今、新世代純米酒がアツい。初心者でも楽しめる。ロックやヒップホップとか好きだった人たちはハマるはず【AKABU,春霞,横山五十など】

こんばんは。最近は真面目な投稿が多かったので路線を変更。テーマはずばり日本酒。私は昔、日本酒は大した興味はありませんでした。酒どころ秋田に生まれたにも関わらず。アルコール度数が高く、味も香りも濃い目の日本酒がどうも苦手でして、「日本酒はどれも同じだろう」という偏見の塊(笑)で、もっぱら食事の際はビールを嗜んでおりました。ですので、東京サラリーマン時代は日本酒なんて目もくれず、時が過ぎる。。。

状況が変わったのは秋田に帰ってきてから。自分でいろんな料理をするようになりまして(和食時々中華料理中心)、料理をするうちに、「食事の旨さを引き出すお酒」に対する興味が高まってきました。ビールやサワーも食事に合うのですが、時々飽きる。流し込むのではなく、深みを感じたい時もたまにはある。和食割烹や上質な居酒屋さんに行った気分でゆっくりと食事を楽しみたい時ってあるじゃないですか?そうなると何の出番かというと”日本酒”の出番となりました。

それで日本酒をいろいろ調べ始めました。といっても専門知識があるわけではないので、製法や歴史は参考程度に拝見し、主に「用途」の観点から日本酒をDIGる日々。ここでいう「用途」は食事に合わせやすくて、主張が強くなく味もクリアな感じというイメージで考えた。これは結構大事。昔、よくわかんないが洋楽のロックなどにハマってしまった人たちは深く共感すると思うが、結構ボリューミーな前提知識が必要とされるジャンルを学ぼうと思ったらまずは絞ることが大事なのだ。ロックのすべてを一気に理解しようとすると挫折するからな。サイケデリック・パンク・ハードコア・ポストロック・ガレージロック・ダンスロックなど初心者が全部把握するのは無理だよね。それと同じ。

ということで、自分の用途にあった日本酒を購入して飲む日々。食中酒にぴったりとされている日本酒は結果的に純米酒が多かった。それでそれがマジおいしくてね。マスカットみたいな味がしたり、柑橘系の味がしたり、炭酸水っぽいのがあったり、それはそれはとても楽しめました。その中でも特にこれは美味しかった日本酒を紹介してみます。自分自身の情報整理の意味も込めて。

まずはAKABU。兜を付けた武将が目印のお酒。一見するとガツンと来る日本酒かな?と思ってしますがところがどっこいそれが違う。バンドは強面だけど曲聴いてみるとめっちゃ美メロやんっていうあの感じ。AKABUは本当に飲みやすい。口に入れた時も主張が強くなくライトでフルーティーな口当たり。女性にも結構ファンがいるみたいよ。ぜひチェックしてね。

岩手の日本酒 – 赤武酒造【公式】 (akabu1.com)

お次は地元秋田の日本酒春霞!これは結構有名な蔵元さんなので知っている人も多いのでは?美郷錦で醸すお酒も作ってる。湧き水で有名な六郷エリアの蔵元だよ。あのNEXT5のメンバーでもありますね。個人的にはいわゆる日本酒っぽさを残しつつも、くどくないかなり飲みやすい日本酒かと。和食にも肉料理にも合うよ。なによりも喉にスーッと入ってくる感じも好きだよ。ファンが多い日本酒だすな。有名なのは緑ラベル。ぜひぜひ。

春霞 栗林酒造店 (harukasumi.com)

最後にご紹介するのは秋田からは遠く離れた長崎にあります「重家(おもや)酒造」さんが醸すお酒「横山五十」!このお酒は本当においしかった。だってさ、ほぼワインなんですもん、白マスカット!なんでこんな味が生み出せるのか?それはやはり長崎県壱岐市の自然がなせる御業なのか・・・・ホームページにも書いていますが、壱岐のお水はミネラルたっぷりで日本酒造りに大変向いているそうです。いつかいってみたいな壱岐。

【公式】 長崎、壱岐市の日本酒・焼酎蔵 「重家酒造」横山五十、ちんぐ (omoyashuzo.com)

まだまだ魅力的な日本酒はありますが、今宵はこの辺で。それではまた!

「麹のある生活〜醤(ひしお)を作り、歴史を感じる。feat.備前長船名湯味噌本舗@岡山県」

こんにちは。今日は皆さんいかがお過ごしですか?私は休みの日は料理(クッキング)をすることが多いです。和食はあまり得意ではないので、イタリアンや中華などを気の向くままに作っています。一種のストレス解消も兼ねています。

さて、そんな私のクッキングですがトレンドが入れ替わります。トレンドといってもそんな大袈裟なものではありません。”しょっぱい調味料を使おう、山椒を使おう、塩豚肉を使おう”などざっくりしたものです。そんな中、最近のトレンドはズバリ発酵食品。味噌は某秋田県南部にある老舗味噌屋さんの力を借りて、自家製のなんちゃって味噌を去年から作っています。これが結構美味しくて。なので、2022年はもっと麹の世界に浸かろうと思っていまして。。。

現在進行中の発酵食品づくりはズバリ醤(ひしお)!ご存知ですか?紀元前からあったとされる調味料で、お醤油のルーツとされています。日本史に本格的に登場し始めるのは奈良・平安時代から。以下、キッコーマンさんのサイトからの引用です。

奈良時代に制定された『養老令』(757(天平宝字元)年)によると、宮廷の料理を司る大膳職(だいぜんしき)で醤がつくられ、主醤(ひしおのつかさ)という役人が置かれていました。平安時代に入ると、「供御醤(くごびしお)」など、数種の醤とともに「滓醤(かすびしお)」「醤滓(ひしおかす)」の記述が登場します。これは醤が液状の調味料であったことを示しています。

https://www.kikkoman.co.jp/soyworld/subete/history.html

宮廷料理にも登場していた醤(ひしお)。お上品な調味料であったのでしょうかね?どんな味がするのでしょうか?早速興味をもった私は検索活動へ!なかなか売ってない代物なので自分で作るしかない😊 結果、岡山県の備前長船名刀味噌本舗というところでひしお作りのもとをGETできることがわかりました。ちなみに、サイトと商品はこんな感じ。

▼名刀味噌本舗

発酵の奥深さに魅せられた 真面目なこうじ屋 名刀味噌本舗は岡山県瀬戸内市備前長船にある味噌屋です。初代が醤油技師だった経験を生かして、昭和29年に『こうじ高原』を創業。日々、発酵と向き合いながら、乾燥こうじをはじめ、無添加のあま酒や味噌などを製造しています。URL:http://www.meitoumiso.com

▼ひしおのはな

ひしおは味噌や醤油のルーツといわれる伝統食品。いつでも気軽に手作りのひしおが楽しめます。そのままでも、調味料としても大活躍。発酵生活を始めるのに一番簡単なひしお、夏場だと約2週間で出来上がり、生きた酵素、乳酸菌、酵母を食生活に取り入れることができます。名刀味噌本舗の1番人気商品名刀味噌本舗ホームページで、お買い上げのお客様には「つくり方パンフレット」をプレゼントいたします。URL:https://meitoumiso.ocnk.net/product/15

早速注文して現在進行形で醤作りに勤しんでいます。特に難しいわけではありません。基本はほったらかしで毎日かき混ぜるといった感じですね。ちなみに現在の我が家の醤はこんな感じ。

醤絶賛発酵中!!

あと1週間くらいでできるのかな?興味ある方はお裾分けしますのでお気軽にお声掛けください笑 さて、本当に今は忙しく慌ただしい世の中です。世の中の流れはどんどんデジタルへ。そして、5Gへ。結構疲れますよね。そんな時はぜひ発酵食品をこそっと作ってみましょう。昔の日本人はこうやって作っていたんだなぁ。とか、昔の人と同じ味のものを今食べているんだなぁとかプチタイムトラベルができます。歴史とのつながりを感じることができれば生活がきっと豊になりますね😊 発酵食品を食べて元気に6月も乗り越えましょう♪