敗は苦いけど超効く漢方スープっていう話。

この記事で伝えたいこと:失敗は苦いけど超効く漢方スープみたいなもんだから気にすんな、むしろ味わって栄養にしちゃおうぜ。

こんばんは。月初はいつも固定ページの”言葉”を更新することか始めています。選定基準はノリとそのときの気分が多いです。さて、今月選んだのは伝説の投資家・ピーターリンチ。

どういう人か?wikipediaを参照。

ピーター・リンチ1944年1月19日 – )は、アメリカの投資家、投資信託マネージャー慈善家。フィデリティインベスメンツのファンドマネージャーとしてマゼラン・ファンド を運用。リンチは、1977年から1990年の間に平均29.2%の年間リターンを達成し、S&P 500株価指数を一貫して二倍以上のアウトパフォームを達成しマゼラン・ファンドを世界最高の投資信託ファンドに押し上げた。彼がマゼランファンドの運用担当者であった13年間で、運用資産は1,800万ドルから140億ドルに増加した。

ピーター・リンチ – Wikipedia

化け物みたいなパフォーマンスを残した投資家さんですね。運用資産140億ドルっていくらだ?(笑)

投資家と聞きますと鼻息の粗いイケイケな人をイメージするかもしれませんがこの人は少々趣が異なる。数々の名言も残しているのですが、煽り要素などは皆無。淡々としているイメージですね。

詳しい説明は投資ブログではないので割愛しますが、この人は13年で資産を700倍以上にしたと噂されています。興味あるかたは調べてみてね。

さて、そんなピーターリンチさんが残した言葉が”失敗から学べ”です。何を失敗と取るかは人それぞれですが、どんな些細な出来事であれ本人が失敗と認識すればそれは失敗となります。

おそらく、ピーターリンチも資産運用をする上で手痛い失敗などやまほどあったことでしょう。私のような一般庶民に想像つかないレベルで。そんな彼が”失敗から学べ”というのはめちゃくちゃ重いですね。実際、彼は失敗から多くのことを学んだ結果、通常では考えられない驚異的なパフォーマンスを発揮していたのでしょう。

みなさんは失敗は好きですか?私は好きです。なぜかというと、次につなげるヒントがたくさん埋まっているからです。

失敗というのは、期待していた結果を得られずに終わった状態を指すと思います。しかもこれは非常に個人的なレベルで発生する出来事です。そして、往々にして後悔したり自暴自棄になったりくよくよしたりする。ただ、ものごとには何でも両面があります。

例えば、ダイエットをしようとしてできなかった場合、当人が失敗と一度捉えたとしましょう。ところが、別の人から見たら、こうすればうまくいくのになぁというヒントが山ほど眠っていたとしましょう。この場合は、失敗と思い込み蓋をすることで大切なヒントを見逃していることになります。

勇気を出して、なぜ失敗したか?なぜうまくいなかったか?そう考えててみてはいかがでしょうか?それを繰え返すことで、思考は「次」に向かい、感情的なショックからも徐々に立ち直っていくことができます。

失敗は苦いけど超効く漢方スープみたいなもんです。なので、苦いけど味わって栄養にしちゃいましょう。2023年いっぱい失敗して栄養蓄えましょう!今年もよろしくお願いします(^^)/

干支と占星術が語る2023年、信じるか信じないかはあなた次第!

こんにちは。本日はクリスマス。ケーキ食べましたか? 美味しいケーキは世の中がなんであれ、心に深い満足感をもたらします。大抵の悩みも美味しいケーキを食べてる瞬間は解決する笑(あくまで瞬間的なのが難点)。たまには日頃の疲れや悩みを忘れてじっくり休息しましょう!心のゆとりは周りへのやさしさにつながっていきます。皆さんも良いクリスマスを♪

さて、私もクリスマスはゆっくり過ごしています。クリスマスが来たということはもうすぐ新年。どんな年になるか?という話がありますが、結局は一人一人次第というのが妥当。つまり、どんな年になるか?ではなくどんな年にするか?という話だと私は思っています。とはいえ、一人一人がどう思っていても、時代の雰囲気は確実に存在している気がしてならない。こうした時代の雰囲気は「時代精神」と表現するそうです。

時代精神(じだいせいしん、: Zeitgeist、ツァイトガイスト)とは、ある時代の哲学や文学、芸術における支配的な精神傾向のことを指す。歴史学においては、(多くの場合、後世の価値観では非合理的・虚構的な)ある時代の特徴や普遍的と思われていた価値観、もしくはそれらを作り出したていた暗黙の力を指す用途でも使われる(時の亡霊)。

出典:Wikipedia

こうした時代精神を読み解くには、現在から過去にさかのぼることが分かりやすいのですが、未来の時代精神を読み解く場合はそうはいきません。未だ発生していない未来をイメージすることは楽しくもあり、難しくもある。その時、参考となるのが干支や占星術など「時」を扱うジャンル。早速見てみましょう。

まずは干支から。来年は兎年。正確には「癸(みずのと)卯(う)」というそうです。どんな年になるのかな?

株式相場には、【辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。】という格言があります。兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。

引用元:https://i-corporation.jp/blog/nenga2/

はい。専門サイトから引用してみました。どうやら景気は上向きに跳ねる傾向があるようですね。ホンマかいな!景気が上向く予感は微塵もしないぞ笑。まぁ、でも一寸先は闇の今の世の中。何が起こるかわかりませんよね。癸の兎。ちなみに、癸の意味はこれだけではないようです。他には、「物事の終わりと始まり」という意味も。私個人的にはこちらの方がしっくりきます。現在、日本はもちろん世界でも様々な分野で価値転換が進んでいます。安定とは程遠い感じがする大きな変化の連続。こうした現象はある意味「物事の終わりと始まり」とも言える。スタートの時期とも言えるのかな?何かにチャレンジしてみたりするのはいいかもしれない。

ちなみに私は、来年仕事とは関係なく、日本酒の勉強を始めたいと思っています。飲兵衛ではない私ですが、日本酒の文化や酒蔵さんの歴史を踏まえた上で味わうのが大好きなのです。今年は、ようやく自分が追い求める日本酒の味がはっきり見えてきました。日本酒って本当に奥が深い。みなさんは始めたいことはありますか?もし気になることがあれば癸の年にチャレンジしてみるのもいいかもしれません😊

さて、次のお題は西洋占星術。西洋占星術上はどんな年になるのでしょうか?西洋占星術は、石井ゆかりさん、鏡リュウジさん、水晶玉子さんなど大家がたくさにらっしゃいます。まずは鏡リュウジさん。

「驚くようなことが立て続けに起こっているここ数年。『何があってもおかしくない』といわれつづける中でもさらに驚愕するようなことが起きているのですから、本当にすごい時代です。星の動きでは、慌ただしい世界の動きはまだまだ続きそうな気配。とくに冥王星が3月に水瓶座へとちょっと足を踏み入れるのは、また大きな時代の変動が起こる兆しのよう。本格的にはあと2年後のことではありますが、例えばAIの問題や気候変動の問題がこれまで以上に注目されることになるでしょう。冥王星は死と再生の惑星であり、水瓶座は『高度な技術』と『大気』の星座であるとともに『水の運び手』でもあるからです。でも、その中にも希望はあります。機械やテクノロジーには肩代わりできない、温かな人間らしさはどこにあるのか、と逆説的に人々が考え始めるからです。その意味では、『優しさ』をもう一度人々が大切にし始める時代だといってもいいかもしれません。

引用元:https://hillslife.jp/lifestyle/2022/12/07/astrology-guide-to-2023/

どうやら3月がポイントみたい。そして、時代はまだまだ動きまくる感じになりそうですね。私が注目したのは人々が温かな人間らしさを考え始めるという点。コスパ、タイパ、5G、FIREなどなどなんだか人間的な感じとはいえないようなキーワードがバズる時代ですが、その逆で、超アナログな温かさが見直されている時代ともなっています。昭和の喫茶や平成のファッションが流行っているのもその現れか?優しい時代になればいいですね😀

次は水晶さん。

2023年は、旧来の競争社会や、富や権力が人を支配するような価値観が終わり、本格的な多様性の時代を迎える年になります。その序章として、2022年はさまざまな汚職が明るみに出て、権力者が失墜していきました。これは、旧来の社会にあった「多少の卑怯なことをしても、誰よりも富を握り、人よりも優位に立とう」という考えが、通用しなくなったことも意味しています。2023年は、個人がもっと自分で考えて動くことで、自由に才能を発揮しやすい時代になるでしょう。

https://serai.jp/kajin/1105398

なんとなくですが、2023年はやはり今までの価値観の終わりとこれからの価値観の始まりという印象が強そうな気がします。個人がもっと自分で考えて動いたりするのが勢いを持つ時代というのは裏を返せば、大きな組織や力に自分の判断や価値観を委ねるだけでは立ち行かなくなるということを表しているでしょう。生まれも出自も年齢も性別も国籍も所属社会も関係なく、本当に大事なものを個人で探し、つながっていく、そんな時代になっていくのかな?

さて、いかがでしたでしょうか?様々な側面から2023年の雰囲気を語ってきました。大切なのはこうした雰囲気を踏まえつつ、自分の一年をデザインしていくことです。皆さんはどんな一年にしたいですか?充実した1年にしていきましょう♪お読みいただきありがとうございました!

【値上げラッシュ✖️光熱費高騰】五里霧中の2022年経済。それでもその先を見る知恵とは?

こんにちは。あっという間に12月!早いですね。今年やり残したことはないか?日々自分に問う日々を慌ただしく過ごしています。みなさんはどうですか?私はまだまだ今年にやりたことがあります。全部終わるかは私次第😎 がんばろう。

さて、表題の件。今の日本経済が置かれている状況というのはとても厳しい。インフレ止まりませんし、賃金は上がらない。そして、電気料金高騰。一部の富裕層(純金融資産1億円以上)を除けばこの状況でマイナス影響を受けている人の方が多い。そして、来年以降日銀がついに金利を上げるか?とも言われている。利上げの影響は当然住宅ローンにも波及。

今後10年以内に住宅ローン金利は上がる? 10年固定金利への対応から、銀行ごとの金利予想を分析(ダイヤモンド不動産研究所)

https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1111740

これ以上、景気が悪くならないでぇ〜!と叫びたくなりますが、おそらく来年もインフレ傾向は続きますし、賃金上昇もあまり期待できないでしょう。それは悲観的なシナリオではなく現実的な予想なのでしょうがない😊

大事なのはここから。では、どうしよう?まずポイントは、どんなに経済状況が悪くなったとしても、日本経済、いや日本社会そのものがスイッチオフみたいに一瞬でリセットされる事態はあまり想定できません。たとえ、日経平均や日本国債が暴落しようが、社会騒動がたくさん起ころうが、全てがゼロになるということはない。この辺のリアリティは、真山仁さんのオペレーションZが近い気がします。

連続ドラマW オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~ DVD-BOX

https://www.tc-ent.co.jp/products/detail/TCED-5401

つまり、世界はいきなりなくなりませんし、生活は続きます。ということは、”時代の流れ”を意識し、どのマーケットに活路があるのか?どういう方向性に世界が変わっているのか?を意識しながら上手に適応していくことが求められます。

では、その際はまず何から始めたら良いか?まずは国の各省庁が取りまとめている中長期的な経済政策を眺めてみることから始めましょう。未来を完全に予測することは難しいですが、ある程度輪郭を掴むことはできます。その際、参考になるのは意外に”お堅い”レポートだったりします。たとえば、岸田政権が掲げた”新しい資本主義”の中身、みなさんご存知ですか?こうした資料も眺めてみることで、今後国がどういう分野に力を入れていくか?が理解することができるのです。政権を支持する、支持しないという気持ちは一旦クリアにして、日本の中枢が何を考えているかを冷静に見極めるのです。

政府広報オンラインサイト(新しい資本主義の実現に向けて)

https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/newcapitalism/

ちなみに、新しい資本主義で中心になる4分野は次の通りです。

■人

■科学技術・イノベーション

■スタートアップ

■グリーン・デジタル

このサイトがわかりやすい。

NHK政治マガジン 「新しい資本主義」で「資産所得倍増プラン」分配戦略後退指摘も

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/83913.html

抽象的な表現が多い気がしますが、政府関連の資料を読み込んでいくと、具体的な分野がしっかりと浮かび上がってきます。例えば、4つの分野の中にある”グリーン”というワード。これはグリーントランスフォーメーション(GX)に力を入れていくことを指しています。このグリーントランスフォーメーションというワードの中には、半導体、風力発電、EV、データセンターなどの具体的な分野が含まれています。

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html

そういえば、次世代半導体を扱う会社を大企業が協力して立ち上げましたね。こうした取り組みのもとになっているのは国が定めている大きな戦略です。

新会社「ラピダス」始動、次世代半導体の国産化へ一歩 10年近い遅れを得意のものづくりで挽回

https://www.netdenjd.com/articles/-/276111

なぜ、こうした情報がこれから重要になるかというと、「国」が予算を出すというマーケットには、成長のチャンスがまだまだあるからです。良いか悪いかはさておき、国が予算を出すいわゆる”官製マーケット”は底堅い。仮に政府がなくなったとしても、大きな方向性は変わらず、次の政府も同じような方向性を向いていくでしょう。(例えば、デジタル化やDXというキーワードは政権がどこになろうと世界的な潮流なのできっと実施する方向で変わらないはず)

景況感の改善があまり期待できず、内需や外需を中心にしたマーケットも盛り上がりにかけることが予想される来年以降の日本経済(景況感とは関係なく金融マーケットの盛り上がりなどは期待できます)。それでも事業者は事業を続けていきますし、われわれ庶民の暮らしも続きます。たとえ、どんな状況になったとしても。。。

こうした状況下で頼りになるのは何か?金融資産もインフレ下ではあまりにあてになりません(目減りしていくので)。ましてや組織や団体に人生を委ねることはこの不安定な時代においてかなり危険。ではどうするか?1つ考えられるのは、デバイスや人的ネットワークを駆使して、世界と日本の大きな「流れ」を捉え、その流れにそって生き方や仕事を合わせていく柔軟なセンスを磨くこと、です。

住んでいる場所も現時点での年収も、今までの過去の実績もこの変化の激しすぎる時代においてはあまり意味をなしません。どこにいても、何歳であろうと、主体的に世界と対峙し、自分の人生の舵を切っていくのです。情報と自分の人生がコネクトするスピードがこの3年で加速度的に増しました。世界の状況と無関係でいられる「安全地帯」はもはや国内外どこにもないでしょう、少なくとも一般庶民レベルでは(王族は別)

自分のキャリアを考える際は、自分のやりたいことも大事なのですが、それに加えて、今後は必ず、大きな世界や日本が向かっている方向性をおさえるようにしてください。景況感の改善は多分しばらく期待できません。

つまり、予算がつく分野や成長の余地がある分野はすでに決まっている。いずれはAIの劇的発展によって将来は働かなくても大丈な状態になると思いますがそれはもうちょっと先でしょう(そうした未来に関してイメージを深めるためにはこの本がおすすめ:https://www.amazon.co.jp/財政破産からAI産業革命へ-日本経済、これから10年のビッグ・シフト-吉田-繁治/dp/4569832636/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=TJDB0JDHPX19&keywords=ai+経済+吉田&qid=1670662642&s=books&sprefix=a+i+経済+吉田%2Cstripbooks%2C177&sr=1-1

大きな流れをおさえて、自分のビジネスや生き方をトランスフォーメーションしていきましょう。DX・CX・GXなどが向かう先は結局のところ、「LIFE TRANSFORMATION(LX)」なのです。生き方を大きく変えていく。LIFE SHIFTという本がベストセラーになったのもこうした背景があるはず。当然、私も例外ではない。変えていく必要がある笑 がんばるぞ!

まとめます、瑣末な情報に決してとらわれず、時代の流れを積極的にキャッチアップしましょう。最初は公開情報を取りに行くことが肝心です。世界の流れ、日本が向かっている大きな方向性を読むのです。そして、そこを意識して、向こう30年程度自分自身のキャリアや人生をどうそこに合わせていくのが戦略を立てていく。時間軸は数ヶ月で終わらず長ければ数十年の長い時間軸になると思います。

それでも先はきっとあるはず。2022年悔いのないように過ごしましょう😊 久しぶりに堅い記事笑 色々書きましたが、幸せを掴むためには日頃の努力が大事だよという話ですね。以上です。

2023年の抱負を語るなら今日まで!?

みなさん、こんにちは。吉野です。11月も終わりに近づいてきます。みなさん秋はどう過ごしましたか?読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、秋は実りの季節。私は旅をしたり、仕事をしたり、人に会いに行ったりと充実した時間を過ごすことができました。コロナウイルスのパンデミックから今年で3年目ですか?心も体も委縮しがちですが、こんなときこそ旅。写真は旅先で出会った黒猫。かわゆす。

櫻山神社(盛岡市)の野良ニャンコさん

さて、そんな秋ですが、先週所属しているクラブの代表から連絡が。どうやら「近々、世界(金融マーケット、国際情勢などすべて含)が大きく動くとのこと」。実は何回かこうしたタイミングがあったのです。しかし、様々な事情で遅延、または変更。動くはずの事態は動かず。ようやく時が満ちたということなのかな? それはまぁ、これは大変大した話なのだが、私のように一般庶民が直接どうこうではないので見守ることにしましょう。

それともう1つアナウンスが。「2023年の抱負を考えるならこの週に」とのこと。興味深い。2023年の抱負を立てる時期と聞くとみなさん、いつをイメージします? たいていの場合は、お正月ではないかな。私も大抵はお正月の三が日に建てるパターンが多かったように思います。

ただし、それはあくまで世の中が落ち着いているときの話。一向に収まらないコロナパンデミックに加え、記録的なインフレ(それでも日本はまだ上がり方が緩やか)、世界的な金融引き締め議論などなど事実を並べてみると今って、”乱世”そのもの。こうした状況の中で通常通りの暦通りに生活していると”ショック”が起きた時のダメージは大きくなりやすい。

最近、企業においてもBCP(事業継続計画)の重要性がうたわれていますがそのポイントは、至ってシンプル。「非常事態が起きても、被害を最小限に抑えつつ、すばやくビジネスを再開できるように計画を立ててね」という話。(参考:BCPとは?)なにもこれは企業の事業活動に限らず、人生においても同じ。

VUCAと呼ばれるほど不確かな時代を私たちは生きています。

VUCAとは?予測困難な時代に求められるスキルと、組織づくりのポイント”

今までと同じリズムで過ごしていると、あっと言う間に置いてけぼりどころか生命の危機に瀕する事態にもなりかねない。こうした時代においても健やかに過ごすためには今まで以上にスピーディーな意思決定が求められています。来年2023年、もし、のんびりとした正月が来ないとしたら、、、どうします? 

今考えられる時間の中で、スピーディーに意思決定をしましょう。2023年の抱負は2022年の間でも立てることができる。雑に考えるのは避けたいが、悩みすぎるのはよくない。2023年何が起きても悔いが残らないように2023年の抱負は今から立てましょう。

さて、ちなみに抱負や目標を立てる上での注意点はなんでしょう? 〇〇をしたい、〇〇になりたい、こうした抱負はよく見かけます。ただし、叶うのとかなわないものどちらが多いかと考えると、圧倒的に後者。願いをかなえるためにはちょっとした工夫が必要です。

まずもって、ワナビー思考から脱すること、これがポイント。というか私の経験上(笑) かなわない目標なんて山ほどありましたからねぇ(笑) ちなみにワナビーとはどういうことか?

ワナビー とは、 英語の「want to be(…になりたい)」を短縮した口語表現 で、 何かに憧れ、それになりたがっている者 という意味です。 ワナビーの語源は、英語の「want to be(…になりたい)」で、それを短縮した表現である口語表現の「wanna be」をもとにしています。 有名人や人気者などに強くあこがれ、それになりたがる人をさします。 多くの場合、あこがれてまねをするけれど、実質が伴わない人のことをいいます。

出典:コトワカ kotowaka.com/young/wannabe/

動機としての憧れは構わないが、抱負としての憧れはかないません。なぜなら、憧れという思考には「中身」がないからです。中身がないものを投射しても中身がないものが映し出されるのみ。憧れは文字通り、好きなアーティストのLIVEを観客席から眺めている状況となります。仮にその本人がいつかそうしたステージに立ちたいなぁと思っていても、その状態のみでステージに上がることはありません。

夢を叶えるのは誰でしょう?誰かが叶えてくれるか?たいていの場合はあなた以外の誰かがあなたの夢を叶えるのは難しい。憧れ、ワナビー思考には当事者意識が往々にしてありません。中身がないから当然と言えば当然。たとえるなら、Twitterのタイムラインに現れる膨大な刹那的なツイートか?

では、抱負をあなたの人生に出現させるためにはどうしたらよいか?それは「中身」を入れてあげることです。「中身」とはすなわち、「行動」「日々の思考」「言動」が伴っている状態を指します。抱負を形するためにはたてた後に「行動」「日々の思考」「言動」が一致しているのが求められます。

抱負や目標は何もその場限りの一発芸的なものではない。あくまではじまりです。そこかたまた1年に向けた旅路が広がるのです。その繰り返しが一生。うまくいかなくても、今まで願いがかなったことがなくても大丈夫です。道は変えられます。ただ、受け身の人生では期待することは起きないでしょう。だから、もし、人生を変えたい、今の状況を変えたいと思ったら、2023年の人生を早めに仕込んでおきましょう(笑)仕込んでないとあなたの2023年は、いやあなたの人生が始まらないかもしれない。。。世にも奇妙な物語(笑)

さぁ、2023年すばらしい1年にしましょう。私もがんばります。

櫻山神社にて。木の角度に未来を感じる。今は写真左部分か。

【祝、修了!】マナビDX Quest:2022年度第1タームケーススタディ教育プログラム(経済産業省主催のデジタル人材育成プログラム)

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。いつの間にか11月が終わりそうなこのタイミング。充実した日々をお過ごしでしょうか?

かくいう私はというと、3足のワラジとも言うべき生活に勤しんでおりました。変化の激しい時代ですからね。幸せに過ごすためには自分もその変化に対応していきたいのですよ。

というわけで、やることがネズミ算方式で増えていっている2022年下半期。そんな中で参加した経済産業省主催のマナビDXクエスト、興味半分でエントリーしたら合格!どんなプログラムかというと?

経済産業省では、地域企業・産業のDXの実現に向けて、デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場として、ポータルサイト「マナビDX (デラックス)」を令和4年3月に開設しました。さらなる地域企業・産業のDXの実現に向け、ビジネスの現場における課題解決の実践を通じた 能力を磨くため、2022年度9月~2023年2月中旬の期間、1,800名程度の学生・社会人を対象にデジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」を実施します。マナビDX Questは、企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム及び、地域の中小企業との協働による、デジタル技術を活用した課題解決型現場研修プログラムからなります。
マナビDX Questを通じて、デジタルの経験有無にかかわらず、企業におけるDXを推進する変革の考え方やプロセスを学び、志を同じくする幅広いデジタル人材とのつながりを構築することができます。

デジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」 (ipa.go.jp)

こんな感じ。プログラムの受講や課題の提出はすべてオンラインで完結するから、まぁラクショーだろうと思っていたら、はい、そんなことはありませんでした(笑) 

某有名外資系コンサルティングファームさんが事務局をやっていだけあって、内容は東京23区上場企業クオリティー、秋田の田舎者はどではっちゃけたで。プログラムはこんな感じね。

「課題解決のためのAI実装プロジェクト」の疑似体験を通じて、AIモデルの構築/評価から、実装運用・展開計画までを策定。最後に、全社DX変革に向けた検討アプローチを体験。※演習には、AIモデル構築パート、組織変革のプレゼン提案シミュレーションなどを含みます。

デジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」 (ipa.go.jp)

そんなこんなで、汗水夜なべしながら、吉野やりました!無事に第一タームの修了証をGET!第一タームの修了証と聞くと、紙を想像しますが、実は修了証がブロックチェーンなのですよ。ハイテクな世の中だ。ちなみに、私の修了証はコレ。

画像データ

ブロックチェーン証明証リンク(←面白いから触ってみて。ブロックチェーンだよ)

ちなみに、私が学んだ具体的な項目はこんな感じね。DXって実際何やるの?ってわかっていない人は意外とおおいので参考までに。

  • 探索的データ分析課題:ビジネス・組織情報を把握し、業務課題を洗い出し、実務データを探索的に分析し、取り組むべき最重要課題を特定
  • デジタル課題:主要課題解決のための要求・要件定義を経て、デジタルを活用した打ち手の実現性を検証
  • 変革推進設計・プレゼン課題:検証結果をもとにしたDX変革ロードマップ策定とプレゼン作成。組織変革を進める上で考慮すべき観点を受講生同士でディスカッション

今後もマネジメントオフィス檜としては、地方中小企業のDXを目的としたコンサルティング業務にも力を入れていきます。一部パイロットプロジェクトも進行中。ツールの導入ではなく組織変革や利益向上を目的としたDXに力を入れていきたいクライアントのニーズに対応していく予定です。

今は秋田にいても東京で働いてるとの変わらずに知識を吸収できる時代になりました。コロナ禍がきっかけですね。何事も悪いことだけではない。引き続きよろしくお願いします。

昭和の巨匠・松本清張の仕事術〜令和一億総リスキリング社会を生き抜く知恵

こんばんわ。吉野です。始まりましたね、11月。この11月は楽しみが目白押し。11月、12月、1月は近現代史に残る怒涛の3ヶ月となるのでは?と方方からの情報で予想しています。まぁ、それはそれ。今年もあと少し、悔いのないように走り抜きましょう。

さて、みなさんは最近TV見てます?私は元々テレビは見ないタイプです。が、一部番組は録画して視聴しています。深夜バラエティとTBS系のドラマ、そしてNHKのドキュメンタリー。そして、どんどん番組が溜まっていく😊 在庫過剰はいかんぞ、吉野君(笑) 

最近は、自由時間が少なくボーっとテレビを見る時間もなかった。だがしかし!今日は、時間が夕方ありました!ラッキ〜♪ そこで見たのが私の好きな番組の1つ、「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」。ご存知ですか?NHKの番組で、偉人や先人たちの生き方から知恵を学ぶというなんとも素晴らしい番組だ。過去から学べることは世の中たくさんありますからね〜っと。ほいで、今回、私が見た回は昭和の大作家・松本清張でした。

松本清張と言えば、「黒革の手帖」「点と線」など今も映像化され続けている数多くの名作を生み出したまさに巨匠。昭和の香りを色濃く残した作家さんです。では、どういうテーマだったか?以下の通り。

「松本清張 人気作品を生み出し続ける仕事術」

初回放送日: 2022年8月2日

数々のベストセラーを生み出した作家・松本清張。生涯に残した作品の数は、1000以上。しかも、清張を一躍有名にした“社会派ミステリー”だけにとどまらず、昭和史のノンフィクションや、邪馬台国をテーマにした作品など、内容は多岐にわたる。清張は82歳でこの世を去るまで書き続けたが、なぜ清張は、さまざまな分野の、しかも膨大な量の作品を生み出すことができたのか。そこには、清張ならではの独特な仕事術があった。

https://www.nhk.jp/p/chieizu/ts/R6Z2J4WP1Z/episode/te/576KWPVRPM/

なぜ清張が膨大な作品を生涯生み出し続けてたかというと、ポイントは2つあったそうです。

・1つ、誰からも学び続ける姿勢を大切にしていたこと

・2つ、「交換作業」を通して知的好奇心を生涯持ち続けていたこと

私が注目したのは「交換作業」でした。この「交換作業」とは何か?清張は実は飽きっぽい性格らしく、1つの作品もある程度言いたいことを書き上げると興味・関心が次の作品へ移っていったようです。ただ、この特性を清張は上手に使って作品作りに生かしていました。どうやっていたかというと、歴史小説を描きながら現代小説を書くなど、異なる分野の執筆を変わるがわる進めていたのです。それを清張は「交換作業」と呼んでいました。膨大な作品を産み続けるためには好奇心が原動力となっていったでしょうが、それを維持するための工夫はこんなところにあったわけです。いい仕事してます!

さて、私は清張の「交換作業」と聞いて、昨今流行りのリスキリングにも通ずるところがあると思いました。以下、リスキリングの説明。

「リスキリング(Reskilling)」とは、職業能力の再開発、再教育のことを意味します。近年では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略において、新たに必要となる業務・職種に順応できるように、従業員がスキルや知識を再習得するという意味で使われることが増えています。2020年11月に日本経済団体連合会(経団連)が発表した。「新成長戦略」や、2021年から2022年にかけて経済産業省が開催している「デジタル時代の人材政策に関する検討会」においても、失われる雇用から新たに生まれる雇用へと円滑に労働力を移動できるよう、企業が従業員のリスキリングを推進することを奨励しています。

日本の人事部 https://jinjibu.jp/keyword/detl/1219/

つまり、就職して終わりではなくて、自身の能力を新たに学んだり訓練する機会を積極的に作ってくださいね。というハナシ。私もDXやpythonについて今年の夏から通常業務と並行して行っていますが、これがかなり大変😊 まじで😎 でもね、これからの時代はリスキリングは必須な訳です。人工知能の発展で知能革命が起きる時代ですからね〜 今ままで必要だったスキルが不要となり全く新しいスキルが求められるようになるのですから。

それで、大変なリスキリングを少しでも楽しくするために、この「交換作業」的な考え方はとても役に立つと思います。仕事一辺倒のリスキリングは辛いので、楽しいリスキリングもやっちゃいましょう。ワイン好きならワインの勉強、コーヒー好きならコーヒーの勉強、農業好きなら農作業。集中して1つリスキリングをするのではなく異なる分野のリスキリングを並行して進めるのが結果的に続きそうですね。

一億総リスキリング社会に突入してしまった令和日本、昭和の文豪の知恵を借りながら、楽しく乗り切りましょうね♪それでは今週も頑張りましょう。バイバイ!

【読書の森】感動CX~日本企業に向けた「10の新戦略」と「7つの道標」/東洋経済新報社【低体温経済でも生き残る会社のポイントを学ぼう】

こんばんは。10月も残りわずかとなりました。秋田はだいぶ気温が下がってきた。冬の足音が徐々に近づいてきている。秋田に限らずですが、東北の冬は本当にきびしい。寒いし吹雪の時はなかなか出かける気にならない。だが、私は冬生まれということがこともあるかもしれないが、冬が好きだ。あったかい部屋にいて飲む、おいしいお酒とあったかい鍋、それだけで幸せな気分になる。それだけでね。

あとは冬の静けさも好きだ。家にいるととても静かな時間を過ごせる。四季の中でもっとも勉強に向いている季節だと勝手に思っているわけであります。今年の冬はおそらくですが、とてもきびしい冬になるでしょう。世相は暗く、出口が一見見えないほど暗いはず。でもね、イギリスの宰相チャーチルはかく語りき。

現在我々は悪い時期を通過している。事態は良くなるまでに、おそらく現在より悪くなるだろう。しかし我々が忍耐し、我慢しさえすれば、やがて良くなることを私は全く疑わない。

ウィンストン・チャーチル

秋も冬も激動の展開が予想される世相ですが、元気にがんばりましょう。

さて、今日は一冊の本をご紹介。未来予測・国際情勢・マーケット分析などを中心に事業を展開しており、いつもお世話になっている国際派シンクタンク、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所・原田武夫さんのご紹介で知りました。その名も「感動CX」。分厚い本でしたが、読んでよかった。今、現在事業を展開されている事業者さん、経営者層は必見かと。

なぜこの本を読んだ方がいいか?それは「CX(カスタマーエクスペリエンス)」の向上こそ、これからの時代を企業(個人事業主含)生き抜くために必須となりつつあるからだと。以下、本著のあらすじを公式サイトから引用。


顧客を驚かせ、感動を与え続けるための“徹底攻略本”「顧客目線」という合言葉とともに、CX向上をテーマに掲げる企業が増えている。「CX向上に本腰を入れない企業は、淘汰される」という声は、日に日に増しているが、CXと切っても切り離せないDXに向けた活動で、成果をあげられていない日本企業も多いのが現状である。DXに向けた変革活動を前進させるためにも、本書では「CX思考」について深掘りしていく。本書内では、ベイカレント・コンサルティングが蓄積してきたデータや知見から、顧客の消費行動を分析し、企業戦略・事業戦略の根幹となるCXの組み立て方について解説。先進的な企業事例を多く取り上げ、その成功の秘訣にも迫る。事例・アカデミックの両面から「CX思考」について切り込んだ1冊だ。

感動CX | 東洋経済STORE (toyokeizai.net)

今は本当にどの事業者にとっても大変な時代です。しかしながら、それを嘆いてても何も解決につながらない。ではどうするか?この本にある通り、1つの打ち手としてCX向上はテーマになっていくのではないか?部分的にやり方を改善するだけでは一時しのぎに過ぎない。

例えば、多くの飲食店がコロナ禍をきっかけにテイクアウトサービスをはじめました。私が暮らす秋田でもそうです。だがしかし、それは「CX」の視点が入っているだろうか?調査はしていないので分かりませんが、ほとんどの飲食店はコロナ序盤に比べて、テイクアウトサービスの勢いは最近なくなってきているのではないかな?なぜ、そうなるかというと理由はシンプル。顧客の期待を超え続けるサービスを提供することができなかったからと推測できる。

消費者がコロナ禍のテイクアウトサービスに飽きたわけではない、時間が経つにつれてベネフィット(顧客にとってのうれしさ)よりもコストが上回ってしまったので利用する人が徐々に減っていったのではないだろうか?こうした状況に対して本著は明快な方針を示してくれる。

つまり、サービス提供企業としては、移ろいゆく顧客が感じるベネフィットに適う要素を提供し続け、CXの価値が低下しないように取り組んでいく必要がある。モノを売ることが一旦のゴールであった既存ビジネスとは違い、現在のビジネスは購買やサービスの利用開始が顧客との長い関係のスタートにすぎないと心得る必要がある。

感動CX 21Pから引用

モノが売れない時代と言われて久しいが、それでも売れている企業はある。規模は関係なく、ビジネスの場所も関係ない。共通点は「CX」だ。その他にもこの時代を生き残るために必要な様々な考え方が本著では紹介されています。厳しい「冬」を乗り越えて、それでも顧客に価値を届けたいと強く願うあなたは必読。一緒に乗り越えましょう。この本は本当に有益な情報が盛りだくさんでしたのでまた紹介いたします。お読みいただきありがとうございました(^^)

この時代でも仕事にモテる人の意外過ぎる共通点とは?

こんばんは。毎週1回を目標にコツコツ続けているこのブログ。大体、日曜日の午前中にアップしていますが、今日は珍しく夜の更新です。だからと言って内容が特別変わるわけではない、いつものように書きたいことを書いていきます。

さて、みなさん最近景気はどうですか?ボーナスが減った?残業代が出ない?光熱費が上がった?大体そんな感じ。つまり、THE・不景気。そう!今って近年に稀見るTHE・不景気!ここでは敢えて繰り返しませんが、止まらない円安、終わらないロシア・ウクライナ戦争による原材料&光熱費高騰、なかなか減らないコロナ感染者数など、もうたくさん!と言いたいほどに不景気の原因が積み重なっているのが2022年10月時点の現在地。嫌になっちゃいますがしょうがない。それでも仕事はしていかないとね😊

それで、そんな不景気でも、割と元気に仕事に恵まれている人たちは一定数以上存在しています。経営者でもサラリーマンでもそんなのは関係なく存在。では、そういう人たちはどんな共通点があるでしょうか?これ、完全に私の主観ですが共通点はあると思います。ただ、年齢や見た目、口癖、ライフスタイルなどでは共通点はなかなか見つからない。でも、確実に共通点はあるんです。

それは何か?それはですね〜仕事の時間中に電話をしている回数が多い!という共通点。そうなんです。この時代でも仕事に恵まれる人たちはなぜか電話を使っている人が多いんですよね〜 これマジ。メールでもLINEでもなく、なぜかワンポイントで使っているのは電話!なんででしょうね?いろんな理由が考えられますが、1つは結局、人とコミュニケーションを取るときは文字よりも声の方が効率が良いと経験的に知っているからでしょう。LINEとかメールですと必ずしも返信したりしなくてもいいときってありますよね?特に仕事絡みは。ところがどっこい、電話って結構対応したくなるんですよね。まぁ、無視する人もいますが笑 

今はかなり便利な時代で、なんでもLINEやslackなどビジネスツールでコミュニケーションを取りやすくなりました。でも、やっぱりどんなにテクノロジーが進化しても「声」のコミュニケーションが一番人を動かしやすい気がします。

最近、仕事来ないなぁとか悩んでいる人がいれば、騙されたと思って全部電話でコミュニケーションしてみてはどうでしょう?ちょっとだけ世界が変わるかもしれませんよ。お読みいただきありがとうございました😊

(ふるさと秋田、そしてわたしへ)江戸以降の豊かさ幻想から目を覚まし創意工夫するべきは今なのだ

 こんにちは。吉野です。三連休の最終日、いかがお過ごしですか?私は今週末のセミナーの準備やらで忙しくすごしています。違うな笑 土曜日は奥さんと盛岡で開催された北のクラフトフェアへいっていきました。全国各地から工芸品をつくっている職人さんたちがたくさん集まるイベント。楽しかったなぁ。盛岡という街は一見すると地味。

だがしかし、本当に奥深い魅力を持つ街なのだ。古い建物が残っていたり、歴史や物語を大切にする気風があったり、全国的にも有名な喫茶店が数多くあったりと。。。東京や仙台などに広がる日本の都市風景をアメリカ的と括るならば、盛岡市のそれはヨーロッパ的な感じがするのだ。中心部に川が流れる風景はどこか京都四条あたりにも似ている。盛岡という街からは消費文化のにおいはあまりしない。流行には安易に流されないで自分たちの文化を貫くという無骨だが力強い雰囲気が色濃く残っている。流行ものや浮ついた雰囲気や派手なイベントが苦手で歴史や文化、地味だが丁寧な仕事ぶりに惹かれる私にとっては盛岡は非常にここちよい。11月また行くことを楽しみにしているよ。

盛岡の話を冒頭持ってきたので、次はわたしのふるさと秋田の話をしよう。私は秋田のことは好きだ。人柄も穏やかな人が多く、東北人のなかでは割と楽観的で社交的な人が多い気がする。温泉も多く、野菜もお米もおいしい。だがしかしだ、このままでは秋田は非常に厳しい未来が待っていると言わざるを得ない。それは少子高齢化がどうした、県知事や市長、まちづくりがどうした、という原因ではないまったく別の視点で感じることなのだ。

秋田県という県は実に恵まれた県であり、一種のユートピアだったのではないか?と私は思っている。江戸時代から昭和の高度経済成長の間はとくにそうだっただろう。なぜか?秋田は「富が自然に出てくる場所」であり続けたからだ。具体例を挙げよう。秋田には鉱物資源、石油資源、温泉、秋田杉、はては、お米、伝統工芸、日本酒までとにかく「豊かさの象徴たるもの」が出てくる場所だったのだ。未開の地と思われてきた東北の地に山ほど金銀銅が取れる鉱脈が発見されたら江戸時代のお偉いさんはどう思っただろう?しかも温泉もある!ここは楽園かと思ったのではないのだろうか。。。

そう、秋田は長い間「北の楽園」であった土地なのだ。では実際の今の秋田はどうか?少子高齢化や所得減少など苦境に喘いでいる。しかしながら、奇妙なことに、秋田県在住の人たちは年齢関係なくそこまで絶望したり、必死に何とかしようと思っている雰囲気はあまりない気がする。実に不思議だ。ではなぜか?これは私の仮説だが、江戸時代以降蓄積されてきた「北の楽園であったころの豊かな記憶」の残滓があるからだと考えている。昔のよかったイメージがもたらす多幸感は強烈だ、感動的な映画を見たときの余韻がずっと残っているような感じに近い気がする。秋田は平成以降もずっとその記憶が県全体を包んでいる気がする(目には見えんがね)それを悪いことだとは思わないが、時代は変わったのだ。いつのまにか秋田は「豊かさの象徴が自然に湧き出る場所」ではなくなり、基幹産業も育っていない課題山積みの東北の一県になったのだ。今の日本の豊かさを示す場所はおそらく東京でしょう。人・モノ・カネが集まる場所こそ豊かさの象徴となったのだ。

持たざる場所は持たざる苦悩を知り、創意工夫を必死でやる。いつか豊かになることを夢見て。秋田は現在、秋田県としての県政が始まって以来の危機的状況にあると私は勝手に思っている。今まで持たざる状況になったことが少なく、そしてその状況を自力で打開する創意工夫を積極的に行ってこなかったのに”それ”に取り組まざるをえない状況に立っているからだ。

今は豊かさの幻想から目を覚まして、今一度、創意工夫で価値を高める必要がある。事業者ならなおさらだ。豊さはあるものではなく、創意工夫の結果得られる1つの結果だ。お米があるのは当たり前じゃない、温泉があるのは当たり前じゃない、石油資源が掘れば出てくるのも、風が強いのも当たり前じゃない、天然資源に頼らず、そろそろ自立の道を探るタイミングなのではないか?ずっとやってこなかった宿題をやる子供みたいだけど、やればきっとできるからさ、がんばろうね、秋田県。私もがんばるから。政治家みたいな文章になったな笑 選挙はもちろん出ません(笑) お読みいただきありがとうございました。来週もがんばれ!