起業という虚構への反逆 – パンク精神で語る真実の経営論

F*CK・ザ・システム!今日も私たちは、この腐った「起業マインド」という名の洗脳に抗って叫び続ける。

あなたは気付いているか?スーツを着た詐欺師たちが、SNSという名の毒薬を撒き散らしている現実に。「パソコン一台で億万長者」?ふざけるな。本当の経営者は、血と汗で商売を育てているんだ。

毎朝4時、市場で魚を選ぶ魚屋のおやじ。真夜中まで店の計算をする定食屋のおかみさん。彼らこそが、この起業バブルへの最大の反逆者たちだ。

「成功者」という幻想に踊らされるな。「起業セミナー」という名の麻薬から目を覚ませ。本当の経営は、アスファルトの匂いがする路地裏にある。

私たちは、この偽りの起業文化に対して中指を立てる。キラキラした言葉で若者を騙す詐欺師たちに、「NO FUTURE」を突きつける。

真の反逆は、毎日を必死に生きる小さな商店主たちの中にある。彼らは「いいね」を稼ぐことなど考えていない。ただ、目の前の仕事に全身全霊を捧げているだけだ。

さあ、立ち上がれ!偽りの起業文化に洗脳された羊たちよ。本当の商売とは何か、路地裏の経営者たちから学べ。彼らこそが、この腐敗した「起業バブル」への最高のアンチテーゼなのだから。

好きなことで起業し生き残るために~地味でリアルな令和起業最初の1歩

こんにちは。マネジメントオフィス檜の吉野です。秋田市を拠点に小規模事業者・中小企業向けの経営コンサルティングを行っています。このブログは今まで起業支援を行っていく中で得られた知識と経験に基づき書いています。

さて、前回の記事と関連した内容を書いていきます。前回の記事を読んでいなくても大丈夫ですが、読んでおくとさらによいかもしれませんのでリンク入れておきます。

【5分で読める起業準備】幸せな起業への第一歩!顧客視点で考える自分資産の棚卸し術~|マネジメントオフィスひのき~

【5分で読める起業準備】第2回数値と感性で紐解く!あなたの宝物の見つけかたはコレだ!スキル棚卸しガイド|マネジメントオフィスひのき~

好きなことを見つけて、その好きなことで起業したい!という思いをもった人が次に考えると”よいこと”はなんでしょう? 

十分なスキルを持っていたり、輝かしい実績を持って行ったり、とてつもない熱量を持っていたり、世にそういう人は一定数存在します(日本や世界で著名な起業家さんのようなレベル感 like スティーブ・ジョブズなど)

この記事でアドバイスしたいのはそういった人たちではなく、私を含む一般人のみなさんです。これは私の経験から言えるのですが、大多数の人は「えいやっ!」で起業するのには向いていません。そうした人たちにに必要なのは、株式を上場して大金を得る!や世界を変えるプロダクトを作るぞという意気込みではなく、もっと現実的な戦略が鍵なのです。

結論からお伝えします。現実的な戦略とは、”誰に対して、自分の好きなことや自分の好きなサービスを、いくらで、どう提供し、年間いくらぐらいの売上と手取りを確保するか?”その目安をつけていくことです。

ポイントを解説していきましょう。あくまで1stステップで必要なのは”目安”なのです。金融機関に融資を申し込み際に提出するレベルの細かい事業計画を作成する必要性は最初の時点ではないと私は思っています。まずは長い道のりを歩いてくために目安をつけるのです。ざっくりした道のりで構いません。

例えるならば、旅行の計画をざっくり立てるイメージです。秋田から東京に行こう、予算は8万円かな?みたいな感じです。この時点ではポイントポイントにピンを打つだけで十分です。東京のどこでご飯を食べようか?宿泊先はどこにしようか?飛行機のチケットはどこで買うか?などなど細かい部分を最初から詰めすぎると進みません(笑) 世に溢れている起業計画や事業計画は最初から一定以上の精度を求めることが多いです。やり方はそれぞれですが正解はないのですが最初はGoogle Mapにピンを打つイメージのざっくりしたものでOKだと私は思います。

【好きなこと】

【想定しているお客様は誰?】

【そのお客様に対して提供する具体的なサービスまたは製品内容】

【その事業はどれくらいの売上を目指すか?】

【自分はどれくらいの手取りが必要か?月間&年間】

こうした感じでざっくりとピンを打ちましょう。形式はなんでも構いません。そして可能であればこれは手書きで書いてください。経験上、デジタルよりもアナログの方がこうしたワークは向いています。

普通の人が起業で失敗せずに、ちゃんと生きていくことができるためには戦略がポイント。最初の一歩として上述した項目についてきちんと考えるのがオススメです。

まずはこのワークから始めて一緒に令和の時代を生き抜いていきましょう!あなたの成功を心よりお祈りしております。

マネジメントオフィス檜

吉野智人

秋田だからこそ、創業や起業においてメンターまたはアドバイザーを真剣に探すことはとても大事。

創業や起業を考える人々が増えている中で、戦略的に進めるために周囲の意見やアドバイスを求める人はまだ少ない。特に秋田を筆頭に地方では、東京のように企業経営者やベンチャーキャピタリスト(VC)などが支援をしてくれるケースは限られる。起業相談窓口はたくさんあるが、リアルな起業事情を理解し、実践的な支援を提供できる組織や人材は少ないのが現状。ただ、時間やお金に制約がある中で起業者に必要な支援は起業情報の整理整頓ではなく、1つでも多く具体的な解決策や課題解決を行ってくれるという支援だと思う。

さて、そんな中で、地方都市の創業支援や起業支援は早めに見限って、自力で進める方が効率的なのでしょうか?私はそうは思いません。実際には、事業をスムーズに進めるために必要な登記手続き、開業届、融資、税金、補助金など、数々の支援制度が存在している。しかし、これらの制度について詳しく知っている人は実はあまりいない。特に起業補助金やお金周りの相談は精通している人が限られています。

私は「手間をかけても、メンターまたはアドバイザーを探すことをオススメします」と言いたい。それが私でなくとももちろん構わない。なぜなら、起業の道において、経験豊富で信頼できるメンターまたはアドバイザーがいることは非常に価値があるからだ。

まず、メンターまたはアドバイザーは、自身の起業経験や専門知識を通じて、あなたの漠然とした夢やビジネスアイデアを評価し、改善点や成功のための考え方ややり方を提案してくれる。もし、あなたが頼りになるパートナーと出会えた場合は、起業における問題や障壁を克服するための実践的なアドバイスを提供し、あなたのビジネスの成長をサポートしてくれるはず。

そして、そうした人たちは、地域の起業支援ネットワークや関係者とのつながりを持っていることが多く、必要な情報やリソースへのアクセスを容易に。彼らのネットワークを活用することで、起業に関するさまざまな支援制度やリソースにアクセスできる。しかも速く。速さ、これが大事。

自力で進めることも可能ですが、起業の道は一人で進むには困難な道です。メンターまたはアドバイザーの存在は、あなたが迅速かつ効果的に成果を出し、ビジネスを成功に導くための大きなサポートとなるでしょう。

最後に、メンターまたはアドバイザーを探す際には、信頼性や実績のある人物を選ぶことが重要。しかし、それを見極めるのは実は難しい。。。肩書やイメージではなく、専門知識の有無と実際に起業支援した人数を聞くといいかな。

さて、まとめ。起業は孤独なものではありません。様々な人の助けを借りながら自身が幸せになる道を拓いていきましょう。引き続きよろしくお願いいたします!

【自営業・経営者の方:必読】売上・収入の不安から抜け出すの極意とは?体験をもとに語る その②

 こんにちは。さて第二回目。売り上げ・収入の不安から抜け出す極意を語ります。まず初めに前回の復習。前回の記事で私はこう述べました。「相手にとって価値あることを提供し続けること」こそが売り上げ・収入の不安から抜け出すための極意です、と。

 ポイントは”相手にとって価値がある”という視点です。例えば、私がデザイン力がウリのホームページ制作会社を経営しているとしましょう。当然、お客様に説明するときも”弊社はデザインに強い”というのを強調して伝えます。こうした説明の仕方は「できます・持っています・あります提案」と呼んでいます(私だけ)。

 では、この「できます提案」は相手にとっち価値がある提案になっているか?というと、実はこれだけではなっていません。デザイン力が強いから何なのでしょうか?デザイン力がどうお客様の嬉しさにつながるのでしょうか?実はよく分からないのです。実はこうした「できます・持っています・あります提案」はビジネスのコミュニケーションではよく見かける現象です。

 ここで押さえておいて欲しいのは、「自分にとって価値があると思っていることは、必ずしも相手にとって価値があることとは限らない」という当たり前の原則です。何もこれは例に示したデザイン力だけの話ではありません。取引先の企業を紹介したり、代表の前職を説明したり、目指すべきヴィジョンや経営姿勢を発信する会社も多いですね。そうしたやり方もあっていいとは思います。

 ただ、あなたが現在、仕事を獲得するのに困っている、もしくは目指している収入になっていない、など事業的な課題を抱えている場合は、この手の「できます・持っています・あります提案」はやめたほうがいいでしょう。仕事が自然に舞い込むような仕組み作りにつながりにくいからです。

 では、どうしたら良いか?相手にとって価値あることとは一体何なのか?私の持っている答えはこうです。「売り上げ・利益を増やす考え方とやり方を伝えること」。なんてシンプル。デザイン力や会社の歴史はどうでもいいとは言いませんが、お客様にとってはあまり重要でないのです。デザイン力が強い会社ですというA社と売り上げを2倍にするやり方を知っているB社、お客様が選ぶのはどっちの会社でしょうか?営利追求を目的とした会社であればおそらくB社を選ぶのではないでしょうか?

 売り上げ・収入の不安から抜け出すためには、売り上げ・収入の不安から抜け出したいと考えている事業者の役に立つことをしましょう。分かりますか?売り上げ・収入の不安から抜け出したいのはあなただけではありません。あなたが考えるお客様だって同じです。みんな、売り上げをあげたい、収入を高めたい、少なくとも企業経営者であればその考え方が大前提として持っています。

 事業者であれば、抱える悩みは大体同じです。みんな売り上げを上げたい、年商を上げたい。経営者以外の担当者であってもそうです。担当者も会社という組織に属している一人です。売上を上げてナンボ、稼いでナンボの世界を生きている人たちです。一部の自治体などを除けば、利潤追求というテーマからは逃げることはできません。

 だから、あなたがもし、収入の不安から抜け出したい!と本気で願っているのなら、提案するお客様の売り上げはどうやったら増やすことができるのか?利益率をどうやって向上させることができるのか?必死で考えましょう。お客さんが欲しいのは物・システム・サービスではないんですよ。売上・収入の不安から抜け出すための、起死回生の一手なのです。そして、それを提案したら、成果を出す。たった、これだけです。

 目の前に不安を抱えているお客様がいたら、それはあなたの写鏡です。お客様のように見えますが、それはあなた自身の姿です。だから、あなたが収入や売上の不安から本気で抜け出したいと願うなら、今目の前にいる、縁あってコミュニケーションを取っている、目の前のお客様の状況を変えることに全力を尽くしましょう。すぐに成果は出ないかもしれない。ただ、諦めずに必死にやって、お客様の状況が改善したら、きっとあなたの状況も変わっています。そういう気持ちで必死にお客様にとって価値あることを提供する業者は少ないから、お客様から自然に選ばれます。がんばりましょうね。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

【自営業・経営者の方:必読】売上・収入の不安から抜け出すの極意とは?体験をもとに語る その①

こんにちは。3月もあっと言う間に中旬を過ぎました。みなさん、いかがお過ごしですか?秋田はまだまだ寒い!この間は雪も降りましたね。春分の日を過ぎれば、きっと冬の終わりが感じられるようになるのかな?春が待ち遠しい。コロナ”明け”という意味での”春”もそろそろ近づいてきているはず。。。引き続きがんばってまいりましょう。

さて、表題について。今日は生臭いテーマでお話しします(笑) いざタイトルにしてみると怪しいですね~ といってもコアな人たち向けの自由な小規模ブログですので問題ないでしょう。ちなみにこの記事は自営業・経営者の方が読むことを念頭に置いています。とは言え、ビジネスマンの皆様にも役に立つ内容になっているはず、ご興味ある方はお付き合いください。では、本論始まります。

コロナ禍以降、自営業・経営者の皆様はより一層悩み・不安が強まったのではないでしょうか?不安の種類は様々だと思います。ただ、一番大きのはこの先売上・収入を維持することができるか?廃業にならないか?などPL(損益)的な悩みがより強くなった方が多いでしょう。では、この悩みを解決するにはどうしたらよいか?

この悩みを解決するための切り口は実に様々です。思いつくままに上げてみましょう。まずは事業的な戦略のレベル。例えば、DXによる事業転換、広告販促費を増やす、海外の富裕層を狙うなどなど。あとは、もっと単純な戦術的なレベルの話でいうと、副業を始める、営業活動をがんばる、資格を取る、転職をするなどなど。ただですね、これって本当に役に立つアドバイスなのだろうか?

例えば、あなたが数十万円または数万円のお金を払ってこの手のアドバイスを聞いたとしたら満足しますか?おそらくですが、完全に満足はしないでしょう。なぜなら、本当にそれをやればPL(損益)に効くのか確信が持てないから。この辺は理屈ではない。聞いてる方が「これはイケる!」と思ったら「イケる」のです。学園祭に出演しているバンドであっても本当に実力があれば、メジャーに行けるのです。

では、私だったらどういうアドバイスをするか?私だったらこういいます。

あなたの顧客とって価値あること、

プラスになることを提供し続けること

これに尽きます。新サービスを作ればいいのではない。提案書をたくさん作る必要はない。ホームページを新しくする必要もない。新メニューを開発すればいいのではない。経営管理をシステマチックにやるのではない。経済雑誌・ビジネス雑誌をたくさん購読する必要はない。会計学を勉強することも必要ない。前世のカルマを浄化させる必要もない。寝る間も惜しんで働き続けることが大事なのではない。値下げをする必要はない。だいぶ出たな(笑) いいですか?たったこれだけです。

毎日、毎週、毎月、出会う人、接点を持った人、顧客、ビジネスで関係するありとあらゆる人に価値を届けるために努力しましょう。自分にとって役に立つ情報を提供し続ける人は仕事が途切れません。一攫千金を狙ったり、絶対安心の仕組みを構築するよりも、目指すならそこを目指しませんか?安定を目指すところには不安がつきものです。不思議ですね~(笑) 価値に向かえば価値がさらについてきます。そして、仕事もついてきます。当然、売り上げもついてきます。次回また詳しく話します。お読みいただきありがとうございました。

一夜にして成功を収めることはあり得ない、宝くじも結局当たんない。ではどうするか?〜詳細見積もりと戦略的我慢のススメ〜

こんにちは。吉野です。さて、春は出会いと旅立ちの季節。気温も暖かくなるし新しいことにチャレンジしたりしたくなる人も多いのでは?新しいことをはじめることは比較的好意的に受け止められますね。ただ、その結果がどうなったか?あまりに気にする人はいません。話を聞いた人はもちろんですが、当然、言った本人も。

こうした現象は、キャリアや家庭でも似たようなことは起こっています。例えば、企業勤めのサラリーマンの人がいたとしよう。その人がこう言った。「1年後、独立して年商1億円稼ぐ会社を作るんだ」と。具体的な手順は分からないが、ネットやSNSを見て自分にでもできそうだと思ったということにしておこう。

才能溢れる人であれば有言実行、自分が描いた目標を達成する可能性も高い。だが、実際はどうだろうか? 100人、そのことを言った人が存在していると仮定する。おそらくではあるが、100人のうちのほとどんの人が、3年後独立しても年商1億円達成しないケースの方が多いだろう。私は、だから起業なんて上手くいかない、成功する可能性は低いと言いたい訳ではないんだな。目指しているゴールへ到達するためには、自分がイメージするよりも、より長い時間がかかるかもしれないから、その芽が出ない期間は織り込んでおきましょう。ということだ。

私は、掲げた夢や目標、または「成功」を達成することが大抵うまくいかないのは、その人の努力不足や資質不足ではなく、目標到達までの道のりを描く見積もりが甘いことがその原因の大半を占めていると思っている。時間的な制約の中で、今とは異なる結果を導くのは難しい。なぜ難しいかというと、新しい領域へのチャレンジなので、どこまでやったらどうなるか?というイメージがとてもつきづらいからだ。

例えば、売れない営業マンがいたとする。その人が、組織からも顧客からも感謝されるトップセールスマンになろうと決意したとする。彼は自分の頭で考えて、トップセールスマンになるためには何が必要か必死に考えた。結果、独学でテレアポの取り方、企画提案書の書き方、洗練された身だしなみ、クロージングトークなどを毎日勉強したとしよう。無我夢中に。そうだな、例えば1年間時間を投下したとしよう。結果、どうなるか?おそらくだが、彼は売れない営業マンのままで、トップセールスマンにはなれていない可能性が高い。なぜか?彼自身トップセールスマンになるためには何をどのくらいの時間かけてやったらいいか全然見えていなくて、思いつきの範囲で努力をしているからだ。見積もりが甘いのである。これをやったらトップセールスマンへの変化に直結している!というものを彼自身が認識し、そのために必要な時間を投下しなければダメだこりゃ。

小さな差はあれ、結構この手のケースは日常的に起きている。ではどうしたらいいのか?ポイントは2つしかない。1つ目、これをやればなりたい姿・夢・目標に近づくまたは直結する「効く」要素を探すこと。できれば、これは自分で必死に考えたり、本やウェブからも引っ張らず、すでに達成している人から直接聞くのがおすすめだ。もし、ダイエットをしたいなら、自分と同じくらいの体重から理想の体重に変化を遂げた人を探して何をやったか聞こう。それが「詳細な見積もり」だ。効かない施策は効かない、効く施策は効く、コンピューターの世界みたいに処理するのだ。本を読んでもトップセールスマンには近づけない、トップセールスマンに近づくためには圧倒的な売り上げを達成することが大事だ。ちなみに、もし、これだ!と思う見積もりができないうちはそのチャレンジには着手しない方がいい。今の時点でいいから、自分なりにイケる!という確信はどうしても必要なのだ。

2つ目、どのくらいの時間が必要なのかを正確に把握すること。これは意外に大事。まず思い出して欲しいのは石の上にも3年という諺だ。馬鹿にしたくなる気持ちもわかるし、古臭い諺かもしれない。だが、この3年という期間は何かを成し遂げる時間としては割とあっている気がする。3年やり続けて芽が出ないものは相当きつい。3年は続けましょう。すぐに結果を求めないことだ。現代人はいつの日か、こうした「当たり前」の感覚を持てない人が増えた。この諺、逆に捉えると、3年やればなんとなかるって話だから、すごく前向きなメッセージとも捉えれる。

ちなみに私は独立をして3年間は全く結果が出ませんでした。生きてるのがやっと。本当に。普通の会社員の方が給料高い状態が普通だったし笑 それでも諦めなければね、大丈夫。効くことをやっていれば、必ず景色は変わります。必然的に変わります。それが人生の素晴らしいところ。捨てたもんじゃないね。人生!

お読みいただきありがとうございました。

百のコンサルより一の決心。あなたが「なりたい自分」「生きたい人生」を生きるために必要なこと。

こんにちは。今週は外出や打ち合わせ、講演会などで予定がほぼ埋まるあわただしい1週間でした。その反面、とても充実していました。やはり、人と直接会って話すことは大事ですね。この充実感は初めて会った人との会話、情報交換から産まれている気がします。

日本も秋田も現在、オミクロン株が流行に流行っています。テレビやネットを見ても「過去最高の感染者数を記録」など事態のひどさや不安を増幅させるニュースや報道が大半。こんなご時世、会社や学校にも行けないし、飲み会にも行けない、そんな理由から人と会うことも躊躇し、制限をしている人も多いのではないでしょうか?

でも、こんなご時世だから、会える時には人と会いましょう。会話しましょう。人は一人でいるとどうしても行動も思考も塞ぎがちになってしまいます。ただ、世界や社会がどうであれ、あなたが塞ぎこむ必然性はありません。最近、元気でないなぁという方はたまに人と会ってみてください。雑談でもいいじゃないですか。きっと、もうすぐコロナ禍の長いトンネルを抜けるはずです。トンネルの向こうは、きっと。。。

さて、今回は思い切ったタイトルにしてみました。あなたは今の人生を変えてみたいですか?経営者の方は今とは違う会社に変えてみたいですか?私は職業上、様々な方とお会いする機会があるのですが、結構、人生を変えたい、自分を変えたいと願っている方と会うことがあります。そして、こうした人たちは何らかの不安や不満を抱えている方が多い。反面、今が充実している!という方にもたくさんお会いします。こうした人たちは覇気があり、往々にして満足しています。会うたびにこちらも気持ちいい気分になりますね。 

脱線したので軌道修正。さて、では、どうすれば人生を満足のいく方向に変えることができるのでしょうか?少し考えてみてください。私の結論はシンプルです。それは「人生を満足する、幸せに生きると決心する」ことです。たったこれだけ?と思われるかもしれませんが、私は本当にそれがすべてだと思っています。

売上が下がっている店舗で今年いっぱい持つか分からない店舗の経営者がいらっしゃった場合はどうでしょう?解決策はあるのでしょうか?世にはいろいろな経営コンサルティングがあります。その中の考え方ややり方に頼るものいいでしょう。家族や仲間と一丸になって立て直しを図る、それもいいでしょう。でも、大事なのはその経営者様が、当事者が「売り上げを上げて会社を存続させる、自分がやる」と決めることです。本当にそうか?こんな記事が見つかりました。靴下専門店の全国チェーン「靴下屋」を一代で築いた越智直正氏の記事です。今や相当規模の大会社になった同社ですが、実は倒産を覚悟するほどの経営危機に直面した時期があったそうです。以下引用です。

ー靴下専業メーカーのタビオを創業してまる48年。越智会長は裸一貫からここまでこられました。今まで経営をしてきた中で、苦労したことは何ですか。

越智:よく「会長、苦労しはったね」と言われるけど、「苦労した」と思ったことは一度もありません。言い換えると、苦労を感じる余裕すらなかった。苦労は、ゆとりがあるからそれが苦労だと感じる。今、振り返ると「あれが苦労だったのかな」と思うことはあるけど、そのときは無我夢中で、それが苦労だとは思わんもんです。

ーそこをあえて挙げるとすれば。

越智:資金繰りですな。とりわけ創業したばかりの頃は、聖徳太子が刀を抜いて追い掛けてくるから、全力疾走で逃げ回っていましたよ。

でも、そんなときに、つらいとかしんどいとか思う暇はない。ただただ必死ですわ。日がな一日、頭の中にあるのは借金のことばかり。借金をするために会社をつくったようなありさまでした。

 気がつけば借金まみれです。創業から5年後には借金が7000万円まで膨らんでいました。昭和40年代のことですから、ものすごい大金です。2日後に期限が来る手形530万円を前に「あかん、一巻の終わりや」と思いました。

中略

きれいに始末をつけなければ死んでも死にきれません。最後にこれまで商売でお世話になった関西のデベロッパー、ヤマトーの藤原敏夫社長(当時)に会いに行ったのです。

中略

藤原社長から「越智君、一体なんぼぐらい借金しとるんや」と聞かれたので、「合計で7000万円ありますねん」と話しました。

そのとき藤原社長は驚いた顔でこう言ったんです。「なんやて。おまえ、やり手やのう」と。よもやそんなことを言われるとは思っていなかったのでびっくりしました。

藤原社長は「俺は店を担保に入れて3億なんぼ借りるのが精いっぱいやった。おまえはどないして担保なしで7000万円も借りたんや。教えてくれ」と言うんです。

この言葉で目の前の霧がパーッと晴れたような気がしました。「そうや。たとえ借金でも、これだけの金額を借りたわしはやり手や」と自分でも思えてきた。気づいたら「出直してきますわ」と金策に猛然と飛び出していましたわ。

どんな局面でも人間は投げ出したらあきまへんな。「わしはやり手社長や」と思い込んだら何とかなるものです。無事お金を用立てることができ、不渡りを出すことなく、危機を突破しました。

創業5年で借金7000万円、倒産直前からの飛躍 (2ページ目):日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

私はこの短いインタビューの中に人生を変える本質がギュッと詰まっていると感じます。特に大事なのはこのブロック。

藤原社長から「越智君、一体なんぼぐらい借金しとるんや」と聞かれたので、「合計で7000万円ありますねん」と話しました。

そのとき藤原社長は驚いた顔でこう言ったんです。「なんやて。おまえ、やり手やのう」と。よもやそんなことを言われるとは思っていなかったのでびっくりしました。

藤原社長は「俺は店を担保に入れて3億なんぼ借りるのが精いっぱいやった。おまえはどないして担保なしで7000万円も借りたんや。教えてくれ」と言うんです。

この言葉で目の前の霧がパーッと晴れたような気がしました。「そうや。たとえ借金でも、これだけの金額を借りたわしはやり手や」と自分でも思えてきた。気づいたら「出直してきますわ」と金策に猛然と飛び出していましたわ。

※太字加工筆者

創業5年で借金7000万円、倒産直前からの飛躍 (2ページ目):日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

7000万円の借金を作ったニッチもサッチもいかない絶望の淵に立たされた経営者が立ち直るにはどうしたらいいか?上等の戦略や戦術よりも、やり手社長として借金返すと本人が決心することのほうがよっぽど効きます。私は経営コンサルティングというお仕事をしていますが、自分が事業者さんに対してできることは、ぶっちゃけたが知れていると思っています。なぜかというと、当事者の気持ちの持ちようのほうが私のコンサルティングよりもよっぽど大事だからです。手伝いはできるかもしれません。でも、あくまで主役は事業者様ご自身なのです。

コロナ禍で売り上げが激減した事業者様、働き場所がなくなって途方に暮れている方々、非常に厳しい状態ではありますが、不安やあきらめの波にどうか飲み込まれないで。どんなに打ち手がなさそうに見えてもできることはあります。この局面で幸せになるとご自身で決心することから始めてみてください。もうどうしようもないと思っていても出口は必ず見つかります。お読みいただきありがとうございました。

【現場からの直言】地方の小規模事業者売上を上げるために必要なことは?

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みなさま、こんにちは。さて、今日は硬派の話題を。私は秋田市を根城にコンサルティングを生業としています。一部、上場企業に勤めている方ともやり取りがありますが、クライアントの大半は小規模事業者です。小規模事業者の定義は下記の通り。

業種分類中小企業基本法の定義
製造業その他 従業員20人以下
商業・サービス業 従業員 5人以下
出典元:https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

定義上はこうなっていますが、実際は従業員数名またはお一人で事業を営んでいる方が殆どです。では、こうした小規模事業者の売り上げを上げるためにはどういう支援が必要なのでしょうか?個別具体的なやり方ではなく、考え方=戦略の視点で考えてみましょう。私の考えは至ってシンプル。それは、ひたすら実践的な売り上げアップの事例をシェアし、実際にやってみる”場”だと考えています。

では、現状の支援はどうでしょう?地方都市では、自治体主催や商工会議所様主催で様々なセミナーが開催されたり、経営相談会などのイベントが主な支援のあり方となっているのが現状です。知識や専門的なアドバイスを生かして、自分でやってみて下さい。というスタンスが多い。実際、こうした地域や専門的なアドバイスを小規模事業者の売り上げアップまたは経営改善に役立っているのでしょうか?私の見立てでは、一人会社が中心の小規模事業者様の大半はこうしたセミナーや経営相談会を有効活用できているとは言い難いと言えるでしょう。なぜか?それは、セミナーで得た知識や専門的な知識を現場で使うことが非常に難しいからです。

セミナーで学んだ知識は、業種ごとに個別にカスタマイズされるわけではありません。ぴったり自社に転用できそうな施策と出会う確率は非常に少ないのです。私はこれから、小規模事業者の売り上げをアップさせるために必要なのは、まさにこの点のテコ入れだと思います。

簡単で、汎用性が高く、いますぐ試せそうな売り上げアップの施策をひたすら教えて実践していく場を作るのです。小規模事業者の大半は一人で様々な業務を兼任しており、複雑なことをやる時間はなかなか取れません。どれだけ成果が出るアドバイスや施策であっても実施することが結局できないケースが多い。これからはそうではなくて、ひたすら小規模事業者がすぐに試せる実戦的な施策を教えていく場が求められています。同じ小規模事業者の事例が共有されればなお良いでしょう。

チラシ刷新などはお金がかかってしまうので、アナログな施策よりも、GoogleマイビジネスやSNSなど無料かつ定量的な施策の方が良いかもしれません。切実に売り上げを上げたいと考えている小規模事業者様の立場に立って、より実戦的かつシンプルな施策を私はたくさん伝えていきます。お読みいただきありがとうございました😊

”起業する=稼ぎが増える”とは必ずしもならない

こんにちは。起業をこれから考えている人は増えているのかな?私が個人事業主として開業した時よりは随分増えた気がします。それを踏まえて、今日のブログ記事は誰かにとって役立つと勝手に期待しています(笑) ではお楽しみください。

世の中にはたくさんの起業に関する本や官民主催のスタートアップイベントがありますが、中身は大体似たようなものになりがちです。それが悪いとは言いませんが、諸般の事情で起業にまつわる都合の悪い事柄には伏せられがちな傾向があります。地方都市の場合は特にそれが顕著に表れている気がする。

具体的には、なぜ起業でうまくいかないか?なぜリーマンショックを乗り越えられなかったか?なぜ何年たっても所得が増えないのか?などの話題。実際つぶれている会社は年間数千件以上全国に存在しているわけで。ちなみに、起業はこうすればうまくいくというのは意外に当てになりません。

こうすればうまくいくという成功パターンを編み出すための前提条件は外部環境を的確に捉えることができてかつ外部環境の変化に合わせた打ち手を講じていく、それが一昔前の成功ハウツーでした。ただし、そのハウツーはもはや通用しません。人が世界をと捉えるスピードよりも世界の変化の速度の方が何十倍も速いからです。実際、ここ数十年で、世界がフラット化してインターネットで世界中でつながり、ちょっとしたニュースが瞬時に世界を駆け巡り大事になるというシステムが出来上がってしまいました。

要するに、これからは、パターン化では乗り越えられないケースが年々増えてくのです。それならば、こうしたけどダメだったという経験から学び、そこの対策はしておく必要があるのだなと自分の考え方・思考の枠組みを広げつつ、修正しつつという行動を積み重ねていくほうが実は大切。ハウツーではなく感じ取り変化していく時代と言えるかもしれません。話題が逸れた(笑) 閑話休題。

さて、すっかり横道にそれましたので軌道修正。今日話題にしたいのはまさにこの手の不都合な話題の代表格、所得=収入についてです。あまり語る人がいないけど、私はこの手の話題を起業前からしっかりと意識することが肝心だと思っている。

起業にまつわる大きな誤解の1つに、起業=稼げる,儲かるという考え方があります。FXや仮想通貨,デイトレなどで稼いでいるごく一部個人事業主さんや、将来的な株式公開を期待され、資本金数億円以上の会社やベンチャーキャピタルファンドから大量の資金援助を受けて起業した一部の社長を除きますと、起業は必ずしも稼げるわけではありません。この傾向は地方としてであればなおさらそう。

店舗を運営するビジネスでも、法人を相手にしたビジネスでも、なんでもそうなのですが、店を構えるのと稼ぐことは全く別次元の話題です。分かりやすく言うと担当違い(笑) よく考えたらわかるのですが、どうにも起業セミナーではあまりこうしたテーマを伝えません。ただ、私はこのテーマは相当重要だと思っています。なぜならば、店を構えるなど何かを形にしたくて起業する人よりも、意識のどこかで所得上昇を念頭に、〇〇になれば、儲かるかもしれないと考えている人のほうが多い気がするからです。

所得上昇を軸にした華やかな起業ストーリーに魅せられて起業した人は意外に脆い。なぜならば起業直後、独立前の所得と比べて増えるケースはあまりないからです。数年後は分かりませんが、独立直後の所得はまずもって下がると認識しておいた方がいい。

これは私の肌感覚ですが、起業した方の所得が、高給取りの代表格として挙げられるインフラ系企業に勤めるサラリーマン、地方公務員の年収を上回るケースはかなり少ないです。私ならできる人という人も中にはいます。ただ、その人たちのように、「〇社と〇社に営業し数億円の売上をつくる。そして、私の役員報酬も上げる」などのプロセスを描けて、それを具体化実行できる人はいません。一種のスーパーマンなので。そして、地方都市ではますますいまいません(笑)

なので、起業する人は所得が減っても、今のサラリーマンよりも稼ぎが減っても、それでもそれをなしたいか?ということをぜひ問いかけるようにしてください。あなたが起業しても所得はきっと減りますよ。私だってそうでした。

でも、金融資本主義末期の令和時代、所得も大事。それ以上に大事なモノがあるから起業をなすのだ、そんなマインドを持つ人が未来を切り開いていくのでしょう。

起業は必ずしも所得が増えるわけではありません。ただ、それ以上の生きがいを生み出すことができる行動であることは間違いありません。所得にとらわれず、自らなしたいコトを大事にしてください。所得は数年後増えるかもしれないからいいじゃないですか。目先の金のとらわれないこと、実はこれが大事です。お互いがんばりましょう

追伸)定期収入がなくなることは本人にしてみると大したことがなくても、奥様や旦那様にとっては命レベルで大事に捉えているケースが少なくありません。起業を考えた際はその辺の意識のすり合わせとそれでも応援して頂くという調整が大切。

                                          中通の事務所にて記す

拝啓、これから地方で起業をしようと思っているあなたへ

こんにちは。2021年も残りわずか。12月は比較的穏やかな月になりそうだなと、スケジュール帳を眺めていたの先月が懐かしい。結局、年末までびっしり仕事の予定で埋まってしまった。コロナ以降デジタル分野や事業自体を見直そうとという動きが増えたのだろうか?秋田県内の様々な地域を飛び回り、非常に忙しい1年でした。

さて、今日は、これから起業をしようと思っているあなたに本当のことを伝えたい。なぜかというと、メディアや行政で取り上げられる起業の実情がどこかズレていると感じることが多くなったから。起業すれば満足、自分のお店ができれば満足、というタイプの人は見ない方がいいと思う。起業してサラリーマン時代よりも稼ぎたいと思っているがどうしたらいいか分からない、世に出回っている起業物語はどこか浮世離れしているから嫌だ、起業をする上で本当に大事なことを知りたいなどと思っているという人はぜひ読んでほしい。

私は5年前、生まれ育った秋田市で”コンサルタント”として開業しました。当時は”名乗れどはたらけれど益少なし”という状況だった気がします。収入はありましたが、固定費を引くと数万円レベルまたはマイナス収支。実家に居させてもらったのでなんとかなりましたが😎 実際、秋田のハローワークで出されている民間企業の求人票の給与や条件が羨ましく思えたこともありました。 起業してよかったなぁと思ったことはあまりなかった気がします。人生は半ば諦めていたかな?

ただ、このままでは終わらないし、未来はあると信じてました。思うだけでもなく実際に行動を1つ1つ実行していったことは我ながらナイスプレイだと思う。おかげさまで今は他の求人票を羨むことは一切なくなりました。知名度はありませんが、仕事をお声がけていただく人や組織は随分増え、カンパニーもファミリーもみんな基本的に幸せに暮らしています。決して最初から順風満帆だったわけではない分、語れることも多いだろうと思っています。次回から始まります。