仕事日記(3月某日・支援先:秋田市内飲食店様)~コンサルティングは事業者さまの協力があって初めて成り立つという話

こんにちは、吉野です。新年度が始まり、春の気配が感じられる季節になりましたね。今回は、最近の仕事の報告をしたいと思います。

先日、金融機関のご紹介で秋田駅前の飲食店に同行訪問しました。この訪問は、売上アップのための作戦伝授の相談でした。支援先の飲食店のオーナーさんと金融機関の方とも初めてお会いしましたが、お互いに良い相性で打ち合わせを進めることができました。

コンサルティングは、成功するかどうかは相性にかかっていることが多いです。相手の価値観やライフスタイル、好みなども大切な要素です。さらに、コンサルタントの技量や相談者の真剣さも重要な要素。初対面の訪問は緊張しますが、今回は無事に打ち合わせを終えることができました。

打ち合わせでは、デジタル活用や補助金活用など、さまざまなテーマが出ました。しかしながら、いろんな状況を考慮して、入店前後の販促ツールの整備が今後メインで取り組むことに。ご相談者の方からは、「実はこういうコンサルタントの先生に話を聞いてもらうの、抵抗があったんですよ」という話も聞きました。

なぜこうなってしまうかというと、コンサルタントが上から目線で対応することや、提案内容がイマイチだったりすることが原因です。私は、先生っぽくない人柄とたまに言われます(笑)➡どういう意味でぽくないのだろう(笑) コンサルティングの基本は、お客様に価値を提供し、心から喜んでもらうことだと思っています。今回の打ち合わせで、依頼者の方に価値を提供できたことが何より嬉しいです。よかった。そして、支援には金融機関さんはじめ様々な経営支援機関さまとの協力がかかせません。大事だよね、チーム支援。

今年は、より小規模事業者の方々を支援することに力を入れていくつもりです。引き続きよろしくお願いします(^^)

【2023 spring】春のポカポカ陽気で昼寝する前に、大事な話をしよう!補助金制度の話だ。

こんにちは、秋田も春ですね。

春と言えば、みなさん何を思い浮かべますか?

私は「昼寝」!春の昼寝ってめちゃくちゃ気持ちいいですよね。個人的には、昼前にうとうとするのが好きです。昼寝最高~!

それはさておき、小規模事業者のみなさんや起業して間もない方々にとって、春はとても大切な時期。なぜか?それは様々な補助制度が一斉にリリースされるからです。二次募集などもありますが、大体、事業者向けの補助事業は春頃に出そろう。特に秋田県や秋田市、市町村単位の補助金は、大体春(4〜6月くらい)には半分以上が終了するんだよな。なので、春時点で知ってないと仕掛けられないケースが多い。

はい。そこで!何が言いたいかというと、秋田県の事業者さんはは補助金制度を上手に活用した方がいいということです。そして、情報にもっとがっついたほうがいい。特に、起業して間もない方々や小規模事業者さまで、年間ある程度広告宣伝費をかけている事業者さんとかは、ぜひ利用してみてください。県でも市でも国でも活用できるものがあればね。

補助金制度というと、堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、要するに「キャッシュバック」のようなイメージでとらえてください。事業に使った経費のいくらかが手元に戻ってくるということです。割合は補助金制度によって大きくことなります。まぁね、paypay現金キャッシュバックキャンペーンみたいな感じだと考えてください。細かい部分はさておき大体はあってるから。

ビジネスや起業においては、夢のある話も大事。しかしながら、霞を食って座して待っていれば、自営業者や小規模事業者さんは閉店ガラガラ!キャッシュイズキング!の前提は忘れてはいけない。創業時はおカネ借りやすいですが、2期目、3期目で借入起こすのは結構難儀。なので、キャッシュフローを改善するための努力や情報は、なるべくがっついた方がいいと思います。その1つが補助金制度ね。起業家や経営者の一般教養として抑えておいた方がいい。特に秋田県在住なら秋田県とお住いの市町村の補助制度は必須!これはマジ。

もちろん、知識で補助金制度を把握するのはあくまでスタートに過ぎません。本当に大事なのは、その補助金制度をどううまく活用するか?という視点。でも、まずは知識で把握しておきましょうね。他人事ではなく自分事として、補助金制度をがっついてください。特に、秋田県のみなさまにはぜひ、活用していただきたいです。

参考:「2023年度版 創業・中小企業等のための補助金制度等の手引き」

「2023年度版 創業・中小企業等のための補助金制度等の手引き」について | 美の国あきたネット (akita.lg.jp)

春はスタートの季節。この機会に、最低限秋田県の補助金制度を見てみてはいかが?たまにさ、真面目なことも情報収集しましょう!バチは当たらないさ(笑) この記事が、あなたのビジネスの成長につながることを願っています。

今週もお疲れさまでした。来週もがんばろう。

※写真は先日行った旅館のお花。春を感じます。

【報告&お礼】横手市様 令和4年度ICTセミナー無事終了!

こんにちは。

昨日、オンライン形式で横手市主催「令和4年度ICTセミナー」の講師を務めさせていただきました。

3時間という長丁場でしたが、無事に終えることができました!この場を借りて報告いたします。

3時間オンラインでのセミナーは初体験で冷や冷やでしたがとても楽しかったです。

講義中に熱心に質問を送ってくださった方もいらっしゃいました。

本格的な質問が来て私も嬉しかったです。ありがとうございました!

セミナー資料は約150ページ!いいとこどりの内容。機会があれば同様のセミナーを開催したいと思っています。

秋田市のみなさんにもシェアしたい情報満載ですので。。。

引き続きよろしくお願いいたします!

【御礼】秋田商工会議所様主催 IT活用セミナーへのご来場ありがとうございました!

みなさん、こんにちは。吉野です。

先日、メトロポリタンホテル秋田にて秋田商工会議所主催のセミナーに登壇させていただきました。

テーマは「BASE×Instagramで売上アップ」という内容。

熱が入りすぎて、時間超過してしまいましたが、お伝えしたいことはお伝えできたかと。

来場者数も天気の悪い中、30名以上の方にお越しいただきました。

本当にありがとうございます。

今後も自主開催・客演含めてセミナーを定期的な開催を予定しています。

引き続きよろしくお願いいたします。

あきた企業活性化センターが発刊するBIC AKITA 2023 年1月号にコラムが載りました!記事名:「注目!2022年のウェブマーケティングのトレンドチェック」

みなさん、こんにちは。吉野です。

今日は短めに。公益財団法人あきた企業活性化センターが毎月発行するビジネスマガジン「BIC AKITA」に私が執筆した記事が掲載されました!

ずばりタイトルは「注目!2022年のウェブマーケティングのトレンドチェック」 この記事を読むだけで今流行っているデジタルマーケティングのトレンドが一気に分かります!購読は無料(笑) 5分で読めますよ。

この記事を読んで2023年スタートダッシュといきましょう♪ どうぞよろしくお願いいたします。

【BIC AKITA1月号(PDFリンク)】

vol498.pdf (bic-akita.or.jp)

【祝、修了!】マナビDX Quest:2022年度第1タームケーススタディ教育プログラム(経済産業省主催のデジタル人材育成プログラム)

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。いつの間にか11月が終わりそうなこのタイミング。充実した日々をお過ごしでしょうか?

かくいう私はというと、3足のワラジとも言うべき生活に勤しんでおりました。変化の激しい時代ですからね。幸せに過ごすためには自分もその変化に対応していきたいのですよ。

というわけで、やることがネズミ算方式で増えていっている2022年下半期。そんな中で参加した経済産業省主催のマナビDXクエスト、興味半分でエントリーしたら合格!どんなプログラムかというと?

経済産業省では、地域企業・産業のDXの実現に向けて、デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場として、ポータルサイト「マナビDX (デラックス)」を令和4年3月に開設しました。さらなる地域企業・産業のDXの実現に向け、ビジネスの現場における課題解決の実践を通じた 能力を磨くため、2022年度9月~2023年2月中旬の期間、1,800名程度の学生・社会人を対象にデジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」を実施します。マナビDX Questは、企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム及び、地域の中小企業との協働による、デジタル技術を活用した課題解決型現場研修プログラムからなります。
マナビDX Questを通じて、デジタルの経験有無にかかわらず、企業におけるDXを推進する変革の考え方やプロセスを学び、志を同じくする幅広いデジタル人材とのつながりを構築することができます。

デジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」 (ipa.go.jp)

こんな感じ。プログラムの受講や課題の提出はすべてオンラインで完結するから、まぁラクショーだろうと思っていたら、はい、そんなことはありませんでした(笑) 

某有名外資系コンサルティングファームさんが事務局をやっていだけあって、内容は東京23区上場企業クオリティー、秋田の田舎者はどではっちゃけたで。プログラムはこんな感じね。

「課題解決のためのAI実装プロジェクト」の疑似体験を通じて、AIモデルの構築/評価から、実装運用・展開計画までを策定。最後に、全社DX変革に向けた検討アプローチを体験。※演習には、AIモデル構築パート、組織変革のプレゼン提案シミュレーションなどを含みます。

デジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」 (ipa.go.jp)

そんなこんなで、汗水夜なべしながら、吉野やりました!無事に第一タームの修了証をGET!第一タームの修了証と聞くと、紙を想像しますが、実は修了証がブロックチェーンなのですよ。ハイテクな世の中だ。ちなみに、私の修了証はコレ。

画像データ

ブロックチェーン証明証リンク(←面白いから触ってみて。ブロックチェーンだよ)

ちなみに、私が学んだ具体的な項目はこんな感じね。DXって実際何やるの?ってわかっていない人は意外とおおいので参考までに。

  • 探索的データ分析課題:ビジネス・組織情報を把握し、業務課題を洗い出し、実務データを探索的に分析し、取り組むべき最重要課題を特定
  • デジタル課題:主要課題解決のための要求・要件定義を経て、デジタルを活用した打ち手の実現性を検証
  • 変革推進設計・プレゼン課題:検証結果をもとにしたDX変革ロードマップ策定とプレゼン作成。組織変革を進める上で考慮すべき観点を受講生同士でディスカッション

今後もマネジメントオフィス檜としては、地方中小企業のDXを目的としたコンサルティング業務にも力を入れていきます。一部パイロットプロジェクトも進行中。ツールの導入ではなく組織変革や利益向上を目的としたDXに力を入れていきたいクライアントのニーズに対応していく予定です。

今は秋田にいても東京で働いてるとの変わらずに知識を吸収できる時代になりました。コロナ禍がきっかけですね。何事も悪いことだけではない。引き続きよろしくお願いします。

昭和の巨匠・松本清張の仕事術〜令和一億総リスキリング社会を生き抜く知恵

こんばんわ。吉野です。始まりましたね、11月。この11月は楽しみが目白押し。11月、12月、1月は近現代史に残る怒涛の3ヶ月となるのでは?と方方からの情報で予想しています。まぁ、それはそれ。今年もあと少し、悔いのないように走り抜きましょう。

さて、みなさんは最近TV見てます?私は元々テレビは見ないタイプです。が、一部番組は録画して視聴しています。深夜バラエティとTBS系のドラマ、そしてNHKのドキュメンタリー。そして、どんどん番組が溜まっていく😊 在庫過剰はいかんぞ、吉野君(笑) 

最近は、自由時間が少なくボーっとテレビを見る時間もなかった。だがしかし!今日は、時間が夕方ありました!ラッキ〜♪ そこで見たのが私の好きな番組の1つ、「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」。ご存知ですか?NHKの番組で、偉人や先人たちの生き方から知恵を学ぶというなんとも素晴らしい番組だ。過去から学べることは世の中たくさんありますからね〜っと。ほいで、今回、私が見た回は昭和の大作家・松本清張でした。

松本清張と言えば、「黒革の手帖」「点と線」など今も映像化され続けている数多くの名作を生み出したまさに巨匠。昭和の香りを色濃く残した作家さんです。では、どういうテーマだったか?以下の通り。

「松本清張 人気作品を生み出し続ける仕事術」

初回放送日: 2022年8月2日

数々のベストセラーを生み出した作家・松本清張。生涯に残した作品の数は、1000以上。しかも、清張を一躍有名にした“社会派ミステリー”だけにとどまらず、昭和史のノンフィクションや、邪馬台国をテーマにした作品など、内容は多岐にわたる。清張は82歳でこの世を去るまで書き続けたが、なぜ清張は、さまざまな分野の、しかも膨大な量の作品を生み出すことができたのか。そこには、清張ならではの独特な仕事術があった。

https://www.nhk.jp/p/chieizu/ts/R6Z2J4WP1Z/episode/te/576KWPVRPM/

なぜ清張が膨大な作品を生涯生み出し続けてたかというと、ポイントは2つあったそうです。

・1つ、誰からも学び続ける姿勢を大切にしていたこと

・2つ、「交換作業」を通して知的好奇心を生涯持ち続けていたこと

私が注目したのは「交換作業」でした。この「交換作業」とは何か?清張は実は飽きっぽい性格らしく、1つの作品もある程度言いたいことを書き上げると興味・関心が次の作品へ移っていったようです。ただ、この特性を清張は上手に使って作品作りに生かしていました。どうやっていたかというと、歴史小説を描きながら現代小説を書くなど、異なる分野の執筆を変わるがわる進めていたのです。それを清張は「交換作業」と呼んでいました。膨大な作品を産み続けるためには好奇心が原動力となっていったでしょうが、それを維持するための工夫はこんなところにあったわけです。いい仕事してます!

さて、私は清張の「交換作業」と聞いて、昨今流行りのリスキリングにも通ずるところがあると思いました。以下、リスキリングの説明。

「リスキリング(Reskilling)」とは、職業能力の再開発、再教育のことを意味します。近年では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略において、新たに必要となる業務・職種に順応できるように、従業員がスキルや知識を再習得するという意味で使われることが増えています。2020年11月に日本経済団体連合会(経団連)が発表した。「新成長戦略」や、2021年から2022年にかけて経済産業省が開催している「デジタル時代の人材政策に関する検討会」においても、失われる雇用から新たに生まれる雇用へと円滑に労働力を移動できるよう、企業が従業員のリスキリングを推進することを奨励しています。

日本の人事部 https://jinjibu.jp/keyword/detl/1219/

つまり、就職して終わりではなくて、自身の能力を新たに学んだり訓練する機会を積極的に作ってくださいね。というハナシ。私もDXやpythonについて今年の夏から通常業務と並行して行っていますが、これがかなり大変😊 まじで😎 でもね、これからの時代はリスキリングは必須な訳です。人工知能の発展で知能革命が起きる時代ですからね〜 今ままで必要だったスキルが不要となり全く新しいスキルが求められるようになるのですから。

それで、大変なリスキリングを少しでも楽しくするために、この「交換作業」的な考え方はとても役に立つと思います。仕事一辺倒のリスキリングは辛いので、楽しいリスキリングもやっちゃいましょう。ワイン好きならワインの勉強、コーヒー好きならコーヒーの勉強、農業好きなら農作業。集中して1つリスキリングをするのではなく異なる分野のリスキリングを並行して進めるのが結果的に続きそうですね。

一億総リスキリング社会に突入してしまった令和日本、昭和の文豪の知恵を借りながら、楽しく乗り切りましょうね♪それでは今週も頑張りましょう。バイバイ!

この時代でも仕事にモテる人の意外過ぎる共通点とは?

こんばんは。毎週1回を目標にコツコツ続けているこのブログ。大体、日曜日の午前中にアップしていますが、今日は珍しく夜の更新です。だからと言って内容が特別変わるわけではない、いつものように書きたいことを書いていきます。

さて、みなさん最近景気はどうですか?ボーナスが減った?残業代が出ない?光熱費が上がった?大体そんな感じ。つまり、THE・不景気。そう!今って近年に稀見るTHE・不景気!ここでは敢えて繰り返しませんが、止まらない円安、終わらないロシア・ウクライナ戦争による原材料&光熱費高騰、なかなか減らないコロナ感染者数など、もうたくさん!と言いたいほどに不景気の原因が積み重なっているのが2022年10月時点の現在地。嫌になっちゃいますがしょうがない。それでも仕事はしていかないとね😊

それで、そんな不景気でも、割と元気に仕事に恵まれている人たちは一定数以上存在しています。経営者でもサラリーマンでもそんなのは関係なく存在。では、そういう人たちはどんな共通点があるでしょうか?これ、完全に私の主観ですが共通点はあると思います。ただ、年齢や見た目、口癖、ライフスタイルなどでは共通点はなかなか見つからない。でも、確実に共通点はあるんです。

それは何か?それはですね〜仕事の時間中に電話をしている回数が多い!という共通点。そうなんです。この時代でも仕事に恵まれる人たちはなぜか電話を使っている人が多いんですよね〜 これマジ。メールでもLINEでもなく、なぜかワンポイントで使っているのは電話!なんででしょうね?いろんな理由が考えられますが、1つは結局、人とコミュニケーションを取るときは文字よりも声の方が効率が良いと経験的に知っているからでしょう。LINEとかメールですと必ずしも返信したりしなくてもいいときってありますよね?特に仕事絡みは。ところがどっこい、電話って結構対応したくなるんですよね。まぁ、無視する人もいますが笑 

今はかなり便利な時代で、なんでもLINEやslackなどビジネスツールでコミュニケーションを取りやすくなりました。でも、やっぱりどんなにテクノロジーが進化しても「声」のコミュニケーションが一番人を動かしやすい気がします。

最近、仕事来ないなぁとか悩んでいる人がいれば、騙されたと思って全部電話でコミュニケーションしてみてはどうでしょう?ちょっとだけ世界が変わるかもしれませんよ。お読みいただきありがとうございました😊

せい病ではなく伏線にすることが業績改善の第一歩なのでは?

こんにちは。最近数年ぶりに名刺を作り直した吉野です。名刺ってよく見ると結構物騒な感じの組み合わせ。名で刺す!だから四角くくて尖っているのか? まん丸の名刺ってあんまりないもんなぁ。武士文化の名残りか?気になって、調べたところ、全く違ってました笑 

もともと名刺は中国由来だそうな。名刺の”刺”は中国では昔”紙”の意味。日本では江戸時代から使われていたようです。用途は外国人と交流するためが多かったとか。勉強になります。(参考:https://www.lion-meishi.com/column/column24/

さて、表題の件、普段お世話になっている社長との雑談で出てきた言葉。”せい病”。聞いたことあります?これはですね、何か自社の状態が悪化したときに”○○のせい”という考え方に自動的になってしまう考え方のクセを指すそうです。

ひと昔まえだと、リーマンショックのせい、今だとパンデミックのせい、ロシアウクライナ侵攻のせい、原材料高騰のせい、政府のせい、まぁこんな感じかなと。コメダ珈琲でサラリーマンや主婦が友達同士でお茶話するくらいであればまぁ全然いいんですけど、これを社長が使ってしまうとその会社はちょっとまずい事になるかも、黄色信号。

なぜか?それは自社の状態が悪化している理由を外部環境から探してしまうからです。外部環境の変化は経営に少なからず影響を及ぼす要素ではありますが、それだけではないはず。例えば、原材料高騰の件だって、仕方がないと嘆いたり、ロシアが悪いと言ってみたりする社長もいれば、社内で余計なコストが発生していないか総点検する機会に変えたり、新たな仕入れ先や商品開発に力を入れる社長さんもいるんだす。

外部で起きてる原材料高騰の流れを止めたりすることは私も含め、一般庶民にはできない。当然ですよね。これを〜のせいと捉えるか?何かの機会と捉えるか?これの差はとても大きい。何かの機会と捉えるて行動を変えることはある意味、どんな外部環境の悪化が訪れてもそれを伏線に変える強さがありますね。とんでもない事態が起きても創意工夫しながら、難局を伏線にして課題解決を目指す社長はきっと大丈夫でしょう。俺のコンサルなんざ不要です、こういう社長さんは。

これは私の個人的な見立てですが、今後も株価の乱高下はあり、高騰局面も来るとは思います。でも、一般庶民にプラスの影響は微々たるものでしょう(もしかするとないかもしれない)足元のインフレは来年も続くでしょうし、世情の混乱もよりいっそう激しくなるでしょう(世界のマーケット記事を読むと来年以降のリセッションがより確実かわかる。例)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-28/RIXE9ZDWRGGP01)とんでもない世の中だぜ!

そうなると、どうなるか?せい病がより一層増えます。でも、せい病はなんの解決にも至りません。せい病ではなく伏線を張って前向きに進化する生き方を一人でも多くの方が実践できるようになりましょう。もちろん、私もがんばります。会社の規模は関係なく、今売上が少ない、存続が危うい、廃業するかもしれないと思っている人は”せい病”が自分の中にないか点検しましょう、そして、せい病ではなく伏線病になりましょう。マーケティング理論を活用した売上アップの作戦はその次の話です。

希望を失わず10月も充実した月をお過ごしください。お読みいただきありがとうございました。

ありがとう!宮古市@岩手県 初LIVE終了!〜2022年旅はまだまだ続く🤗?

こんにちは。8月になりました。和名は”葉月”。秋田も暑い。でも、全国的にはもっと暑いところがたくさん。地球温暖化か何かわかりませんが、年々酷暑になる傾向は変わりませんね😎 暑くなったあとはその反動で雪が降ることが多いんだよなぁ。去年は融雪剤購入が遅れて大変だった。今年は早めに買おうっと。

さて、今年から始まった岩手県でのお仕事。今月から指導先がもう1つ増えました。1件目は岩手県花巻市でしたが、2件目は岩手県宮古市!はるばる秋田市から行ってきました。片道で大体3時間半くらいかなぁ。盛岡市から本当に一直線で驚きました。私は岩手県盛岡市や花巻市は数回行ったことがあるんですが、岩手県の沿岸部は初めての経験。ということで今回が初宮古〜!

行って驚いたのが、その涼しさ!当日は超快晴だったのですが、潮風がとても心地よい。体感温度的には22度くらいだったかなぁ。地元の人に聞いてみたら宮古は夏でもある程度涼しいようです。実際、夏なのに夜が冷えて冷えて、布団を頭からかぶって寝ることもあるそうな。同じ東北でもここまで違うとは。。。まだまだ知らないことがたくさんありますね😊

当日は、午後からの打ち合わせでしたので午前中は宮古市をブラブラ。浄土ヶ浜に行ったり、道の駅に行ったり、楽しい時間でした。東日本大震災の津波浸水区域表示も道路を走っていると目に入ります。震災から10年以上、何を持って復興とするかは意見が分かれるところでしょうが、少なくとも夏晴天の宮古は綺麗で、また訪れたいあたたかさに包まれていた気がします。

指導依頼のあったお客様との打ち合わせも大盛り上がりで終了。よかった、よかった!来月はホテル確保して宮古で飲むぞ〜😊 ありがとう宮古!またよろしくお願いします😊

あとがきに変えて)

なぜ、LIVEという表記にしているか?理由は簡単、個人のコンサルの世界は音楽アーティストさんのLIVEと感覚が似ているからです。音楽アーティストさん年間いろんなところでLIVEをする。そのために音源出したり、リハーサルをしたり、練習したり。。。LIVEは一発勝負で逃げ道がない。お客様がノってくれるか? またそのイベントやLIVEハウスに呼んでもらえるか?全てはその一瞬にかかってます。人気がなくなれば売り上げが立たない。

シンプルですが厳しい世界。私のような個人コンサルも同じです。企業に属しているコンサルタントさんは基本的に組織ありきの存在ですので、失敗すれば生活に窮するという事態にはなりにくい。社員でいる限り失敗しても、社内で嫌われても、毎月収入が途絶えることはありません。ただ、私のような個人コンサルはそうはいきません。特になんの後ろ盾もないし、資本力があるわけでも当然ない、仕事が来なくなったらTHE END(特に公的資格もない、士業系コンサルでもない、地方都市の若手経営コンサルタントが自立するのはかなり厳しい。だからこそお客さんを持って、きちんとコンサルティングをやっている人たちは全員尊敬しています)

だからこそ、一発一発お客さんの時間をお預かりしているコンサルティングが勝負。だって、初対面の人たちに価値を感じてもらうのってやっぱり難しいんですよね笑 相当難しい。営業ともまたちょっと違うんだよなぁ。。準備をして、その場で適切なアドバイスをしてこそ初めて”次”があります。価値を感じていただけるかどうか?相手は社長かもしれないし、保証協会かもしれないし、金融機関かもしれない。予期せぬ同席もありますしね。緊張感ありまくり。まぁ、楽しいからいいんだけど🤗  だから、私にとってはお客さんと会う時間ってLIVEなのです。ライバルはお笑い芸人さんや音楽アーティストさんたちかもしれない🤗  お読みいただきありがとうございました。